英雄
せ…1800文字……
それではどうぞ
ここはクルス王国。この国は他と比べて特に治安が良く、事件も多くない。それは何より、英雄という存在のおかげだろう。
「おーい!これ差し入れだ!」
「うおっ!と……あ、すごいお菓子あるやん‼︎これマジ!?」
「ああ!みんなで食え!」
「おう!あんがとよぉ‼︎」
「ふふ、よかったね」
「まぁ、今から飯食いに行くんだけどな」
英雄。伝承によれば、人類を救ってくれる存在らしい。実際に過去の英雄達は、人類を救うとまではいかなくとも、それぞれの形でいろんなことを手助けしたり解決したりしている。それ故に、人類からの好感は少し異常な程だ。そんな立場な為、クルス王国には英雄を隊長にし、それを支える英雄隊という隊がある。
そして
「そういえばさ、リラードがドアをドロップキックでこじ開けた時のテンションおかしくなかった?ハイすぎてたんだけど」
「俺は元からふざける時はめっちゃふざけるよ?」
「あ、そうなん?……そういえば、俺にドッキリだのイタズラだの仕掛ける時はいっつも共犯だったな…」
「今更気付いても遅い!」
「俺は…否、英雄隊は総力を上げて!これからも色々やるからな!」
「あ〜……ふふ、終わった」
リラード・クロス。ケイソレイ・ムユジク。それぞれ英雄隊の隊長、副隊長……2人は、英雄だ。
「せいぜい対策でも練って……あ、着いた」
ふざけ合って話していると、あっという間にお店へ着いた。
「それじゃ、3名様のご来店といこっか」
「それこっちが言う言葉じゃないんよ」
3人はお店へ入り、席に座って注文した。
(客が多い……飯来んのは遅めかな)
「それじゃ、待とっか」
「……あ、そうだ。1つ話しておきたいことがあって…いい?」
ケイソレイはなんとなく、リラードの声色で話の内容を察す。
「別にええよ」
「よかった。いやまぁ…これからどうしたいんだろって思って」
「え?…あぁそっか、そうだよな。俺も何か動かんとあかんわな。悪い、ずっとあの家に篭っておくもんだと思ってたわ」
「あ、いや、そうじゃなくてね」
「ぬ?」
「別に何か代わりに頑張って欲しいってことじゃ全くないよ。そうじゃなくて…よく考えてみて。ずっと家にいて…」
「うん」
「………暇じゃない?」
「ッ‼︎たし…かに…‼︎」
「まぁ、だからと言って目立つようなことはあんまりできないけどね」
色々あってケイソレイは父親から家出によって逃げ、今は家出中で信頼できるリラード達(英雄隊)に匿ってもらっている状態だ。英雄隊に1人1人呼びかけてもらって、父親が家にいる時などの特定条件下でしか、ケイソレイの事情話や居場所が分かるような話はしないとなっている。要するに、父親を除くクルス王国全体が味方だ。
「う〜ん…今も英雄って立場思いっきり使って大規模匿い作戦やってるから、派手にやってもあんまりバレそうにないけど……」
(何人に迷惑かけてんだろ………)
「あくまで一応ってだけかな」
「やろうと思えばできるんかい」
「いざって時の団結力は凄いからね。それじゃあ話してもらおうか……何かやりたいことある?」
「あ〜〜………英雄隊のなんか?」
「ああ任務とか?」
「おん」
「いいの?遊んでいても別にいいけど」
「いやまぁ遊びてぇのはそうなんだけど………待って、今スキル使ってる?」
「………右肩をご覧ください」
「……oh……」
右肩に、花弁があった。またスキルを使われていた。
「やられた……まぁ別にいいけど…」
「ふふ〜ん♪俺に嘘は通用しな〜い」
「このチーターめ。…まぁ、見て分かったやろ?どうせ英雄隊で働くし、職業体験できるならやっておいて慣らしときてぇわ。これまでも何回かやってるけど」
「なるほど……ん〜〜偉いね〜〜♡」
隣に座っていたリラードに頭をわしゃわしゃやられる。
「ッ………あんま外でやらんでほしい…」
「え、やだ」
「ダメだこりゃ」
「あ、そうだ。やるなら体動かすのと事務的なの、どっちがいい?」
「体動かす方」
「りょっかい♪よさそうなの見つけとくね」
(よさそうなの…?……ああ、そりゃそうか)
「うぃ。……ところで、いつやめるん?」
「あ、わしゃわしゃ嫌い?」
「いや……嫌いでも…ないし、恥ずかしいのはそうなんだけど………」
「うん」
「ふけが、思いっきり飛んでる」
「え、あ………」
料理が来る前に掃除して、話しながら食べて、その後帰った。
ケイソレイって名前変えればよかった。めっちゃ違和感ある。てか2人はプリ◯ュアみたいに言ってもうた。
てかあかんわやる気が消えていってる。クオリティとか投稿頻度下がったらごめんな。知らんけど。




