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第1章第6話 お掃除

今回は掃除をする回です

ではでは本編どうぞ

「えーっと、ここが我が家です」

そういってロゼを連れてきたのは俺が今住んでいるアパートの一室だ。

まだ広い方だと思うので一人が二人になったところで窮屈さは感じないと思うが今はそんなことよりも……


(掃除してねぇ……)

これが一番の懸念点だ。


「あの~ロゼさん?一時間ほど待っていただいてもよろしいでしょうか?」

女の子を外に待たせるのもどうかと思うがこれだけは死守せねば。


「はぁー。ロゼは全知全能の神ですよ?部屋の中の様子も無論知っています」

「んなっ!?け、けど知ってるのと実際見るのではわけが違っ……」

その言葉をロゼが遮った。

「手伝います。というか手伝わせてください。家においてもらうのなら対価をお返ししないと」

「あ、ありがとう。申し訳ない……」


ドアを開ける。物は少なくしているつもりだがそれでも読みかけの漫画、昨日食べたカップラーメンのごみ、ゲームのコントローラーなどが無造作に置かれていて、とてもきれいとはいいがたい。


「こ、これは……分かってはいましたが汚いですね……」

ぐっ……蒼生(あおい)の心に10のダメージ!


「そうだ、家に入る時には『手洗いうがい』をすることが大切だ」

「病気を防ぐため……ですよね。でももし何かあればロゼがヒールして直せばいいと思うのですが」

「それは助かる……けど地球ではこれが大事なの!」

なんとかロゼを説得して手洗いうがいをしてもらった。


そこから掃除が始まったんだが、ロゼは何をどこに置けばいいのかを完全に理解していてものの30分くらいで掃除は終わった。全知全能便利すぎないか?


「ふぅ、これできれいになりましたね!こんなに動いたのは何億年ぶりでしょうか」

単位がおかしい……


「手伝ってくれてありがとう。ごめんね、いきなりこんな様子を見せちゃって」

「いえ!これも生活を学ぶうえでは大事なことだと思うので!」

ありがてぇ……


「ところで、あのー、お腹のあたりが変な感じがするのです」

「えっ!?どうしたの!?お腹こわした!?」

俺がびっくりしてそういうと、ロゼは少し恥ずかしそうにこう言った。

「おそらくこの感覚が、『空腹』だと思うのです……」


なんだお腹がすいただけか、びっくりした。

作者も部屋の掃除できてないんだよなー

ロゼがいたらいいのになー


ということでお楽しみいただけたでしょうか

次回もお楽しみに!

では、またご縁がありましたら

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