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7/20

GW

私は休み中地元に帰って父達に会った。


父と祖母、祖父、母の方の祖母、祖父

どちらにも行ったがバイバイをする時とても悲しそうな顔をして父方の祖母は泣いていた。


祖母の涙を見るのは曾祖父が亡くなった時以来。

私が五歳の時だった。


祖母は涙をあまり見せない人。周りにすごく気を使える人だから。


そんな祖母を私は泣かせてしまった。

きっと戸籍が家族でないから家族って言えない事。

県外で会えなくなる事。

もう何もしてあげれないこと。沢山思うことがあったんだと今になって思う。


父も悲しそうな顔をしてグッと堪える。

父は祖母の事を尊敬して大好きな母だ。


祖母にそんな思いをさせた事で父に恨まれているんじゃないかと、心の底では、10%ぐらいは花音が止めてくれてたらと思っていたんじゃないかと。


そのとき私は、自分の浮かれた心と、取り返しのつかない決断の重さに気づき、息を呑んだ。

それから母方の祖母の所から行き

祖母の家から帰る時


「もう帰るの?ばあちゃん寂しいなぁ」

そう泣きながらいつも泣いていた。


「またすぐに会いに来るから」

そう言って祖母の所を後にする。

月日が流れそうしているうちに祖母はうつ病がひどく進行してしまった。


大好きな家族が泣いている事

それなのに私は幸せになろうとしている事。


自分が大嫌いだった。

家族があんなにも苦しんでいるのに

自分が決断してしまった事で大好きな人達を泣かせてしまっている。

周りが見えてなかった。でも、あの時の私は母をどうしても見捨てる事ができなかった。


きっと何度過去をやり直しても私は同じ決断をするだろう。


確かな根拠などどこにもない。それでも、そうしなければ母は、この世界にいられなくなる気がしてならなかった。

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