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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

視線を感じる。(※本当に感じます。実際にやってみて、感想が欲しい)

作者: 金紫紅

まずはじめに。



病院の怪談話に、部屋の天井の四隅を長く見ているとよくないものが姿をあらわすというものがあるのをご存知だろうか?


今回、これをするにあたり、この話を頭の隅に置いておいて欲しい。


まず、私が最初にこの視線に気がついたのは、先日、副鼻腔炎で一週間ほど入院した時のこと、


私は、最初にした、病室の怪談話が頭から離れず、うつ伏せに寝るようにしていた。


万が一にも、部屋の四隅を視界に入れたら、よくないことが起きる気がしたから。



最初こそ、ビクビクしていた私だが、5日目にもなると流石に慣れて、かなりリラックスして眠れるようになっていた。


だが、最終日。


いつもの通りうつ伏せにスマホを触っていたら、背後に気配がしたのだ。



まるでこっちを見ろと言っているかのように、


その時は気のせいかとあまり気にせず、無事退院した。


だが、異変はうちに帰ってから起きた。





すっかりうつ伏せに寝る癖がついた私は、常に背後に気配を感じるようになっていた。



当然、振り返っても何も無い。


ただ、不気味な視線が、背中に突き刺さるような感覚がひたすらする。



私は何か、持ち帰ってしまったのか?そう感じた。


だから知りたい。


これはただの私の勘違いなのか、






実行するのは昼夜を問わない。


一人でやるとも言わない。


真っ暗でなくていい。

窓は開けててもいいし、テレビもつけていていい。



ドアは閉めておいた方がいいかもしれない。



まずは、ベッドの真ん中でうつ伏せになる。


壁が肌に触れなければ真ん中でなくてもいい。



背中と足は隠さない。



服は着ていてもいいが、靴や、靴下は履いてはいけない。


そして目を瞑り、自分の背後にある天井を思い浮かべ耳をすます。


すると、何故か背後に気配がしてくるのだ。


何だか、じっとこちらを見つめるような、不気味な視線を感じる。


ゆっくり近づいてきて、今にも肩に手を置かれそうな。



もしベッドの上でやっているなら、ベッドの下にも気をつけて欲しい。


なんだか、自分がそのまま足や手を下ろしたら掴まれそうな、そんな気配があるのだ。



これが、私のただの思い込みなのか、何か本当によくないものがこの行動によって寄ってくるのか、又は感じることができるようになるのか、是非知りたい。


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― 新着の感想 ―
[一言] 言われてみれば、そんな感じもします
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