勢いで書いた「?」な話
「「ハイ、どうも~!」」
ス「すべての始まりの敵にして、草原の門番のスライムです!」
ド「始まりの魔物にして、世界最凶のモンスターのドラゴンです!」
ス・ド「二人合わせてドラスラです!」
ス「イヤ~、MM-1(モンスター 漫才グランプリ)初出場で、まさかドラゴンさんとコンビを組めるとは…。人生何があるかわかりませんね!」
ド「然り然り。」
ス「ところでドラゴンさん、アナタは何処にいるんですか?姿が見えませんが…。」
ド「何を言っておる、いるではないか?」
ス「いや、声しか聞こえないんですが?」
ド「お前は何処に立っているのだ?」
ス「…ステージの上ですが?」
ド「それはステージでは無い…、我の左手だ!」
ス「デカいは!!どんだけデカいんだよ!」
ド「だって我、ドラゴンだし!」
ス「カメラに向かってドヤ顔やめr…雲に隠れてるし!デカすぎるは!!」
ス「…まぁ、そんなこんなで漫才、やっていく訳ですが…イヤ~初出場でこんなにいっぱいのお客さんの前でする事になるとは、今更ながら緊張しますわ~。」
ド「ほぅ、ならば我が緊張をほぐす方法を教えよう。」
ス「本当ですか!…でもドラゴンさん、緊張のほぐし方って分かるんですか?」
ド「問題ない!我からすれば他人など虫けらに等しいからな!」
ス「…でしょうね!まぁ、ご教授お願いします。」
ド「良かろう!方法は複数個あるがまずは一つ目、手のひらに人をな…。」
ス「あぁ、あの『人』って書いて飲み込むやつですね?」
ド「いや、『人』を乗っけて飲み込むのだよ。」
……。
ス「おっっっそろしいよ!」
ス「ナニ言っちゃってるの!お客さん涙浮かべちゃってるよ!」
ド「そうかそうか、そんなに我の教えに感動したのか!嬉しいノウ。」
ス「恐怖で浮かべてんだよ!ワカレや!」
ド「なんじゃ!騒がしいノウ。わかったわかった!次はダイジョブじゃ。」
ス「エ~、大丈夫ですか?」(信じらんネェ~。)ボソッ
ド「ふふん!次は我にしか出来ないトットキの方法じゃ!何せあの大勇者ですら緊張が吹き飛んだからの!」
ス「何だろう、嫌な予感しかしない。」
ド「では、スゥ~~~。」
ス「あ(察し)」
ド「・ゞ―・ω>>―ザザッ
「こんばんは、臨時ニュースです。先ほど、ドラゴン氏による、第一級危険技『終焉の叫び』でMM-1会場を中心に半径200kmの範囲が更地になるという事件が起こりました。
調べによりますと、ドラゴン氏は『我はただ、緊張をほぐそうと…。』などと供述しており…。
続かん!