4話 萃香の家
ザッザッザ
萃香さんの家まで二人で歩く
「なぁ君の名前はなんて言うんだい?」
「白花です苗字はありません」
「可愛らしくていい名前じゃないか」
褒められるのが嬉しくて顔が赤くなる
「ほら、あそこが私の家だ。汚いが上がってくれ」
「とんでもないです、お邪魔します」
岩穴に扉を付けただけの家が萃香さんの家だ
自分が作ったらダンボールハウスより酷いものができそうだ
「ありゃ白花の顔に泥が付いてるじゃないか、そこの川で洗ってくれば?」
多分さっき襲われたころに付いたのだろう
丁度今も全裸なので体も洗うとしよう
猫なのに水は大丈夫かって?
妖怪だから大丈夫
途中で水たまりがあった
試しに自分の顔を見てみた
そこには可愛らしいお嬢さんがいた
この人は誰だ?
顔に泥が付いてるけど凄く可愛いい
...
ん?
これってもしかして俺の顔?
目を擦ってもう一度よく見てみる
俺の顔だった
カァァァと顔が熱くなる
自分の顔見て照れるんじゃない
顔を赤くしたまま顔を川で洗い萃香の家に戻る
「お帰りそこにボロだが服を用意したから着てみなよ」
藁でできたようなワンピースがあった
多少ゴワゴワしているが着る分には問題ない
「ありがとうございます、ぴったりです」
「おおそりゃ良かった。てか敬語なんてむずかゆいだけだから普通に話していいよ」
「分かった」
「ところでなんで私みたいな妖怪をわざわざ助けたの?」
一応女なので私という
「そりゃぁ襲われてる女の子を助けない訳ないだろう、強姦なんて最低なことだと私にも分かるさ!まぁこれでも女の端くれだしね」
「端くれなんかじゃないよ」
「ハッハッハッ白花は面白いこと言うね」
高い声を上げて萃香が笑う
ふぁぁ〜とあくびをしてしまった
「おやおや疲れてるようだね、少し休めば?」
かなら眠かったので眠らせてもらおう
「ありがとう、少し休むね」
藁で出来たマットの用な物の上で寝っ転がる
「おやすみ」
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目が覚める
ここはどこだ?
あっ
そういえば転成したんだった
萃香さんに悪いしもう起きよう
「おや起きたか、よく眠れた?」
「おかげさまでグッスリと」
「ほら、味は保証しないが焼き魚だよ」
ホクホクと湯気をだすイワナのようなものを貰う
「ありがとう、モグッ...美味しい!」
美味しすぎてにゃ〜と声が漏れてしまう
「そりゃ良かった、それ食べたらちょっと戦いの練習をしようか」
戦い?そうだったこの魚が美味しすぎて忘れていたが自分でも戦えなければこのさきやっていけない気がする
頑張って練習しなければ
うん。やっぱこの魚超絶美味しい
猫だからそう感じるのかな?