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最強の獣のまったりライフ   作者: 葉月秋子
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「でも、ここで知り合いがすれ違うなんて奇跡みたいな確率だ。

 浜辺の砂粒が別々の浜に放り出されて、もう一度隣り合うみたいなもんだぜ。

 いやー、ラッキーだなー、俺たち」


 ねこさん・・・ローランディアの皆は・・・


「ん、みんなばらばらになっちゃったけど、俺は姫さん、マリアンと一緒」


「マリアン!マリアンは無事なんだ!」


「ん、すてきな女の子に育ったぜ。

 んでもって、俺たちいまダーラムシアの東の果ての、魔の森の近くにいるんだ」


 え?

 ダーラムシアの東?

 なんでそんなとこに!


「んー、いろいろあってさぁ。

 あ、そうだ、ノア、来てくれないか?」


 え?


「今、っていうか、お前には数年先か。

 マリアンがちょっとやっかいな事になってるんだ。

 助けに行ってくれるかい?」


 マリアンが?行く!絶対!

 でも、そこはどこ?そして、いつ?


「いつって・・・えーと、マリアンはいくつになったかなぁ。

 あ、いけね。おまえ、そろそろやばいぞ」


 え?


「本体に戻らないと、やばいって!

 ほら、急いで!」


 そう言うと、相手はとん、とノアの意識体を押す。

 軽くつつかれただけで、ノアは凄い勢いで河から遠ざかっていく。


 待って!ねこさん!


 未来って、いつなの!

 そこは、どこなの!

 ねこさんーっ!

 





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