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33.可愛いを捨てる

この世には優劣を比較できないものがたくさんあるけれど、幼い子供の命はとても大切なものだと知っています。

この定義が揺るぐことは未来永劫ないものと思っています。


罪のない無垢な存在は、存在そのものが途方もなく可愛い。

可愛いという言葉には弱さが含まれており、弱い存在とみなされる側にとってはたまったものではないのでしょうが、とにかく可愛いのです。


可愛い人というのは、やはり自分よりも弱いのでしょう。

でも忘れてはなりません。

可愛い人というのは、やはり愛しい存在なのです。

愛おしく思えるパーツを有しているからこそ、可愛いのです。


そんな尊い人を護りたいと思えるのは、私が強いからでしょうか。

であれば私は可愛くないのでしょう。


でもいいのです。

可愛い人を護れる自分でいられるのであれば、私はいくらでも可愛さを捨ててみせます。

ええ、捨ててみせますとも。

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