平和の影
やっとの約1000文字。まぁ出来は普通かなぁ。上達もしてないし。
それでは、どうぞ
──約5時間後──
ケイソレイ含む英雄隊と王族2人は、シャード共和国前の山まで来た。ここまではケイソレイが中心に楽しく話していた為、全員の警戒心も解けていた。
「さてと、この山を越えたらすぐだよ」
「すぐって……山だぞ?多分この山、他の山と比べたら低い方だろうけどさ………山だぞ?」
「…否定できない…」
「そこは否定して?モチベとかに関わるで?」
「ああ……なんだ、そこに山があるから……とかか…?」
「ガリヤード。そういう系は苦手なんだし無理すんな」
「ぐっ…子供に指摘された…」
未だ、和んだ雰囲気は残っている。
「まぁいいか………んじゃ、登るか」
「うん。頑張ろう」
「あいよ」
全員は、山を登り始めた。
──数十分後──
「………」
「………」
「………」
「キツいッ‼︎」
ケイソレイがとうとう愚痴を漏らす。
「あ、限界が来た」
「頂上はまだか!?何分歩いとんねん!歩くんじゃなく登ってるんやぞ!?ただ平面を歩くのとは違うのだよ!歩くのとは!」
「大丈夫。そろそろ頂上だから」
「下もあるじゃねぇかよ‼︎」
「いや、頂上で一旦休憩するよ」
「え、マジ?」
「マジ」
「ぃよっしゃァアアア‼︎」
思いっきり飛び跳ね……
「え、アアアアアア!?」
「ケイソレイ!?」
着地をミスって少し滑り落ちた。幸い、木ならいくらでもある為、それに足をかけて止めた。
「あ、危ねぇ……木が無ければもっと落ちてた……」
(山登りをリセットはキツい……)
「大丈夫!?」
「悪い!怪我はしてない!」
「よかった…」
「こっち来れる?」
「行ける行ける。ちょ、待っててな」
ゆっくりと立ち上がる。
「ったく…派手に汚れたな……下手したら死んでたし………まあいいか。さてと………」
簡単に隊服の汚れを落とし、みんなの所に戻ろうとしたその時
「ッ………?」
足を少し動かすと、何か固いものに当たった。木ではない。少し気になり、落ち葉を退けると──
「ッ‼︎」
周りに同化しているがその分、足が当たった感覚と相まってすぐに実感は湧いた。爆弾だ。
「リラード‼︎」
「ッ‼︎《感樹の花弁》─ッ‼︎」
リラードは、花弁を見て対象を知るスキル《感樹の花弁》を発動し、ケイソレイの言おうとしている情報を現れた花弁を見て知る。他の英雄隊もケイソレイの声とスキル発動に反応し、花弁を見て知る。
「ッ!?ッ‼︎」
(爆弾!?ならもう爆弾で囲まれてる‼︎)
「護れ‼︎」
「「了解‼︎」」
英雄隊は中心の王族2人を守ろうとスキルを発動しようとした。しかし、そうすれば離れたケイソレイを護れない。戸惑い、動きが止まってしまった。
だが、それと同時に知る。
「「「ッ!?」」」
ケイソレイは、大丈夫だと。そう、リラードのスキル経由で伝えられる。これまでの約13年間接してきたが、ケイソレイの状況下で大爆発を防げる手段を英雄隊は知らない。だが、その想いは、自信があった。
(この状況で!?)
(お前にできるのかッ!?)
(詳しく知らないけど………)
「「「了解‼︎」」」
英雄隊はケイソレイを信じ、それぞれ王族を護る為の体制に入った。
(はぁ………)
「《赤爵惨華》」
そして、爆弾が起爆した。




