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52.シリウスの光も届かない世界で
人混みに立ち止まり
唇に言葉なく
見上げた空に星
ただの一つも見えず
気がついたら独りで
周りがどんなに楽しそうにしていても
僕だけ笑えない
たまらなく辛くてやるせない
ああ
それでも
それでもさ
僕はこうしてここで
一人生きてくんだ
シリウスの光さえも届かない
暗く冷たい道を歩いていくんだ
家に帰れば
愛しい人が「おかえり」と言い
際限のない優しさ与えてくれる
そんな奇跡を待ちわびてた
ああ
願いはけして叶わない
それが僕が選んだ道なんだ だけど
シリウスの光なんかなくてもいい
それを超えるような強さ欲しいよ
同名の楽曲の歌詞です。




