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#05

 ヘンリエッタに化粧鏡を持ってこさせると、すこし写りの悪い鏡面に自分と修が並んでうつるよう近づいて座り、それをテーブルに置かせた。

 そして、

「なにがおきてもびっくりしないでねっ!」

 ドヤ顔でこう言うのだ。

 もはや、この先の展開を予想してくださいといわんばかりのお膳立てである。

「……どうせ、鏡に相手が映るんだろう?」

「なんでわかるのさー!?」

 残念というより、つまらないといった風に声を上げる。

 修からしてみれば、そもそも明日のための約束を取り付けると言ってわざわざ化粧鏡を持ってこさせたのだ、

「むしろそれ以外に何があるんだ?」

 としか言いようがない状況である。

「鏡の中に人がっ! とかやってもらおーと思ったのにぃ!」

「箱の中に人がっ! とかやってくれるんだったら考えるぞ」

「……なにそれ?」

「こっちの話だな」

 どちらにせよ、テンプレート的なギャグの話だ。

「びっくりしないのはつまんないけど、いちいち説明する手間が省けたって思うことにするかぁー……」

 そう言って楕円の化粧鏡をコンコンとノックする。ガラスと水銀を使用した鏡ではなく、銅鏡のような鉄音を響かせたそれは、表面にうつるアレクシアと修の姿を、見たことのない屋内の景色へとクロスフェードさせていった。

「おー、すげぇ」

「……ボクが期待してたのとちがーう」

 鏡にうつる景色を共有するために、ほぼ密着するような形で座っているアレクシアが唇を尖らせながら小さく呟いた。

「で、これはどう使うんだ?」

「ちょっと格式ばったところだと鈴とか鳴らすんだけど、大抵は呼びかけるんだ――おーい、カタリナー。やっほー?」

 二度三度と鏡に向かって声をかけていると、鏡のむこうから靴音が響いてくる。

 それはだんだんと鏡のほうへと近づいてきて、そして最大に近くなったころ、相手のくびれた腰がうつりこんだ。

『……だれ?』

 そのまま腰を曲げ、豊満な胸、華奢な肩、白い首筋と映像は流れ――ようやく、相手の顔が見えた。



 馬などの動物で、青味がかっているように見える濃い黒色のことを青毛というが、実際にサファイアのような青色をした髪の毛は一体なんと呼ぶのだろうか?

 そうした綺麗な青色をした髪の毛は染色かウィッグでしか見たことがない修には、それが地毛であることに驚きを隠せないでいた。

『……なに?』

「あ、いえ」

 視線に気付いたカタリナは、ショートへヤーをかきあげる。不快そうな顔をしているわけではないが、かといって好ましいといった感情を持っているわけでもなさそうな……ようするに無表情だ。

「カタリナきれーだもんねぇー」

『そう……』

 興味がないのか、表情一つ変えずに答える。

 アレクシアよりもずいぶんと年上――おそらくは二十五、六ほどであろうカタリナと呼ばれた無表情な女は、白い肌や寒色系の毛髪も相まってか、まるで氷で出来た彫刻のような印象だった。

「ん、と……こっち、おさむ。いろいろあって、明日ちょっとつれてこーって思ってる」

『そう』

「馬でいくんだけどー……お湯とか薬とか用意してくれてるとうれしいかな?」

『……乗れない、のね』

「おー。よくわかったねぇー」

『分かりやすいもの……』

 鞍なしでの乗馬は股ずれが起こる可能性が高く、長時間行えば皮膚炎を引き起こしてしまうこともある。馬に乗らなければ、馬に乗っても鞍しか使わなければまず知らないでいる知識だが、知っているならば推測は容易いものだ。

「で、こっち、カタリナ。少し話したかもしれないけれど、友達の呪術師で」

『魔術師』

「研究所に所属してる、学者ー」

『……魔術師』

「ボクからしたらどっちも変わらないからいーのっ!」

 そしてこちらの世界の住人ではない修からしてみれば、祈祷師と呼ばれたアレクシアとの違いもよく分からないのである。

『……なにか、面倒ごと?』

「うん、そー」

『…………そういうの、やめてほしいのに』

「まぁまぁ、そういわずにー」

『疲れる、だけだもの……』

「いつも、静かに研究していたい、と仰ってますからね」

 無表情かと思えた彼女が困り顔をすると、後ろに控えたヘンリエッタがそう補足する。アレクシアの言っていたとおり、いや、それ以上に筋金入りの、引き篭もり型の研究者のようだ。

「まま、そういわずにー。カタリナにもメリット、あるよー?」

『……ほんとうに?』

「うんうん、すっごいメリット」

『…………そう言って、ほんとうに、メリット、あったこと、あった?』

「おおむね、ありませんでしたね」

「――ヘティ?」

「失礼しました」

 むぅ、と小さく唸り、

「おさむ、すっごい頭がいいみたいなんだ。だから、カタリナの研究にも役立つんじゃないかなって思う」

『………………ほんとう?』

「ほんとほんと! だいがくっ! よっつ! じゅうろくねん!」

『!』

「その言い方だと誤解されるじゃねーか。大学はひとつで四年だ、四年」

 カタリナが驚いたように小さく声を上げ、その言い方は正確じゃないと修は口を挟む。

 ――だが、それでもすごいと、カタリナから尊敬のまなざしが向けられる。

 こちらの大学は生粋の研究者か、教会の最高位職が大半を占める知識人達の集まりだ。性格的にはカタリナの所属する国際魔法研究所とは別の、地域ごとに存在する研究所と言えばさらに正解に近いだろう。

『……天秤と、九枚の、金貨。知ってる?』

「またそれ(・・)ですか」

 金貨の枚数こそ変わっているが、ヘンリエッタに出された問題と同一のものだ。

 こちらでは知識を試すのに、これが一番ポピュラーなのだが、これをいちいち説明するのは非常に手間である。

「……まず、N回の測定で判定できる個数の上限は――」

 修は気付かないうちに悪手を打った。

 そもそも、彼女たちが聞きたいのは手順のほうだ。ようするに、文章問題をあさっての方向に解釈し、まったく関係のない答えを示したのである。

「さんのえぬじょうまいなすいちをにでわったかず? さんのえぬじょうまいなすさんをにでわったかずのばあいはおもさもわかる?」

「……何の呪文でしょう?」

 アレクシアはともかくとして、ヘンリエッタもその言葉をよく理解できていなかった。

 そもそも、文字式に用いられる変数はいわゆる単語の頭文字であったり、十六世紀フランスのフランソワ・ビエトが整理し一般化したものである。

 修とこちらとでは言語体系が違うのだし、記号代数は専門家のみが使う体系化されていない技術であるこちらでは、それなりの学を修めたヘンリエッタでも「えぬ」などと言われてすぐさま理解することなど不可能であった。

『……すごいのは、分かる。けど……』

 ただ――カタリナは研究者であり、それこそ有数の知識人である。

 だからこそ、すんなりとそれが記号代数であることに気付けたし、そして修がどれほど高等な教育を受けてきたかも理解することができた。

 それはまさしく不幸中の幸い(・・・・・・)だろう。

『ふたりには……難しいんじゃ、ない……?』

「……そうか?」

「おさむのせかいは、まほーがないんじゃなかったのかよぉー……!」

 ぷすぷすと黒煙を上げそうなアレクシアが、力なく抗議する。

「科学で証明できない事象を魔法とか超常現象とは呼ぶな」

『ない、を証明するのは、難しい、から……』

「そうそう。悪魔の証明、ってヤツだ」

『……銅貨十二枚で、銀貨一枚。銀貨三枚で、金貨一枚。銅貨百六十枚を、いちばん少ない枚数に、交換』

「――銅貨四枚、銀貨一枚、金貨四枚です」

「そくとー!?」

 日本人の暗算能力はそれなりに高い。

 日本語では十の音で九十九の数字を表現でき、かつ桁があがっても一つの音を追加するだけで事足りるため、非常に算数と親和性が高いこともその一因だ。

 これが他言語だと十一ではイレブン、エルフ、オーンズなどといった特殊な音になり、英語なら十三(サーティ)三十(サーティン)と、数字の区別が分かり辛い形になるため、暗算の難易度が上がってしまっているのである。

『……問題、ください』

「では……人と馬が合わせて八、足の数が合わせて二十六のとき、人と馬はいったい何人と何頭いますか?」

 いわゆる鶴亀算、古典的な数学パズルである。

 動物を変更したのは、亀はともかく鶴がいるかどうか分からなかったからだ。

『…………………………人、三人。馬、五頭』

「正解、解法は?」

『全部、人として、十六本……足りないから、馬と交換』

 一般的な、とりあえず全部鶴として考える方法だ。

「素晴らしい」

『ありがとう……』

「……レクシーは、分かりました?」

「そもそも考えてないっ」

「そうですか……はぁ」

 後ろでなんとも残念なやり取りが繰り広げられているのを聞き流す。

「これでいいですか?」

『……十分な、くらい』

 カタリナはいずまいを正す。

『改めて……カタリナ、です。魔術師で……人の、若返りと、不老と……長寿の研究、してます』

「改めまして、佐村修です。修が名前で、姓が佐村。むこうでは、事務方の仕事をやってました」

『……詳しく、話を聞いても、いいですか?』

「――っとぉ、それは明日話すよー」

 修が口を開く前に、知恵熱で頭から煙があがる寸前だったアレクシアが会話に割り込んで話を中断させた。

「あんまりながく話してると、魔力もったいないし」

 まるで携帯電話で通話料がかかるような理由である。

「それに、買い物とかできないしね」

『……残念』

「あはは。とりあえず、お土産何にするぅー?」

『…………山羊乳のチーズ』

「うん、わかった。じゃ、期待しててね? ばいばーい」

『また……』

 アレクシアが鏡に向かって手を振ると、鏡にうつったカタリナの姿が、まるで煙をかき乱すかのように薄くなっていき、そして消えた。



    ○



 かごの中に無造作に槍や剣が立てられていたり、斧が吊るされていたり、鉈が山積みになっている。その小さな戸建ての店舗の中は、さながらホームセンターの作業工具売り場のようだ。

「おさむー、手斧と鉈と、あと槍の、どれがいーい?」

「ちょっと何を言ってるのかわからない」

 明日、カタリナのところへと向かうための買出しと称して最初に連れられた場所は、武器屋である。

 馬で半日ほどかかるのだから、荷物を入れるための皮袋や水筒代わりの水袋を買うのならば分かる。が、なぜ武器を買わなければならないのか。修はまったく理解ができなかった。

「もしかして弓のほうが得意だった? それとも宗教的に刃物はダメ?」

 小首をかしげる。

「そもそも武器使うのと縁遠い職場で――いや、そんなことより」

「そんなことより、なぁに?」

「武器なんて何に使うんだ」

「身を守るためだよー?」

 何を当たり前の事を聞いているんだろう、とアレクシアは不思議そうな顔をした。

「山賊は話が通じるからともかく、狼とか出てきたら危ないじゃん?」

「……ファンタジーだ」

「おさむのほうがよっぽどファンタジーだよ?」

 アレクシアたちからしてみれば、修は異世界からきた知らない知識と技術を持った人間である。確かにファンタジーな存在だ。

「ボクのオススメは槍かなー? 使えるようになるだけならすぐだし、ボクとおそろいだし!」

「……長モノは虫取り網と、高枝切りバサミとさすまたしか握ったことないな」

「たかえだきりばさみ? さすまた?」

 高枝切りバサミはともかくとして、さすまた自体は日本の江戸時代に作られたものだ。確かに似た武器はあるが、相手を傷つけずに捕縛する道具としてはほぼ日本固有である。

 なお西遊記の沙悟浄が使う三日月のものは、磔刑となった罪人の首を落とす処刑具である。もっと言えば沙悟浄は一般に沙和尚と呼ばれている僧侶なので、墓を掘るためのスコップが刃の反対側に備えられていたりする。

「こう、全体的にY字型っていうか、先がU字で二股になってる……」

 さすまたの全体像を空中に指先で描く。

「あー……フォーク?」

「いや、フォークじゃなくて」

「トライデント? 歯が二本しかないって、聞いたことないケド……あ、親のかなにかかな? 壊れちゃってるよーな……」

「そんな危険物、うちにはない」

「だよねー。ふつー、直すよねー」

 食器としてのフォークが一般に広まったのは十六世紀だ。モノ自体は十一世紀ごろから存在しているが、当時は歯が二本しかなく、そして口に食べ物を運ぶ用途としては使用されていなかった。

 貴族たちに食器として広まったのは十四世紀で、確かにアレクシアはそれを普段から使ってはいる。が、しかしフォークと言えば未だに農具としてのイメージが強いのである。

「まー、いーや――ねー、ここにフォークあるー?」

「あ、おい、まて」

 修の制止も聞かず、アレクシアはカウンター後ろの槍の束を指差しながら、髭面の店主に声をかけた。

 店主は、まるで接客などしったことかといった無愛想な低い声で「ここは武器屋だぞ……」と呟いて、

「フォークが欲しいなら金物屋に行きな、ウチは武器屋なんだわ。それと……従士にフォークは、あんまりじゃないですかね、騎士さま」

 日本人からしてみれば、商売をする気があるのか、と怒鳴りたくなるような傲慢な態度で答える。

 フォークは剣を買えるだけの金がない農民が武器として用いたため、武器としては格の低い、貧乏人の泥臭い武器というイメージが定着しているのだ。

「おさむ、従者じゃないよ?」

「さようで」

「おさむはともだちー」

「友達かどうかはともかくだな。そもそも俺、さすまたは使えてもその、フォーク? は使えないぞ」

 しかも修がさすまたを握ったのは、職場で行った防犯訓練中の一時間のみである。

「かたちがおんなじなら、使い方なんていっしょだよー?」

「だったらゴルフクラブやバットのほうがナンボか使いやすいわ」

 そしておそらく日本でもっとも簡単に手に入り、誰でも一度は振り回したことがあり、かつ持ち歩いても警戒されにくいであろう鈍器だ。

棍棒(バット)のほーが使いやすいの?」

「そもそもさすまただって捕縛用だぞ?」

「捕縛用って……おさむ、警邏隊の人だったの?」

「違うよ」

「じゃぁいつ使うのさ?」

「いつってそら――襲われたとき?」

「だから、そのための武器を買うんじゃーん」

「どっちにせよ、ウチにフォークなんてもんは置いてないよ」

「じゃ、トライデントは? 歯がひとつ増えただけだし、だいじょーぶでしょ」

「うちは漁具屋じゃねぇんだが――……どれがいい?」

 トライデントといわれて渋い顔をしながら、店主は穂先をみせるように、いくつかの槍をこちらに向けて倒した。

「これとこれ……と、これはちょっとダメかな」

 そのうちのいくつかは彫刻などが彫られた装飾の多い槍であったので、アレクシアはそれを弾いていく。そうやって弾かれるたびに、店主の顔が余計に渋くなっていった。

「――おさむ、どれがいーい?」

 いくつか残った槍は、まるで銛のように返しが付いたものであったり、刃が広く斬撃にも使えそうであったり――

「これだねー」

「あ、こら、ちがっ」

 ――思わず見入ってしまった、宮本武蔵の時代劇で見たような宝蔵院の十文字槍のようなものを選択されてしまった。

「だから俺は戦えないんだって!」

「そのわりには、ちょっと視線が熱かったみたいだけどねー?」

 わかってる、みなまで言うな……そんなふうにニヤニヤと笑いながら、店主に向かって「これちょーだい」と言うのだった。



 客観的に見て、買ったばかりになる十文字槍を肩に担いだスーツ姿の人間、というのもなかなかにシュールだ。まぁ、格闘漫画にならば出てくるかもしれないが。

「……せめてスーツ以外に着替えたい」

 だが金はない。

 武器はなかば押し付けられるようにしての購入だが、さすがにそう何度もアレクシアの好意に頼るのはどうかと思うのである。

「あはは。もちろん買うよー?」

「買うって……さっきもだけど、金ないぞ?」

「もちろん、あとで払ってもらうよー? 体とか体とか……体でねぇー!」

 ぐふふ、とはしたなく笑った。

 どうやらアレクシアは、この変態悪徳貴族ごっこがお気に入りらしい。

「なんだ? 重労働でもさせられるのか?」

 なんとなく慣れてしまった修は、それを流すようにして、いたって真面目に聞いた。これで恥ずかしがったり顔でも赤らめれば、意趣返しになるだろうと。

「んー……そうだね、ボクならやっぱり、娼館に送ると思うよ? おさむ、むきむきのむちむちだから、なんかそっち(・・・)の人気が出そうだし」

 しかし相手は一枚も二枚も上手であった。さも当然のように切り替えしてきたせいで、修の背筋にぞわりとした悪寒が走る。

「やめろ、やめてください」

「あはは。ボクに勝とうだなんて百年早いのさ!」

 筋金入りのセクハラマシーンである。

「あんまり気にしなくていーよ? ボクは"薔薇騎士"アレクサンドラ・アンドリュー。紋章の粟の穂は"調和"、葡萄の花は"慈善"、そして薔薇は"愛情"と"希望"と"幸運"――ボクは、ボクの信念に従って動いてるだけだからね」

 まるで噛み締めるように、アレクシアはそう口にする。

「それでも恩に着てくれるのなら……少しでいいから、ボクを助けてくれると、うれしいな?」

 媚びる、というよりは、甘えるような声。

「慣れてるだろ?」

「あはは、バレたー?」

 からからと笑いながら、アレクシアは肯定する。

「確かに打算はある、けど、なんにもやらないよりはよっぽどマシでしょ?」

「まぁ、情けは人のためならず、とか言うしな」

「人のためじゃなきゃ、誰のため?」

「そりゃぁ」

 実際に口にしてみればみもふたもない諺だなと苦笑する。

「自分のためだろ」

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