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最強の獣のまったりライフ   作者: 葉月秋子
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 いや、ジュエルじゃない。


 籠に入ってる小さな生き物は、貧相な子猫。

 顔と足先としっぽの先が黒い、狸顔の子猫。


「珍しい模様の子猫だろう?

 ひとつ先の村で手に入れたんだ。

 街のお嬢さんたちが好みそうだからね」


 ひとつ先の村だって!

 それが母上のいる村か?

 てか、ジュエル、お前あの村で何してたんだよーっ!


 ひとつ先の村って、どれくらい離れてるんだ?

 母上はまだいるのか?

 姫さんを連れて行けるのか?


 うーっ、言葉が通じないのがもどかしいよぉーっ!



 甘草(リコリス)の飴は凄く甘いけど、薬草臭くってクセがある。

 あんまりお気に召さなかった姫さんは、婆さんに小さく砕いてもらって、村の子供たちと分けっこした。

 それを見た鋳掛屋は、優しい子だといって、もう一本追加してくれたので、村の子全員に一口ずつ行き渡った。


 うん。姫さん、おれはいらないから。

 お城で食べたクリームたっぷりのお菓子がなつかしいねぇ。じゅるる・・・。


シャムネコの特徴は遺伝で出やすいようですね。

知人の飼ったシャムとのハーフは、シャムそっくりが二匹と真っ黒が一匹生まれてたそうです。

あ、お相手は不明・・・。

知人の飼ったのは真っ黒。細身ですごい美形になりました。

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