生きている
これからは文字数曖昧にする。1000〜2000文字にする(今までもそうっぽかったけど)。よろしくね。
では、どうぞ。
──ドゴォォォォオン‼︎──
「くっ‼︎」
リラード達は大爆発を凌いだものの、土砂崩れに足を持っていかれており、立つのがやっとだ。感樹の花弁の応用で相手の攻撃を花弁の位置として分かるが、岩が降ってきたりなどの自然災害は避けれない。
「俺が道を作る‼︎アザレアはアーレルド王子、ガリヤードはデルタ王を護りつつ、俺に続け‼︎」
「「了解‼︎」」
アザレアとガリヤードはそれぞれ王族をおんぶさせ、移動する体制に入った。
「「準備完了‼︎」」
「よし…」
脱出の準備完了の声が聞こえた。
その時、大爆発後の土砂崩れと土煙の中、花弁が下側に現れる。
「下──ッ!?」
「今だ‼︎殺せ‼︎」
土砂崩れの中、下から数十と登ってくる。土砂崩れ対策ができているのだろう。リラードは土砂崩れがあり、下から来るとは思っていなかった為、完全に隙を突かれた。
いつも通りだったなら、反応できただろう。
(クソッ、油断した…‼︎俺の攻撃は間に合わない…2人に伝えるのも間に合わない……ッ‼︎なら……)
「間に合え──ッ‼︎」
「ッ!?」
「なっ!?」
リラードは王族を抱えた2人の前に飛び出て、身を挺して護ろうとする。
「「リラードッ‼︎」」
(ごめん────ッ‼︎)
心の中で謝り、目を瞑る。
その時
「ッ!?」
腹に衝撃が来る。刺されたり斬られた感覚ではない。殺意は無かった。
「うッ!?」
その衝撃のまま、後ろへ飛ばされた。
────
「いって……?ここは…」
気付けば、小さいトンネルのような場所にいた。アザレアやガリヤード、アーレルドとデルタもいた。
そして──
「ッ‼︎ケイソレイ‼︎」
「ぁ……ッ…‼︎ッ──‼︎」
1人立っている。左目を両手で押さえ、震えた不安定な呼吸になり苦しんでいた。急いで近寄る。
だが
「──────ッ‼︎‼︎」
「ッ!?」
「な、なんだ!?」
突然叫ぶかのように口を開き、右手を左目から離して前へ突き出す。
すると、リラード達はトンネルの外まで飛ばされた。
「クソッ‼︎」
英雄隊は王族を抱え、着地する。そしてすぐにケイソレイの元へ向かおうとしたが、その前にケイソレイは出てきた。そしてすぐ右手をガシッと握る。すると、周りの飛び散った土砂が集まり、あっという間にトンネルは塞がった。
「「「ケイソレイ‼︎」」」
全員ケイソレイの元へ近寄る。まだ左目を押さえている。
「《感樹の花弁》ッ‼︎」
【あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!】
【左目失明だけで済んだ。今回は幸運だ………】
【息が詰まる──揺れている、震えてる───】
【うるさい──】けど静か──】
《感樹の花弁》でいくつもの想いが渦巻くケイソレイの心を知る。英雄隊にも共有する。よく見ると、左目を押さえている左掌から血が溢れ垂れている。
「ッ‼︎」
リラードはすぐにケイソレイを抱きしめる。強く、強く抱きしめる。ケイソレイのおかげでみんな助かった。ありがとうと、伝えるように。
ケイソレイは抱きしめ返す。強く……でも、あえて弱く、抱きしめる。今の自分の弱さや脆さを教えたいから。
「ケイソレイ。俺が抱きかかえて…抱っこする。何も見なくていい。聞かなくていい。ただ抱きしめてれば大丈夫。いい?」
「ッ」
ケイソレイの頷きを確認して、すぐ抱き抱える。
「英雄隊‼︎このまま降りて山を出て、そのままシャードへ向かう‼︎続け‼︎死んでも護れ‼︎」
「「了解‼︎」」
いつもの戦う目になる。そのまま、限界まで急いで向かった。




