文化祭②
楽しみすぎて寝れない時間が大分経った。
ついに文化祭だ。と思うとテンションが上がりすぎて目が覚めてしまう。
「んー、寝れない。」
何度も何度もゴロゴロ布団の上で寝ていた。
しかし、気づけば朝になっていた。
目が覚めるとしーんとしていた。
リビングにあるテーブルの上にはたくさんのメモ書きが残っていた。
『戸締まりよろしく!』
『文化祭は11時からやってる』
『文化祭のチケットは隣に置いてある』などと書いてあった。
「みんなもう出たのか…早いな。ん?今…11時!?!でないと!!」
急ぎ支度を済ませ、優月ちゃんからもらった地図を手にしながら学校へ向かった。
*****
しばらくして、学校へ着いた。
賑やかな文化祭という感じだ。
「受付は…」
辺りをキョロキョロしてると、受付が目に映る。
列に並び待っていると順番が回って来た。
「生徒の名前と関係性教えてください」
「木田優月の叔母です!」
「何か関係を証明出来るものありますか?最近不審者が多くて、」
「……関係の証明。あ、あ…あの、何歳の優月ちゃんとの写真見たいですか…?あ、でも5歳より前の優月ちゃんは可愛いすぎるので見せたくないから6歳より先でお願いします」
「はい?」
「あ、これ見てください…優月ちゃんが初めてお手伝いしたお小遣いで私にお礼って言ってビーズの指輪買って来た時の写真…あ!こっちはクリスマスパーティーのやつなんですが…」
「もう結構ですので…」
悠花は担当の先生が困惑していることはさておき
優月の可愛い過去の写真を見せ続けた。
そんな二人を優月とクラスメイトが窓からみていた。
「何あれ。鈴木が困惑しててやば」
「…!悠花さん!?!!」
「え、あっ……木田さんー!」
優月は二人の元に走って向かった。
悠花は優月の足音に気づき振り向くと優月に手を握られ校舎へ連れて行かれた。
気づけば、人気がない女子更衣室だった。
「悠花さん、何してたの…」
「先生が、私と優月ちゃんが関係してる写真ないかって言ってたからたくさん見せてたの~どれも可愛くて困ったものだね…」
「恥ずかしいからあまりしちゃだめ。」
「……かわ、あ。優月ちゃんメイド服だ~可愛いね。似合ってるね。写真撮ろ!」
「…うん、私にも送ってほしい。」
カメラ加工アプリを利用し、二人で写真をたくさん撮った。
アプリはとても便利で色々な加工を設定出来るし、耳とかの効果も自由だった。
「また思い出…増えたね。嬉しい」
「そうだね。文化祭一緒に楽しもうか!」
「あっ…あの、悠花さん。お願いあるんだけど」
「なに?」
「うちの制服着てほしい…」
恥ずかしいがりながらもロッカーから自分の制服と思われるものを取り出し悠花へ差し出す
「…えっと、あの。おばさんだよ…?流石にキツくない…?」
「全然!」
「…はい。じゃすぐ着替えるね。」
姪のお願いには弱く、制服を受け渡されると
その場で着替え始める。
もちろんサイズは優月ちゃん用だから入るわけもなく…と思っていたら案外着用出来た。
「…おぉ、制服可愛いね。満足…?」
「このまま…一緒に回りたい……」
「う"…さ、流石にそれは……」
「…ダメ?」
「よし、回ろう!!!もうどうにでもなれ!」