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最強の獣のまったりライフ   作者: 葉月秋子


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 トマスに見つからないように、俺はノアに魔力を流す練習をさせ続けた。

 

 姫さんのお相手をして、ノアと練習して、トマスの行動を見張るのはけっこう忙しくって、まいったよ。

 来る日も来る日も、魔力を流して練るだけなんで、そうとう不満げなノアだったけど、しっかり喰いついて頑張って来た。



 冬至のすぐ後に初雪が降り、あたり一面真っ白に変わる。

 こういう真っ白な世界って・・・。


 飛び込んで。跳ねまわって。跳ねまわって。

 ぐちゃぐちゃにするのが面白いんだよなーっ!



 もこもこに着込んだ姫さんとノアと一緒に、雪玉投げて、雪だるま作って、ベスに文句を言われながら思い切り楽しく遊んだよ。

 たくさん積もった雪はカチカチになってしまうから、こうやって遊べるのは今だけなんだモーン。


 マーガレットは春になったら女官見習いとして中央へ上がる事が決まっているので、今年の冬は母上に礼儀作法の特訓を受けてる。

 父上はフランツに剣技を教え始めたけれど、あいつ、飽きっぽいからなかなか上達しない。


 夜は暖かい居間に集まって、トマスのリュートや女官たちの歌を聴きながら静かに過ごす。

 串に刺したリンゴやチーズを暖炉であぶってかじるのも楽しい。

 うん、姫さん、俺リンゴよりチーズが好きなんだけど・・・。

 ベーコンだったらもっといいなー・・・って。


 

 その冬は、そうして家族皆で一緒に、静かに平和に過ぎていったんだ。

 


 

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