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ターゲット  作者: Mont Blanc
3/5

日本・スペイン編〜東京築地・北海道札幌・スペインバルセロナ〜

ターゲットの3話だお

 〜午後7時 東京 築地市場〜


陸『マグロうまあああああああいいいいいい‼︎』


須堂『・・・・・・・・・・・・』


 いや、ナニコレ。え。さっきまでの逃走劇はなんだったの???なんで俺達マグロ食ってるの???

あの女から逃げた先にはとても大きい市場があり、陸はそれを見た瞬間人が変わったように行こうを連呼。腕を引っ張れて連れてこられた。


須堂『いや、美味しいのはわかるけどさ?どうするのこれから。俺たち追われているんだよ??』


陸『ビrhbんりbhtrjbsjrtbjrjtjbwsthgsrゴクンだな‼︎』


 いや、わかんねえよ。食いながら喋んなよ。だな‼︎しかわからんよ。

時間は刻々と過ぎていった。食べ終わり、僕たちは今晩泊まるホテルへと向かっていった。道中、また変な奴が付いてきてないか確認しながら、ホテルに戻った。しかし。ホテルが目の前に見えた時それは、普通じゃ考えられない事が起こっていた。


陸『ホテルが・・・・・・・』


須堂『燃えてる・・・・・?』


 急いで、戻った。着替えなどは、大きいバックに入れ、ホテルに置いたままだった。


陸『あ〜・・・・・・・まじか・・・・』


須堂『どうしよう・・・・なんでこんなこんな事に・・・・』


 すると、須堂は何かに察した。後ろから気配。振り向くとそこには公園で見た。女の人と同じに見えた。


須堂『お前は誰だ?・・・・・・』


 女の人は。優しい口調でこう答えた。


ナーシャ『私は ナーシャ。 紅茶会の一人・・・・・』


 紅茶会???なんだそれは??聞いたことのないワードだ。


陸『・・・・・目的は????』


ナーシャ『須堂。君を私は殺さなくてはならないの。』


 と言った瞬間。ナーシャの手からキラキラ美しく光る糸が、僕たちに襲ってきた。気付いた時には僕の頬から血が意識が無いように垂れてきた。


陸『逃げよう‼︎須堂だめだここにいたら‼︎』


 陸はそう言い逃げようとした。しかし色々な所にその糸が仕組まれている事がわかり。下手に動いたら体バラバラで人生終わりになる所だった。


ナーシャ『エヘヘヘヘ。ナーシャ偉いでしょ???これでね・・・・逃げることは・・・・出来ないのおおおおおおおおおおお‼︎‼︎‼︎』


 無数の糸が僕達に襲ってくる。なんで、ここで死ななきゃいけないんだ。しかも、ターゲットにされてない陸も殺されるなんて・・・・・クソ・・・・なんで・・・なんで・・・・と諦めて死を覚悟した瞬間。


陸『あ〜らよいっと』


 陸は彼女の目の前に行き彼女の腹に素早い強烈なひと蹴りを入れた。すると彼女は3、いや5メートル以上吹っ飛び、こう嘆いた。


ナーシャ『??????????痛い・・・・・・・。』


陸『女の子に暴力はまじで振るいたくないんだけどさ・・・・・・。こればかりは許してよ・・・ね?』


 陸は構えた。なるほど・・・そういえば・・・あいつ大学入ってから合気道始めたんだっけ???いや、そもそも合気道って蹴りとかすんのか???もう訳がわからん。でもこれでターゲットは陸に向いた。・・・おっ‼︎だったら俺は・・・・。須堂はふと思いついた事を行動した。


 そして陸。


陸『(ありゃあ〜〜〜〜あれは完璧に怒ってますわ〜〜〜〜。どうしましょ〜〜〜。)』


 内心はビビリながらも、彼女の攻撃を捌いていた。しかし。あの特殊な糸がめちゃくちゃに痛い。


陸『(糸はあんまり触らんほうがええな・・・。しかしこの糸何で出来ているんだ??)』


 冷静に。そしてふざける。これが加藤 陸の真髄であった。すると。彼女の手を見て。陸はこの女糸に触れないで俺たちを攻撃してる???だったら、その糸を何らかの装置で動かしているのだったら・・・・・。陸は隙を見つけは彼女の体の一部に触れた。


陸『(足にはない。手にもない。お腹は・・・ない。胸はcカッp・・・ゴフンゴフン。・・・見つからない。じゃあここはどうかな)』


 陸は彼女の僅かにしかしないパンチをクルリとかわし背中に裏拳をかました。するとゴツい機械みたいなものが背中にある事がわかった。


陸『あった‼︎‼︎よしこれを、ぶっ壊せば・・・・』


ナーシャ『くっ・・・マズイ・・・・』


 糸を動かしてる機械に気づかれてしまった。ナーシャは、糸の数を増やした。ここで終わらせる。その意味にしか陸には見えなかった。


ナーシャ『死になさあああああああああいいいいいいい‼︎』


 巨大な糸の塊を両手で血だらけになりながら、捌きながらかわした。


陸『そんなでかいもん振り回したら。次の行動に遅れが生じちゃうね‼︎』


 正確に狙いすまし、背中の機械を本気の正拳突きを与えた。そして。糸が動かなくなり、陸はその場で腕の関節をしめて彼女を地べたに這い蹲させた。


陸『はあ、はあ、どうだ。もうこれで動かんだろ‼︎』


 力を入れる。バキンという音が聞こえる。


ナーシャ『ああああああああああああああああああああ腕がああああああああああああああああ痛いいいいいいいいいいいいい・・・・・・・・バタン』


 完璧にへし折った。彼女の右腕はもう動かない。そして痛みで気を失った。見た目からしてまだ若い。戦いの技術も最近ようやくましになった方だろうと陸は推測した。そう考えてるうちに須堂が何かを持ってきた。


須堂『そこら辺のこのキラキラした糸集めてきた。すげーなこれ。よく見たらギザギザ付いてるよこれ。』


陸『しかも。よく見るとベルトコンベアみたいになっているな。なるほどね。電気を通したらチェンソーみたいに動くのか・・・・・恐ろしいもの触っていたんだな俺・・・・・』


 俺達はこの糸を利用してナーシャを縛った。目を冷めた時暴れない様にする為である。するとナーシャのポケットから着信音が鳴った。陸はポケットからケータイを取り出し。こう言った。


陸『お電話お代わりしました。コールセンターマスダの加藤 陸です。今回はどの様なご用件でしょうか〜〜〜。』


 沈黙を呼ぶ男。加藤 陸。怖すぎるまじお前の性格が。すると、電話をかけた人からこう聞かれた。


???『ナーシャは死んだのか???』


 と。その質問に対し、陸は。こう答えた。


陸『いいえ。死んでませんお??ただ、気を失ってるだけですね。』


???『スピーカーにしろ。そして叩き起こせ。』


 陸はナーシャを優しく揺らした。するとナーシャはゆっくり目を開けてこちらを睨んだ。すると電話をかけた人からナーシャに対してこう言った。


???『お前はもう使えない。今すぐおとなしく死ぬがいい。』


 すると、ナーシャの体が風船の様に膨らみ、膨らみ続け最後は破裂した。あたり一面に血液が飛び散る。そして、大腸、心臓、小腸などの器官が様々なところに血液と一緒に飛び散る。須堂は吐いた。沢山のゲロを。見るに耐えれなかった。一方、陸はキレていた。いや、ぶちギレ。だろうか。もしくはそれ以上にキレていたのかもしれない。そして陸はケータイに向かってこう言った。


陸『なあ・・・・・テメエら。今何処にいる。』


 向こうからは何も反応が無かった。そして通話が終了という文字が画面に映った。すると陸はケータイを片手で潰し、あいつら絶対にぶっ潰すと言った。しかし、まず、何処に行けば良いのかわからなかった。すると須合はナーシャが着ていた服を漁りだした。すると。服の中からロケットペンダントを見つけた。そのロケットペンダントを開き中を確認してみるととある事がわかった。


須堂『この子・・・・・多分スペイン出身だ・・・・。ほら、陸これみて。これ。確かこれはスペイン語だよ。もしかしたら、こいつらの本拠地はスペインかもしれない。』


 陸は須堂に対してそうだなと言っただけ。陸はあの言葉に引っかかった。紅茶会。そう、陸にはスペイン=紅茶とは考えられ無かった。ただそれとは別に。そのロケットペンダントにはある地名が書いてあった。それは、スペイン語だったが、俺たちには読めた。








Barcelona (バルセロナ )と。










 次の日午前8時


陸「よく寝れんかったな・・・・須堂・・・・・』


須堂『ああ。気が狂いそうだ・・・・・・・』


 僕たちは、昨日泊まるはずだった、ホテルが灰になってしまったので急遽、カプセルホテルに泊まった。結局、俺達3日間旅行を楽しんだ。1日目は死ぬ思いをしたが。2、3日目はそんなことも無かった様にゆっくり旅行を楽しめた。そして、俺たちは家に戻って来た。安心し切ってた。もうこんなことは無いと思っていた。しかし不幸はまだ続く事を知らなかった・・・・・


陸『ただいま〜〜帰って来たよ〜〜〜。』


 返事がない。


陸『お〜い、ただいまってば〜〜〜。』


 陸はリビングへ行った。そこにはいつも母親、父親がいるのにいない。弟の部屋に行って探してもいなかった。陸は置き手紙を見つけた。


 『お前らの親族全員殺す。返して欲しけりゃ、ここに来い。』


その、指定された場所とは、なんと、スペインのバルセロナ だった。陸はすぐに須堂に連絡した。


陸『おい、須堂、そっちにお前の家族はいるか???』


須堂『いや、いない。まさか。お前も・・・?置き手紙はあったか??』


陸『場所、指定されているだろう。何処だ?』


須堂『バルセロナ 。スペインだ。』


陸『そういえば。ナーシャって子のペンダントにその地名書いてあったな・・・・』


須堂『そうそう、どうするこれから。まじで何をすればいいいのかわからない。』


 正直、自分の置かれている立場を考えても、ただ単によくわからない状態だった。こう陸に伝えた瞬間、陸はすぐにこういった。


陸『だったら、助けに行こうよ。』


須堂『は?』


 何を言っているんだこいつは、またあんなバケモンと戦わなきゃならない事を考えたら、少しゾッとした。


須堂『いや、とりあえず、警察に今まであった事をちゃんと話そう。それからだ。』


陸『ん〜〜〜俺も最初はそう思ってさ?実は言ったのさ。そしたら、ハイハイ仕事の邪魔になるんで〜〜みたいな事を言われたから正直信用ならん。』


 ホテルが全焼した事件はタバコの火が近くのゴミ置場にあった束ねた新聞紙に移り燃えてそこから拡大した。という結論で終わった。その後、僕達がいくら犯人はナーシャという紅茶会のメンバーだと言っても聞いてくれなかった。それだから、陸は警察を信用してない。


陸『俺は本気でスペインに行く。そして、まず家族を助ける。お前はどうするんだ??』


須堂『俺は・・・・・行かないかな。なんか、時間が解決してくれそうだし。とりあえず様子を見てからにするよ。』


 まあ、お前ならそう言うと思ったと陸が言う。大学もあるしサボるわけにはいかねえからなと思い、考えている事にした。須堂の家に近ずく一つの影を知らずに。





 〜次の日 午前5時 北海道札幌市〜


 須堂の朝は早い。何故なら学校に行くのに1時間以上は普通にかかる。乗り継ぎは当たり前、でも、朝は全然問題ないと須堂が言っていた。一方、陸は朝は弱い。低血圧。無理やり起きると鼻血が出る。頭がクラクラすると言うある意味で大変である。睡眠時間は普通は10時間。それ以下は起きたら生きられないと言うのが陸の口癖である。しかし学校までは徒歩3分。沢山寝れて幸せなのである。また、須堂と陸の通っている学校は別。



須堂『ふあああああ〜〜。えーと、今日は確か・・・・・プログラミンングの授業があるんだったな・・・頑張るぞい。』


 一方、陸は・・・・・・


陸『ZZZZZZ お汁粉わあ〜〜〜サンプルしょくひn 〜〜〜〜ZZZZZZZ』


 至福の時をまだ味わっているところであった。



 〜午前9時 北海道札幌市〜


 須堂は札駅(札幌駅)で乗り換えをして学校へいく。そして移動している時も欠かさず勉学に励む。


須堂『(え〜と確かここをこうすると・・・・・・うんそうだね。よし、バッチリだ。)』


 まるで、真面目な大学生である。一方、陸は・・・・・・


陸『ZZZZZZ・・・・・あ、あ、ぜるうばあ、い、じゃn・・・・・・ZZZZZZ」


 冬眠から覚めない様です。



 〜午前10時40分 北海道札幌市〜


 授業が始まり須堂はとても頑張っている。将来の為に役立つ事だと考え一生懸命に頑張っている。


須堂『(・・・・・・難しいな。これは何かの応用なのかな??ちょっとやってみよう。)』


 一方、陸は・・・・・


陸『ZZZZZZZZ・・・・・・ふ、ふああああ〜〜〜今何時だあ〜?え、やば、授業始まってるやん。・・・・・・・・まあ、ええか。あと一時間。おやすミンミンゼミ〜。』


 社会のゴミであった。



 〜午後4時 北海道札幌市〜


 授業が早めに終わった須堂は、サークル部屋に行き日々練習している。須堂が入っているサークルはギターサークル。結構ギターを弾いていたのでその影響で入った。


須堂『(ん〜〜〜チューニングが合わないな・・・・。この曲には、やっぱこれかな)』


 なんとも穏やかである。一方、合気道部の陸は・・・・・


陸『おらああああ‼︎監督の首とったるだあああああああ〜〜〜〜‼︎』


監督『まだまだですね。出直しなさい。』


 と言いい陸の体を空中2回転させた。


陸『ぐおおおおおおおお・・・・・ま、まだ俺は・・・・でき・・・ぐはア』バタン


 なんともアホである。



 〜午後??時 ????


謎の男『はい、とりあえず着きました。あとは、帰ってくるのを待つだけです。はい。はい。』


 謎の男は誰かと通話していた。まるでこれから何か起こるかの様に。


謎の男『これで必ず仕留めます。はい。はい。では・・・・生と死に喜びの祝福を・・・』



 〜午後7時 北海道札幌市 須堂の家の前〜


 サークル活動から抜け出し、早めに帰えろうと思った須堂は今、家の近くの曲がり角にいる。彼はずっとその場に立って様子を伺っていた。


須堂『(なんだアイツ・・・・ずっと家の前にいて・・・・しかも見た事がある黒いフード・・・・・とりあえず陸に連絡しよう。)』


 須堂は陸に連絡して会う約束をした。加えて、待ち合わせの場所を決めた。そして、数分後・・・・・


陸『お〜〜〜い』


 陸が来た。少し安心した。緊張がほどけた。


須堂『やばい・・・多分あいつらが家の前に来てる・・・』


陸『まじか・・・・行動早すぎだろ。どうするの?今から?』


 正直、前みたいに殺すことはできないだろう。家の周りには沢山住民がいるし下手したら巻き込む可能性も出てくる。すると陸はこういった。


陸『だったらこう言うのはどうだ???』


 陸は大学に持って行ってるルーズリーフに書いて説明した。その説明を聞いた須堂は。納得をし、決行した。




 〜午後9時 北海道札幌市 須堂の家の前〜


 まだ、フードを被った男が立っていた。もしかしたら、ずーーーーと待っていたのだろう。須堂 海斗 と言う人を殺すために。しかし、そこに現れたのは、友達の陸であった。そして黒いフードを被った男に対しこう言った。


陸『おい、あんた、須堂を殺したいんだろ???俺あいつが今どこにいるか知ってるぜ??」


 黒いフードを被った人は陸に近ずいて来た。すると陸は、近ずいた分距離をとる様に歩いた。そして。


陸『タダ教える訳ね〜だろ、脳みそすっからかん野郎。教えて欲しけりゃ捕まえて見やがれバーカバーカ。』


 と言いつつ逃げた。すると謎の人は追いかけて来た。


陸『(よし。あとはあそこに無事に着けば・・・・)』


 陸は目的地まで向かった。一方で須堂の方は・・・・


須堂『タイミングが大事過ぎないかこれ???』


 とある高いところで大きな岩石と一緒に陸を待ってた。そう。このでかい岩石で謎の人を潰す作戦である。てかピンポイントで当たるかこれ?ト○とジ○リーじゃないんだよ??これ。そんな事を考えていたら走る音が聞こえて来た。陸だ。須堂は岩に手を添えて落とす準備をしていた。そして。陸が落下地点を通った何秒後かに、今だ‼︎と言い。須堂はでかい岩石を押した。岩石はそのまま進み、そして落ちて言った。そのまま黒いフードを被った人の上にピンポイントで・・・・・。


陸『おし‼︎仕留めた‼︎』


 潰れた部分には鮮血が岩に染みついており誰もが見ても、死んだと言うことがわかった。須堂が落とした岩石を俺達はゆっくりと動かした。内臓のほとんどは潰れていたが、心臓だけは辛うじて動いていた。


陸『この前よりは慣れたな・・・・・でも、きついな・・・・。』


須堂『まあな・・・・・。とりあえず物色してみるか。』


 俺達はその黒いフードを着た人のポケットを漁った。その中から見つかったのは。潰れたスマートフォン、財布、だけであった。正直、思った以上に何も無かった。しかし、漁り終えた瞬間。突然。黒いフードを着た人が炎に包まれ燃えていった。みるみるその人は灰になり、最終的には辺り一面、何も無かった様な状態になった。


陸『な、なんだよこれ・・・・・。』


須堂『訳がわかんねよ・・・・・。』


 考え過ぎてはダメだと思い。俺たちは一息をついた。その後、陸と須堂は須堂の家に向かい、作戦会議、みたいな物を開いた。





 〜午後0時 北海道札幌市 須堂の家〜


陸『お邪魔するze⭐︎』


須堂『キモイ・・・・・・・。」


 陸は須堂の家でこれからどうするかなどを話した。ただ、あまり綺麗にまとまりきれなかった。ただ、ある事により物語が動き出した。


 ガタン。


 家のポストに何か届いた。今の時間帯は郵便局はやっていない。陸は真っ先に届いたものを見に行った。それは、茶色い角2の封筒だった。中を確認するとあるものが入っていた。


陸『これは・・・・地図・・・・?」


須堂『それと・・・航空券・・・行き先は???』


 行き先はスペインのマドリードだった。成る程。招待状てやつかな・・・・?

陸はとても喜んでいた。自分で航空券買わなくていいと。ちゃんと、往復券だから大丈夫と。俺たちは初めてスペインに行く事になった。勿論観光ではない。紅茶会を叩き潰す為に・・・・・・








 〜数日後 午後3時 北海道 新千歳空港 国際線ターミナル〜


陸『さて。行きますかね〜〜〜スペイン。』


須堂『・・・無事に帰ってこれるよな』


 俺たちは今回の目標というものをたてた。まずは。ナーシャの両親に会いに行く。あのペンダントを身につける事からわかる。本当は親思いでは?と。そして、ナーシャの両親に死んだことを伝えること。最後に俺達の両親を見つけ、紅茶会を潰すこと・・・・・。


陸『とりあえず。飯だな。』


須堂『勿論。あれだよな〜〜〜?』


陸・須堂『ラーメン‼︎』


 ズルズルすすりました。


〜午後5時 千葉 成田空港国際線ターミナル〜


陸『ラウンジ・・・・・最高だな・・・・・。」


須堂『こんな所空港にあったんだ・・・。」


 俺たちはラウンジ出発までゆっくりしていた。食べ物が美味しい。飲み物が飲放題。何これ??最後の晩餐??と色々考えてた時。陸からある事を言われた。


陸『なあ、須堂・・・・・死ぬってなんなんだろうな・・・・・・・?』


須堂『ん?どうしたいきなり?』


陸『いや・・・・・なんでもない。とりあえずジンジャーエール取ってくるわ。』


須堂『あ、俺の分もよろ。』


陸『了』


 そして、刻々と時間が過ぎていき出発予定時刻になった。


〜午後8時 千葉 成田空港 国際線ターミナル 搭乗口前〜


 席はなんとファーストクラスというなんとも贅沢であった。俺、須堂はとてもウキウキしていた。ただ、陸は違った。険しい顔、そして悲しい顔にも見えた・・・・。すると陸が。


陸『なあ、須堂帰ったら、温泉に行こうな。そして、サイクリングも行こうや・・・・。』


須堂『もちろんだよ。行く行く‼︎』


 この時はまだ知らなかった。この先待っている運命がどういうものか。




 〜??? ?時 ????〜


???『奴らは乗ったか??』


???『うん、乗ったようだね〜〜〜。でも、あの子かわいいな〜〜食べちゃいたい〜〜。』


???『変なことを言わないの。仕事だよ??し・ご・と』


???『わかってるよ〜〜〜〜。』


???&???&???『『『生と死に喜びの祝福を・・・・・・。』』』





 〜午前1時 スペイン マドリード・マドリード・バラハス国際空港〜


須堂『着いた〜〜〜〜〜〜〜。』


陸『ああ、ついたな。いよいよ。・・・・・・』


 機内は物凄い快適だった。椅子が倒れるし、足が伸ばせるし。料理が美味し過ぎた。とりあえず、次は、国内線に乗り換えだ。移動しよ。


陸『・・・・・・・・・・???』



 〜午前3時 スペイン バルセロナ・エル・プラット空港〜


須堂『よし。ついたな・・・・何だろう。すごく緊張するな。』


 殺し屋に追われて少し過ぎたけどまだ実感が湧いてない。今は何故だかわからないけど旅行気分みたいだな〜と考えていると、陸が須堂に対しこう言った。


陸『須堂、ちょっと駆け足で移動するよ。』


 陸はそう言って、早歩きで荷物を取りに行った。そして、出口を向かった。その後、陸はすぐにタクシーを呼びホテルへ行かず、運転手にある地図を見せていた。運転手は頷きそこに向かって行った。


須堂『は?ホテルいかないの???なんして???』


陸『また、燃えたら今回は面倒だから。そして今からナーシャのご両親に会いに行くよ。』


 東京で苦い思いをした須堂は納得した。そしてタクシーに揺らされて、ナーシャの家の付近に1時間位で着き俺達はそこで一件一軒周り、ナーシャのご両親を探した。そして、ある男の人が、いきなり俺達のことを大きく怒鳴った。


男「〜〜‼︎〜〜〜‼︎』


 何を言っているのか全然わからん。と思った瞬間。その男が須堂にめがけてパンチをした。須堂は間一髪避け、距離をとり様子を伺った。そして男は陸に矛先を向け。また、殴りかかってきた。


陸「はっ‼︎』


 男の攻撃を避け、腕を取り一気に関節を締めた。そして、顔面に一発縦拳を入れた。しかし、それでも男が暴れるので、スマートフォンでグーグ●翻訳を使い男に見せた。


『私達は決して悪いものではありません。ただ、ここら辺に住んでいた、ナーシャという人の御両親を探しにきてまいりました。』


 と打った。すると男が急に暴れるのをやめ。いきなり目から涙を流した。そして、何もしないと感ついた陸は、締めるのをやめ、自由にさせた。そして、男がまるでスマートフォンを貸してくれと言ってるようジェスチャーをして、スマートフォンを渡した。すると男はたんたんと文字を打っていき俺たちに見せた。


 『私はナーシャの父だ。名前はジョージ。君たちからナーシャという言葉を聞いて、紅茶会の奴らか?と思い殴りにいった。申し訳ない。しかし、君たちはナーシャのことを知っているのかい?知っているなら教えて欲しいのだ。私はとても寂しい。』


 という文章を俺たちに見せてきて、スマートフォンを返してもらった。そして、陸がナーシャの父。ジョージに対してこう打った。


 陸『私達は紅茶会のターゲットになりました。そして、数日前に、貴方の娘ナーシャから殺されそうになり、私たちは正当防衛しました。しかし、紅茶会という組織がナーシャをおもちゃの風船のように体を膨らませて爆発させました。彼女は死にました。ただ、彼女がとても大事そうな物を持っていたのでこれを届けに行こうと思い、日本から来ました。』


 陸はナーシャのロケットペンダントをジョージに見せた。するとジョージはその場で泣き崩れ、ナーシャ、ナーシャ、ナーシャ。と何回も叫けんだ。陸と須堂は見るに耐えきれなかった。そして、陸はスマートフォンでジョージに対しこう言った。


 陸『私達は紅茶会を潰しに来るためにここに来た。目的もあります。お父さん、言いたくなかったら結構ですが、何かしらの情報を教えてくれませんか?』


 と打ってジョージに見せた。するとジョージは家に行こうと英語でいい僕たちを迎えてくれた。



 〜午後5時 スペイン バルセロナ郊外 ジョージの家〜


陸『なるほど・・・・・紅茶会は殺人グループの一つで世界各地に支部あるのか・・・・』


須堂『そして、その規模は拡大していると・・・・。めんどくさいな・・・・』


 俺達はジョージに知っている情報全てを教えて貰った。それは真実から噂まで。そしてジョージはある話をして来た。


 ジョージ『ナーシャはとても可愛かった。私にはなかなか子供が生まれない。だから、妻と一生懸命愛し合いつくった唯一の娘だった。でも、ナーシャがいつの間にか攫われて気づけば何年という年が経って、一目でも見たかった。』


 泣いた。喘いだ。顔面を真っ赤にしながら、大切な子供をなくすのがどれだけ辛いかが、直に伝わって来る。そしてナーシャのロケットペンダントをぐっと握っていた。すると。急にロケットペンダントに隠されていた、もう一つの蓋が開いた。その中には小さな手紙が入っていた。ジョージはそれをすぐに読んだ。そして、さっきまでとは比較にならない程の鳴き声をあげた。少しして、陸はその文章をジョージに訳して貰った。


 『 父さん、母さん、ごめんなさい。私の不注意で私は殺し屋になってしまった。私は何者かに攫われ、そこで殺し屋の仕事を教えてもらい、一生懸命に働いた。両親に会えることは許されなかった。理由は甘えが生じるから。私はこのまま殺し屋という道を歩んで行きたいと考えます。父さん、母さん、こんな私を産んでくれてありがとう。そして、いつまでも、私はあなたの側にいます。


ナーシャ












P.S パパ、ママに会いたい。家族でまた出かけたい。いっぱい笑いたい。大好きだよ。パパ。ママ。





陸『・・・・・・・・・・・』


須堂『・・・・・・・・・・・』


ジョージはずっと泣いている。これ以上泣けないだろうというところまで泣いている。そして、陸はボソッとこう言った。


陸「絶対に・・・・・・・紅茶会をぶっ潰す。』


 その時の陸の表情はシワクチャだった。そして涙で濡れていた。


須堂『同感だ・・・・俺も絶対に潰す。・・・・・・例え二人という少ない人数でも、絶対に・・・・・潰す‼︎‼︎』


 須堂も涙で顔面が濡れていた。



 〜午後7時 スペイン バルセロナ郊外 ジョージの家〜


ジョージは泣き疲れで寝てしまった。その前に、ジョージは俺達にここを拠点にしてくれ、地元の情報提供は任せろといってくれた。しかし、今日は移動やらなんやらで疲れてしまい。俺達はジョージが使っていいよと言ってくれたベットで寝た。そして、毛布からは、どこか懐かしい香りが故郷の様に俺達を包んでくれた。











10000文字ってまあまあきついな・・・・・・でもやってるときは楽しいよ。やること沢山あってあまりできないけど・・・・・。さて、いよいよ、世界に飛び出してまいりました。まずはスペイン。そしてバルセロナ 。自分はサッカーを8年間やっていたのでここを舞台にしようと思い。ようやく書くことができした。後は、恋ですね。はい。恋です。須堂をくっつけますね。可愛い女の子とイチャイチャシーンもありかと・・・・・。まあ、これ以上は何も言わないでおこう。文字数は気分でいいすかね???毎回10000文字はきつい・・・・。でも作品は最高の作品に仕上げたいので。ご指導・指摘等などは大歓迎です。何ぞとよろしくお願いします。


次話はいつだろう・・・・・。5〜6あたりで‼︎wwww それではまた会いましょう。


Mont Blanc

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