表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の悪戯  作者: AЯ!SΔ
1/4

プロローグ

ー僕が幼い頃、魔女が性別を入れ替える、という御伽噺をよく聞かせてもらっていたー



昔々、ある1人の魔女がいました。


この魔女は誰にも相手にされず、寂しがっていました。


そこで魔女は考えました。


悪戯をしたら振り向いてくれるのではないか、自分の事を見てくれるのではないか。


そう考えた魔女は、早速人々に悪戯をする事にしました。

どういう悪戯をしたら人々に振り向いてもらえるのか。


魔女は一生懸命考えました。


そこで1つのアイデアが浮かんだのです。


性別を入れ替えたらいいのではないか。


そう考えた魔女は、早速1人の男に魔法をかけました。


すると、魔法をかけられた男は女になってしまったのです。

悪戯をしていく内に魔女は人々を困らせるのが楽しくなっていき、どんどん人に魔法をかけていきました。


人々は元の姿に戻してもらおうと魔女の所へ行ったが、何も教えてはくれませんでした。


魔女は人々が自分の所に来てくれる喜びで、悪戯を止めようとはしなかったのです。


結局魔女に性別を変えられた人々は、元に戻る事が出来ず一生を過ごすことになってしまったのです。


元に戻る方法は、魔女本人しか知りませんでしたとさ。



こんなのはただの御伽噺…そう思っていた。

魔女も居ない、ただの空想話だ、と思っていた。


あの時までは…


まさか僕に、あんな出来事が起きるとは夢にも思っていなかったんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ