表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

天命

作者: 村川葵


「キックハイ」


ラインを越えた場所から見えた、

太陽は、

本当に美しかった。

殺戮し、

寂しそうにピアノを弾く美穂。

彼女の言葉で、

愛を知った。


涙を流す司。


由香里は、

何食わぬ顔をして白衣に袖を通す。


偽りの楽園。

無邪気に。

この世の最期の場所で知った、

友情と愛情。


ユウリの笑顔が優しく愛しい。

盗まれた星屑。


八時を知らすサイレンが鳴る。


全てが殺された部屋の中。


美穂に言えなかった全ての僕自身の告白。


ラインを越えた偽りの楽園で。


今日も僕は最期の日々を心に想う。


「●x」


今、僕は3号神戸線を飛ばしています。

尼さんに好きですと告白されました。

世界をお前の思い通りにしてやると十字架にかけられました。

地球に住む、

全ての情熱のカタマリを愛する人々へ。

絶え間ない俗なる人間達へ。


「DAY1988」


世の全てをに脱がそうとしている罪をお許しください


「ライオン」



ライオンよ。

君なら出来るライオンよ。


「llll3219」


赤いストラップをぶら下げ赤いキャンディをほおばる。お前は僕になった。


ryou」


素直に阿呆でいる僕の人生は心地よく。毒と愛。僕はどちらもほしい。

心地よく。

両手を見つめる。

夜明けがそろそろぼちぼちとやって来る。

瞳に映るもの。

その全てに触れたくなった。


僕は伝言をこの世界に残せるだろうか。

僕は僕を作らずにこの世界に生きている。


僕だけの僕のみの孤高を演じる世界に侵入できる、

人、

唯一無二の貴女のために。


「yhyhyhyh」


僕は跳ねている世界を観ていた。償う。

形無き人々。僕の足は南を向くのだ。

オーバードライブの新鮮な音の中で。

お前の唇に僕の唇を寄せていたいだけ。


「Yは天使の記号」


全てが生き様。

聞いてくれるか。

僕の生き様を。

エレベーターの中、

僕は彼女にキスをした。

彼女の生き様を受け止めることにしたんだ。

彼女はブルーに染まる天使のようなきれいな人だから。


「擬音」


擬音がする中、

僕はギターの6弦を張り替える。

僕は偶然に出会えた彼女を愛している。

彼女はきっと、僕の描く詩を詩っていることだろう。

彼女との時間が出来ますようにとお祈り。

心配ないよ。

出来るよ。

もうすぐ。

会えるよ。


もう、大丈夫。


「キッチンのキャンバス」


キッチンでデッサン。

願いと幸せ。

夢の中へおかえり。

僕は今日も描いています。

苦悩と葛藤の中で。


「アイLove」


貴女が泣くなら僕も泣く。

きれいになったね。

15年後の二人の太陽。

アイLove。

二人の本当に大事なせつない時間。


二人して新しい扉を開けようよ。


二人の本当にせつない、繊細なる時間がきれいに並ぶ。


好きです。

心の底から好きです。


僕が死んでもこの部屋に掃除機をかけてくれますか。


「天命」


天命は生きる事。

走る事。

ベッドで愛を語る暇があれば、

僕等が好きな場所で、

僕はあの人とキスをする。

平凡。

退屈。

生活。

似たもの同士の二人。

一億の悩みを抱え生きる事が天命である。

ただ、

それだけでいいではないか。

詩はきれいに汚すこと。

約束。

ただ、

それだけでいいではないか。

オリジナリティ=コダワリノクサッタモノ。

聖なる人へ。

俗なるあなたへ。

二人の部屋に、

いつもの普通の日々を僕は用意する。

天命が下されし夜に人は嘘を吐けない。

雷鳴と雨の音。

一億の苦悩に美しい祝杯を。

僕はあの人にキスをした。


天命は愛する事。

死ぬ事。

それだけで、

いいではないか。

ただ、

それだけで。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ