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夢物語:再睡  作者: 現帝 夢見隊


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21/37

すまん。今回場面がポンポン切り替わる。しかもまた短い(長い時は2000文字で、短い時はいつも1000文字くらいで統一してる)。あと、アザレア死後にぬいぐるみの修正し忘れてた。ごめん。


それでは、本編どうぞ

「スゥー……ふぅー……スゥー……ふぅー……」


ゆっくりと呼吸する。体を大の字にして、空を見る。何を考えているのだろうか。いや、何も考えていない。今だけは全てどうでもいい。清々しい気分だ。体の中が全て空っぽになったみたいだ。さっきまでの体の重さが嘘のように思えてくる。涼しい風が通る。風を吸い、空っぽの体中を巡る。そして、吐く。より、心地良くなっていく。風が不純物を吸ってくれたのかもしれない。きっと、そうだろう。静かだ。


「…なぁ、感じるか?いつもと違って、静かだな。風が気持ちい。お前もわかるだろ?この風が体を通っていく感じ」


その時


「………お前も聞こえるか?ああ、この静けさだ。聞こえるだろう」


ぬいぐるみを左手で抱き抱え、ゆっくりと起き上がる。


「流石に…そろそろ、動くか」


ぬいぐるみにキスをして、頭にズラしていた仮面を顔へ戻す。


「…いつもごめんね。………行くよ」


レオは《夢眸(むぼう)》を発動し、歩き始めた。



─約2分後─



進軍する何万もの魔族。それを引き連れ歩く先頭の2体の四天王。向かうはシャード共和国。目の前の山を越えればシャードへすぐ着く。

だが


「…?………ッ‼︎止まれ‼︎」

「あいつは………‼︎」


山から1人の子供が出てくる。ただの子供ならそのまま進んでいた。……だが、止まらざるおえなかった。その子供は


「お前ら‼︎構え」

「遅い」

「ッ‼︎」


英雄ケイソレイ・ムユジク。人類側の最高戦力だ。



────



「ッ!?爆発音ッ!?」


遠くの山を見る。


「あっちはケイソレイがッ‼︎……無事でいてくれ……‼︎」


ガリヤードは再度走り始めた。



────



「落ち着け‼︎狙って撃てー‼︎」

「あんなの…当たるわけ……‼︎」


魔族は何万もの攻撃を放つ。だが


「…」


レオは《孤独への花束(独唱)》で音楽を流し、ステップを踏んで余裕そうに避けていた。

今のレオは、えも言えぬ感覚に浸っていた。山に落とされ孤独や痛みが限界に達して黒い柱が立った時、レオが背負っていたほぼ全てを放出した。それにより、一定時間だが解放感や身軽さが体を満たしていた。…それでも、仮面は外さなかった。


「……流石に、そろそろ…やるか」


切断されていた右手を一瞬で生やし、心淵(しんえん)から剣を取り出す。気持ちを《描く者(メサイアレジスター)》で切り替える。


「ッ‼︎お前ら武器を持て‼︎」


魔族は剣や槍などの近接武器へ持ち変える。


「う"お"お"お"お"お"お"お"お"‼︎」

「かかれー‼︎」


互いに接近して斬りかかる。

その時


「「────は?」」


目の前が光った。

年越しまでに終わらせてぇなぁ〜

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