嵌められ追放された先で助けてくれたのは、幼い男の子でした。
私の名前はアベリア。15歳。
ローブル王国の第一王子”リーゼン・ローブル”の婚約者候補の一人。
と言ってもそれは表向きで、私は正室じゃなくて側室になる事に決まっている。それも一番下の側室に。
どれだけ頑張っても正室にはなれないし、一番下の側室も変わらない。
そんな中、同じ婚約者候補の一人”マリージュ・リリアン”に嵌められ追放された。
その先は未開拓地”エリアール”だった。
私達が住んでいる場所が、開拓した六割の大地。
残り4割の大地は、そこに生息する生物の強さが桁違いて開拓する事は出来なかった。
そしてこの未開拓”エリアール”には、最強の魔法使い”ユリウス”様が住んでいる。
彼は赤い髪に紫の目を持つ男性で、災害の如き威力の魔法を放ち、国を簡単に滅ぼすことが出来るから、人々は彼を”歩く厄災”と呼んだ。
その場所にいる私は逃げようにも、鎖に繋がれていて逃げる事が出来ない。
そんな中、草むらが揺れた。
もしかしてこの場所に生息する生物かもしれないと、死を覚悟したその時。
草むらから出てきたのは………幼い男の子でした。
ローブル王国の第一王子”リーゼン・ローブル”の婚約者候補の一人。
と言ってもそれは表向きで、私は正室じゃなくて側室になる事に決まっている。それも一番下の側室に。
どれだけ頑張っても正室にはなれないし、一番下の側室も変わらない。
そんな中、同じ婚約者候補の一人”マリージュ・リリアン”に嵌められ追放された。
その先は未開拓地”エリアール”だった。
私達が住んでいる場所が、開拓した六割の大地。
残り4割の大地は、そこに生息する生物の強さが桁違いて開拓する事は出来なかった。
そしてこの未開拓”エリアール”には、最強の魔法使い”ユリウス”様が住んでいる。
彼は赤い髪に紫の目を持つ男性で、災害の如き威力の魔法を放ち、国を簡単に滅ぼすことが出来るから、人々は彼を”歩く厄災”と呼んだ。
その場所にいる私は逃げようにも、鎖に繋がれていて逃げる事が出来ない。
そんな中、草むらが揺れた。
もしかしてこの場所に生息する生物かもしれないと、死を覚悟したその時。
草むらから出てきたのは………幼い男の子でした。
1章
プロローグ
2021/06/20 01:32
(改)
1、不思議な男の子。
2021/06/21 02:16
(改)
2、一緒に
2021/06/22 10:13
(改)
3、ギルド長
2021/06/28 08:51
(改)
4、王族の秘密
2021/06/30 12:38
(改)
5、〘暴風炎の兆し〙、“ルージュ・ファイアー”。
2021/07/06 00:08
6、最初の依頼
2021/07/26 03:45
(改)
7、初戦闘
2021/08/01 21:44
(改)
8、特訓
2021/08/24 00:10
(改)
9、第4王子
2021/10/01 04:28
(改)
10、ダンジョン
2021/10/10 10:54
(改)