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3.ノクターン

月も星も

見えない夜


指先一つが

触れてはじまる


瞼の裏の

鏡を伏せて

光 差し込めば

幻になってしまうから


さあ――夜に溺れましょう



何もかも

知らない二人

けれど

感じたならば 運命


何もかもが

眠りにつく夜に

闇の中

満たされるままに 



 あの調べはなんでしょう

 紡がれるメロディに

 心が――心が――掴まれて


 もう逆らえない



手を取り合って

一つの毛布に包まれて

ガジュマルの木の下で

甘い眠りの訪れを待つ


鼻先を寄せ

目をつむり

夢の世界へ旅立つ瞬間

笑みがこぼれる


もう私達は独りじゃない


さあ――夜に溺れましょう

以前歌詞として書いたものを見直しました。


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