ピイちゃんが見てる
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:ピイちゃんが見てる
「おっ、また来てるなぁ。よしよし♪」
俺の部屋には最近、
小鳥が飛んでくる様になった。
窓辺に飛んで来ては餌をねだり、
俺に甘えてくる。
俺はもともと動物が好きだったから、
いつしかこいつに餌をやる様になり、
またいつしか名前をつけて
「ピイちゃん」と呼ぶ様になり、
毎日がそれなりに充実していた。
でもここ最近、
変な事が起き始めたのだ。
夜中になると決まって、
隣の空き室から声が聞こえてくる。
「はて?確か隣は誰も入ってなかったよな?」
管理人に問い合わせてもその通りで、
じゃあこの声は一体なんだ?ってなる。
その声が、具体的に
何を言ってるのかわからない。
ただゴニョゴニョと何か
呪文の様なモノをずっと唱えているのだ。
それに薄気味悪さを感じる様になり、
必要ならもう1度管理人に相談し、
或いは警察を呼ぼうかとまで考えた。
でも警察を呼ぶには
それなりの証拠が要る。
だもんで俺はある日の夜、
スマホの動画を仕掛け、
その隣の声を録画・録音してやった。
でも翌朝その動画を見て聞いてみると
驚くべき、奇怪な事実がわかった。
「こ、これ……」
なんとその声は
どっからどう聞いても
俺の声。
俺が隣の部屋から何か訳のわからない
確かに呪文の様なモノを唱えてる。
時々変な咳払いまでして、
なにかそれらしい雰囲気まで携え、
ずっとブツブツブツブツ言って居た。
翌朝、窓を開けて見ると、
小鳥のピイちゃんは
その隣の空き室の窓の所に止まって居た。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=_-dqr0tpK1E
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬