甘えれる親友
最初辺りで恥ずか死んだ今日この頃。ついでに今回1500文字。
それでは、本編どうぞ
「……アザレア、いつから起きてた?」
「おや、あんまり驚かなったね。あたしはケイソレイが起きる数時間前からもう起きてたよ」
「あぁ終わったわ。ムショにぶち込まれる」
「ふふ、大丈夫だよ。バレなきゃ犯罪じゃないさ。だろう?」
「お前の匙加減やんけ。………それは一旦置いといて、口調変じゃね?」
「あ、気付いた?最近好きなキャラができたから、そのキャラの話し方真似てる」
「へー、頑張れよ。んじゃ、離すのだ」
「拒否します」
「そくとう…?」
「子供が大人に遠慮しちゃダメでーす」
「いや遠慮する時はあるよ?」
「頑張って甘えてなさい」
「頑張って甘える……?」
アザレアはケイソレイを抱きしめたまま、ベッドへ移動し、横になる。
「…また嫌な事があったんでしょ?我慢しなくていいから、安心して。ね?」
「………」
ケイソレイは、抱きしめられるのは初めてじゃない。結構な頻度でリラードとかにもやってもらっている。嫌な事があった時や、ただなんとなくして欲しい時にしてもらっている。だが、女性であるアザレアにはあんまり頼まない。単純に恥ずかしいからだ。
「初めてじゃないんだし、リラックスリラックス」
「いやそうだけど…」
「私もハグするのは好きだから、遠慮はしなくて大丈夫」
「いや、その…スゥー…遠慮」
「ほら、ぎゅ〜〜」
「………」
力でねじ伏せられた。もちろん、安心もさせてくれたからでもある。
「………ッ」
ケイソレイは諦め、アザレアを少し強く抱きしめる。そして、目を瞑った。人の温もり、匂い…何よりも、人肌に触れてる時が心地よかった。もう、独りじゃないと思えた。
「…ゆっくり、おやすみ」
アザレアは、そっと撫でる。余程疲れが溜まっていたのだろう。あっという間に、ケイソレイは眠りに落ちた。
「さて、どうしよう…身動き取れない……一緒に二度寝しようかな…とりあえず布団被せて…」
そうしている時
「鬼は外……」
「ん?」
廊下から声が聞こえたその瞬間
「福は内ーーーー‼︎‼︎」
「ッ!?」
「あ」
リラードがドアをドロップキックで開けて入ってきた。その大きい音でケイソレイは起きた。
「ケイソレイ‼︎かの邪智暴虐の王は消え去った‼︎お腹空いたから今から一緒にご飯…を………あれ」
アザレアと一緒に寝てるケイソレイの姿が目に入る。
「スゥー……ケイソレイ、寝てる……?」
「もう過去形だわ…」
ケイソレイがアザレアを離れて立ち上がる。名残惜しかったが、あのまま抱きついてると恥ずかしかったので普通を装って離れた。
「目ぇ覚めたし……ん?」
「…」
リラードは、開けた右手を見ていた。よく見ると、右手にある少し発光してる桜の花弁を見ていた。寝起きで思考が遅れたが、すぐにそれが何か理解した。
「……あ、貴様‼︎読んだな!?」
リラードのスキルだ。相手の心を知ることができる。リラードはそのスキルでケイソレイの心を知った。
(…まぁ、それはそうだよね)
「ケイソレイ、まだそうしとく?ご飯は適当に買ってくるけど」
「いや…‼︎………そう真面目に対応されるとは思わなかったな…恥ずいって思ってる俺がバカみてぇじゃねえか」
「別にそんなこと思わなくていいのに…って言っても、恥ずかしいものは恥ずかしいか。理屈じゃないしな」
「そおだよ。……んでぇ話を切り替えまして………飯だっけ?」
「うん。どこか食べに行こうかなって。お店のえび天うどん好きだったっけ?」
「大ッ正解。あ、行くのはいいとして、ガリヤードは?仕事?」
「ガリヤードは先に食べちゃった」
(リラードが食ったみてぇな言い方するやん)
「うぃー。んじゃ、行きまふか」
「分かった」
「よし、じゃあこの英雄様に続けー!」
ケイソレイ達は家を出た。
ごめんな。過去編こういうふうに会話が多いんだわ…




