表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十二刀之書  作者: 宵闇の光
1/6

プロローグ

何度も書き直しすいません……(-_-;)

変更点は刀の振り分け本数です。

世の中には不思議な事がある。

……って言っても、それは生きていく上では、なんてことない、小さな出来事だったりするだろう。

晴れているのに雨が降ったり、海がいつまでも波を打ち続けたり……。

俺が思う不思議な事なんて、きっと、どっかの偉い人がとっくに解明しているだろう。

……だが、俺が今向き合っている現実は、「不思議」なんて言葉じゃ、説明しきれない。

ほんの三ヶ月程前まで俺は、平凡。自分で言うのもなんだが、五段階評価でオール三をとるような平均すぎる高校生だった。

しかし今俺は、五人の仲間と共に、日本……いや、世界の命運を背負い戦おうとしている。


「ここまで来たら、必ず勝とうな!」


横にスッと並ぶは、藤堂京也(トウドウキョウヤ)。いつも俺を支えてくれた、俺が旅で出会った、最高の親友だ。腰には、(神刀:七支刀)を携える。


「俺は、準備は万端だぜ~!」


声高く叫んでいるのは、海野宇宙(ウンノソラ)。喜怒哀楽の「哀」の感情がないのか、と思うほど、いつも笑っている奴だ。だが、その笑顔はいつも場を和ましてくれる。背中に、(伝刀:菊一文字則宗)を背負う。


「あ、あの……、私も頑張ります!」


ちょっと控えめなこの子は、雪村葵(ユキムラアオイ)。控えめな分、誰にでも、分け隔てなく優しい。葵がいるだけで、くだらない喧嘩がバカバカしくなる。手に、(伝刀:陸奥守吉行)を持つ。


「気は抜くな……、と言わなくても大丈夫らしいな」


俺達より少し年上のこの人は、伊達虎太郎(ダテコタロウ)さん。少し口が悪く、注意が多いが、頼れる兄貴みたいな人だ。京也と同じく、腰に、(名刀:長曽祢虎徹)を携える。


そして……


「ここまで来れた……。あなたの……大地のおかげよ。ありがとう……」


凛としたこの女は、大神紅葉(オオカミクレハ)。よく怒るが、俺が旅に出るきっかけであり、俺の旅を最初から今まで付き合ってくれた……、まあ、腐れ縁になりつつある。両手に、(名刀:備前長船)を持つ。


「ああ。だけど、ありがとう、なんて言葉は、これが終わってからにしろ」


「そうだな……」


みんなと話し終わり、俺も前を向く。


「じゃあ、みんな!

約束忘れんなよ!」


「「「「「必ず、生き残る!」」」」」


「……そう。必ず、俺達は帰る。行くぞ!」


それが合図かの様に、みんなが歩を進めはじめる。これが最後の戦いに向かう俺達の会話。

……おっと、自己紹介を忘れていたな。俺の名前は八幡大地(ヤハタダイチ)。持っている刀は、かの有名な(神刀:天叢雲剣)。最初からこの刀達に関連しているとあって、この旅の中心だ(いつの間にかだが……)。

そういえば、刀の説明をしてきたが、少し話さないとな。

三ヶ月程前に、日本全国に十二振りの刀が現れた。まあ、俺も拾った訳だが、それはまた話そう……。

紅葉の話だと、

神刀が三振り。

伝刀が五振り。

名刀が四振り。

その様な感じだ。詳しくは追って話す。

そのうち六振りが悪しき奴の手に渡り、壮大な冒険の始まり~。ってなとこだ。

……まさに、漫画、ゲーム、小説の様な話だ。

そうだ。折角だから、俺の旅の軌跡でも聞くか?

ちょっとした暇潰しや、気晴らしにはなると思うぜ……。

重ねて、書き直しすいません……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ