前へ目次 次へ 19/96 19.新時代へ ちりちりと燃えていく夢の紙片 たらたらと過ぎていくプライスレスな時間 とろとろと流れていく偽物の涙 ちゃかちゃかと積み重なる旧時代のコイン たとえ新時代がきたって 何かが変わらなければ何も変わらない ずきずきと腫れ上がった正直者の足 てんてんと残された雪道の足跡 ざわざわと胸騒ぎがするのも当然 じりじりと焦るのも必然 たとえ新時代がきたって 過去に戻りたいと願うのも 未来なんて来なければいいと願うのも変わらない これってわたしだけ?