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最強の獣のまったりライフ   作者: 葉月秋子
146/225

3


 異端審問官だと?

 一体、誰の告発だ!


 鋭く息を呑む声に、ステルツ教授は後ろの助手を振り返る。

「ロベリア?君が?」

 空色の髪の女性は、真っ青になって答えた。

「魔術を扱う者の、義務ですわ」



「一学年生ノアール、他四名の生徒は、三日後の査問会に召喚される。

 それまで他の生徒との接触を禁止する。厳重に管理するように」




 

 異端審問官?査問会?

 

 聞きなれぬ言葉に、去っていくローブの人々を見送るノアは、ぐっと肩を掴まれた。

 いきなりパン!と頬を叩かれる。

 涙目になったジャニーンが、ぶるぶる震えている。


「異端審問官だなんて!

 あなた、いったい何に私を巻き込んだの!

 学年トップの私に、こんな汚点が着くなんて!」


「学院に審問官が現れるなんて、前代未聞だ!」

「深森の賢者は学校と無関係の立場じゃないか!」


「異端だと!なぜそんなことになる!」


 

 驚き騒ぐ教授と仲間たちに、呆然とするノア。

 いったい、あの人たちは、誰?


 ノーランがノアの腕を取る。


「まずい事になりました、ノア王子」


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