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夢物語:再睡  作者: 現帝 夢見隊


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36/37

平和の影

やっとの約1000文字。まぁ出来は普通かなぁ。上達もしてないし。


それでは、どうぞ



──約5時間後──



ケイソレイ含む英雄隊と王族2人は、シャード共和国前の山まで来た。ここまではケイソレイが中心に楽しく話していた為、全員の警戒心も解けていた。


「さてと、この山を越えたらすぐだよ」

「すぐって……山だぞ?多分この山、他の山と比べたら低い方だろうけどさ………山だぞ?」

「…否定できない…」

「そこは否定して?モチベとかに関わるで?」

「ああ……なんだ、そこに山があるから……とかか…?」

「ガリヤード。そういう系は苦手なんだし無理すんな」

「ぐっ…子供に指摘された…」


未だ、和んだ雰囲気は残っている。


「まぁいいか………んじゃ、登るか」

「うん。頑張ろう」

「あいよ」


全員は、山を登り始めた。



──数十分後──



「………」

「………」

「………」

「キツいッ‼︎」


ケイソレイがとうとう愚痴を漏らす。


「あ、限界が来た」

「頂上はまだか!?何分歩いとんねん!歩くんじゃなく登ってるんやぞ!?ただ平面を歩くのとは違うのだよ!歩くのとは!」

「大丈夫。そろそろ頂上だから」

「下もあるじゃねぇかよ‼︎」

「いや、頂上で一旦休憩するよ」

「え、マジ?」

「マジ」

「ぃよっしゃァアアア‼︎」


思いっきり飛び跳ね……


「え、アアアアアア!?」

「ケイソレイ!?」


着地をミスって少し滑り落ちた。幸い、木ならいくらでもある為、それに足をかけて止めた。


「あ、危ねぇ……木が無ければもっと落ちてた……」

(山登りをリセットはキツい……)

「大丈夫!?」

「悪い!怪我はしてない!」

「よかった…」

「こっち来れる?」

「行ける行ける。ちょ、待っててな」


ゆっくりと立ち上がる。


「ったく…派手に汚れたな……下手したら死んでたし………まあいいか。さてと………」


簡単に隊服の汚れを落とし、みんなの所に戻ろうとしたその時


「ッ………?」


足を少し動かすと、何か固いものに当たった。木ではない。少し気になり、落ち葉を退けると──


「ッ‼︎」


周りに同化しているがその分、足が当たった感覚と相まってすぐに実感は湧いた。爆弾だ。


「リラード‼︎」

「ッ‼︎《感樹の花弁(かんじゅのはなびら)》─ッ‼︎」


リラードは、花弁を見て対象を知るスキル《感樹の花弁(かんじゅのはなびら)》を発動し、ケイソレイの言おうとしている情報を現れた花弁を見て知る。他の英雄隊もケイソレイの声とスキル発動に反応し、花弁を見て知る。


「ッ!?ッ‼︎」

(爆弾!?ならもう爆弾で囲まれてる‼︎)

「護れ‼︎」

「「了解‼︎」」


英雄隊は中心の王族2人を守ろうとスキルを発動しようとした。しかし、そうすれば離れたケイソレイを護れない。戸惑い、動きが止まってしまった。

だが、それと同時に知る。


「「「ッ!?」」」


ケイソレイは、大丈夫だと。そう、リラードのスキル経由で伝えられる。これまでの約13年間接してきたが、ケイソレイの状況下で大爆発を防げる手段を英雄隊は知らない。だが、その想いは、自信があった。


(この状況で!?)

(お前にできるのかッ!?)

(詳しく知らないけど………)

「「「了解‼︎」」」


英雄隊はケイソレイを信じ、それぞれ王族を護る為の体制に入った。


(はぁ………)

「《赤爵惨華(せきしゃくさんか)》」


そして、爆弾が起爆した。

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