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最強の獣のまったりライフ   作者: 葉月秋子
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 道まで馬で出ていったカイトだが。


 ちょっとすると全速力でこっちに戻って来た。


 戻って来たのはいいが、後ろに三騎・・・え?

 野盗?


 こら、敵に見つかったら、守る相手から引き離して一人で逃げろよ!

「隠蔽」を破った上、引き連れてこっちへ戻って来るんじゃないーっ!


「あの馬鹿っ!」


 ベンさんが額を叩いた。



 まっすぐこっちへ向かってくるから、あー、やつら俺たちを見つけたな。


「先頭の革鎧はわしが。

 嬢ちゃんは十分ひきつけてから次を」

「わかった」


 姫さんは矢をつがえ、狙う。



 ひきつった顔のカイトが傍を駆け抜ける。

 続く野盗に、ベンさんが投げたのは、え?商品の金串?

 焼き肉用の金串は、見事野盗の喉に刺さった。


 姫さんが矢を放ち、肩に当たった二人目が落馬する。


 三人目は馬上で剣を抜いて振り上げ・・・

 よし、こいつは俺がもらった。


 後ろから馬の尻に飛びついた俺は、剣帯に噛みついて、棒立ちになった馬から引きずり落し、したたかに身体を打った男の喉笛を狙う。


 そうしてる間に、ベンさんか落馬した二人目を片づけた。



 三対二と一匹だったけど、うん、楽勝。

 



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