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最強の獣のまったりライフ   作者: 葉月秋子


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 ふう、危ない危ない。

 

 おいノア、魔法が使いたいのはわかるけど、得体のしれない奴にふらふら乗せられるんじゃない!


 前会ったジプシーの女と言い、この吟遊詩人といい、なんだかお前、狙われてるぞ。


 しかしこいつ、たいした魔力も感じなかったのに。生活魔法ってか・・・。

 どかんと大きな魔法をうつ奴は見分けやすいんだけど、こういう微量の魔力ってわかりにくいなー。

 まいったぜ。



「えいっ!えいっ!」

 やれやれ。姫さんにも魔法使いごっこがうつっちまった。

 だから、指を鳴らそうとしたり、棒を振り回したりするだけじゃダメなの。

 だいたいそのちっちゃな指じゃ音なんか立てられないでしょ。


 姫さんは、ただの遊びだと思っているけど、ノアは。


 

『ノア』


 一人ぼっちで奥庭の隅にしゃがんでるノアを見つけて、俺は横に座り込んだ。

 ノアの痩せた小さな手が俺を抱く。


「・・・ねこさん・・・」


 わぁ、そんなに悲しそうに鳴くんじゃないよ、ノア。


「ねこさん、僕、魔法を使えるようになりたい・・・。

 役に立たない子だって、言われたくないよ・・・」

 


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