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夢物語:再睡  作者: 現帝 夢見隊


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26/37

甘えれる親友

最初辺りで恥ずか死んだ今日この頃。ついでに今回1500文字。


それでは、本編どうぞ

「……アザレア、いつから起きてた?」

「おや、あんまり驚かなったね。あたしはケイソレイが起きる数時間前からもう起きてたよ」

「あぁ終わったわ。ムショにぶち込まれる」

「ふふ、大丈夫だよ。バレなきゃ犯罪じゃないさ。だろう?」

「お前の匙加減やんけ。………それは一旦置いといて、口調変じゃね?」

「あ、気付いた?最近好きなキャラができたから、そのキャラの話し方真似てる」

「へー、頑張れよ。んじゃ、離すのだ」

「拒否します」

「そくとう…?」

「子供が大人に遠慮しちゃダメでーす」

「いや遠慮する時はあるよ?」

「頑張って甘えてなさい」

「頑張って甘える……?」


アザレアはケイソレイを抱きしめたまま、ベッドへ移動し、横になる。


「…また嫌な事があったんでしょ?我慢しなくていいから、安心して。ね?」

「………」


ケイソレイは、抱きしめられるのは初めてじゃない。結構な頻度でリラードとかにもやってもらっている。嫌な事があった時や、ただなんとなくして欲しい時にしてもらっている。だが、女性であるアザレアにはあんまり頼まない。単純に恥ずかしいからだ。


「初めてじゃないんだし、リラックスリラックス」

「いやそうだけど…」

「私もハグするのは好きだから、遠慮はしなくて大丈夫」

「いや、その…スゥー…遠慮」

「ほら、ぎゅ〜〜」

「………」


力でねじ伏せられた。もちろん、安心もさせてくれたからでもある。


「………ッ」


ケイソレイは諦め、アザレアを少し強く抱きしめる。そして、目を瞑った。人の温もり、匂い…何よりも、人肌に触れてる時が心地よかった。もう、独りじゃないと思えた。


「…ゆっくり、おやすみ」


アザレアは、そっと撫でる。余程疲れが溜まっていたのだろう。あっという間に、ケイソレイは眠りに落ちた。


「さて、どうしよう…身動き取れない……一緒に二度寝しようかな…とりあえず布団被せて…」


そうしている時


「鬼は外……」

「ん?」


廊下から声が聞こえたその瞬間


「福は内ーーーー‼︎‼︎」

「ッ!?」

「あ」


リラードがドアをドロップキックで開けて入ってきた。その大きい音でケイソレイは起きた。


「ケイソレイ‼︎かの邪智暴虐の王は消え去った‼︎お腹空いたから今から一緒にご飯…を………あれ」


アザレアと一緒に寝てるケイソレイの姿が目に入る。


「スゥー……ケイソレイ、寝てる……?」

「もう過去形だわ…」


ケイソレイがアザレアを離れて立ち上がる。名残惜しかったが、あのまま抱きついてると恥ずかしかったので普通を装って離れた。


「目ぇ覚めたし……ん?」

「…」


リラードは、開けた右手を見ていた。よく見ると、右手にある少し発光してる桜の花弁を見ていた。寝起きで思考が遅れたが、すぐにそれが何か理解した。


「……あ、貴様‼︎読んだな!?」


リラードのスキルだ。相手の心を知ることができる。リラードはそのスキルでケイソレイの心を知った。


(…まぁ、それはそうだよね)

「ケイソレイ、まだそうしとく?ご飯は適当に買ってくるけど」

「いや…‼︎………そう真面目に対応されるとは思わなかったな…恥ずいって思ってる俺がバカみてぇじゃねえか」

「別にそんなこと思わなくていいのに…って言っても、恥ずかしいものは恥ずかしいか。理屈じゃないしな」

「そおだよ。……んでぇ話を切り替えまして………飯だっけ?」

「うん。どこか食べに行こうかなって。お店のえび天うどん好きだったっけ?」

「大ッ正解。あ、行くのはいいとして、ガリヤードは?仕事?」

「ガリヤードは先に食べちゃった」

(リラードが食ったみてぇな言い方するやん)

「うぃー。んじゃ、行きまふか」

「分かった」

「よし、じゃあこの英雄様に続けー!」


ケイソレイ達は家を出た。

ごめんな。過去編こういうふうに会話が多いんだわ…

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