表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

勢いで書いた「?」な話

「「ハイ、どうも~!」」


ス「すべての始まりの敵にして、草原の門番のスライムです!」


ド「始まりの魔物にして、世界最凶のモンスターのドラゴンです!」


ス・ド「二人合わせてドラスラです!」


ス「イヤ~、MM-1(モンスター 漫才グランプリ)初出場で、まさかドラゴンさんとコンビを組めるとは…。人生何があるかわかりませんね!」


ド「然り然り。」


ス「ところでドラゴンさん、アナタは何処にいるんですか?姿が見えませんが…。」


ド「何を言っておる、いるではないか?」


ス「いや、声しか聞こえないんですが?」


ド「お前は何処に立っているのだ?」


ス「…ステージの上ですが?」


ド「それはステージでは無い…、我の左手だ(・・・・・)!」


ス「デカいは!!どんだけデカいんだよ!」


ド「だって我、ドラゴンだし!」


ス「カメラに向かってドヤ顔やめr…雲に隠れてるし!デカすぎるは!!」


ス「…まぁ、そんなこんなで漫才、やっていく訳ですが…イヤ~初出場でこんなにいっぱいのお客さんの前でする事になるとは、今更ながら緊張しますわ~。」


ド「ほぅ、ならば我が緊張をほぐす方法を教えよう。」


ス「本当ですか!…でもドラゴンさん、緊張のほぐし方って分かるんですか?」


ド「問題ない!我からすれば他人など虫けらに等しいからな!」


ス「…でしょうね!まぁ、ご教授お願いします。」



ド「良かろう!方法は複数個あるがまずは一つ目、手のひらに人をな…。」


ス「あぁ、あの『人』って書いて飲み込むやつですね?」


ド「いや、『人』を乗っけて飲み込むのだよ。」


……。




ス「おっっっそろしいよ!」

ス「ナニ言っちゃってるの!お客さん涙浮かべちゃってるよ!」


ド「そうかそうか、そんなに我の教えに感動したのか!嬉しいノウ。」


ス「恐怖で(・・・)浮かべてんだよ!ワカレや!」


ド「なんじゃ!騒がしいノウ。わかったわかった!次はダイジョブじゃ。」


ス「エ~、大丈夫ですか?」(信じらんネェ~。)ボソッ


ド「ふふん!次は我にしか(・・・・)出来ないトットキの方法じゃ!何せあの大勇者ですら緊張が吹き飛んだからの!」


ス「何だろう、嫌な予感しかしない。」


ド「では、スゥ~~~。」


ス「あ(察し)」


ド「・ゞ―・ω>>―ザザッ










「こんばんは、臨時ニュースです。先ほど、ドラゴン氏による、第一級危険技『終焉の叫び(パーソンシェイカー)』でMM-1会場を中心に半径200kmの範囲が更地になるという事件が起こりました。

調べによりますと、ドラゴン氏は『我はただ、緊張をほぐそうと…。』などと供述しており…。



続かん!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 人を乗っけて飲み込む! 今度試してみます!
2016/05/21 05:48 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ