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*詩集*  作者: れむ
117/125

【詩】一緒に

「一人じゃ何にもできないくせに」って

吐き捨てられた頃 何もできない自分に悲しくなったけど

今は それで”当たり前”だって分かるよ 

この試練は初めから 一人用じゃなかったんだ


一緒に  行こうよ!


たくさんの優しさに  僕は救われた

愚痴も、皮肉もこんなに溢して

楽しいことも何一つ持ってない僕だったけど

この手を離さないでいてくれる誰かがいるって

やっと 気づいたから…

一人じゃないことは こんなに勇気をくれる

今度はそれを  君に教えてあげられる人になりたいんだ




一緒に  生きようよ!


いつかは僕も   消えたいなんて考えたけど

誰かに「消えろ」って言われて 消えんのはしゃくだったからさ

嫌がらせに 「じゃあ生きてやろう!」って思うんだ

そんなやつらのために 僕らが命を絶つことないよ

こんなちっぽけな教室せかいが 全てじゃない

いつか 絶対 ぜっったい 

「生きてて良かった…!」って  君に思わせるから

今は  刃を握るその手を、僕と繋ぐために使ってほしい

    



一緒に  泣いてあげるよ…


笑うのが苦手な僕らだから  一緒に笑うことはできないけど

似たような涙を重ねた僕らだから 誰より涙と寄り添うのは得意なんだ

同情する術も、慰める術も知らないけど…

君の涙が止まるまでは同じ痛みを抱えて泣くよ

君の涙が上がるまで…




     日向えがおへ送り出すまでの傘になるよ

笑うのは苦手だし、誰かを励ますのなんて全然できないけど

誰かの 涙 に寄り添うことはできるような気がする…

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