表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方猫白花  作者: 夢心@東方小説書いてる人
第一章 再開された命
18/45

18話 歓迎と風呂

この命連寺に住むことになった私は歓迎会をされることになった

ナズーリンさんや寅丸さんがご飯を作ってくれた

なんか精進料理って感じだ

あと雲居さんや雲山さんも帰ってきた

雲居さんは私が来たことに驚いていたけど

雲山さんはいきなり歓迎してくれた、全身雲の人だった


「じゃあ改めて白花、自己紹介して」


「は、はい。私は猫妖怪の白花です!よろしくお願いします」


「それじゃ、一輪と雲山も自己紹介よろしくね」


「私は入道使いの雲居一輪。よろしくね」


「わしは入道雲の雲山じゃよろしくな」


なんかみんなとってもいい人達!!

楽しく暮らせそう


「腹がへった、さぁ飯にしよう」


「こら、雲山歓迎会よ?食い意地はらないの」


「ううむ」


「あっみなさんがいいなら食べましょう?」


「そうじゃな!白花は優しい娘じゃな」


「そうね、食べましょうか」


「「「「「「いただきます!」」」」」」



んまぁみんなで楽しくご飯を食べました

でもお酒を勧められたのは驚いた

ここは寺じゃないのか

もちろん飲めないから遠慮したけどね


そして聖が酔った勢いで言った


「しろかぁ~こっちおいでぇ~」


なんか凄い酔ってるけど大丈夫かな


「は、はい」


私はなんで呼ばれたのか気になりながら聖の元へ向かった


「あの、なんでしょう?」


「あぁん、しろかって可愛いわね~」


「ふぇ?」


バフッ


そう、聖が私に抱きついてきたのだ

しかも私を抱えるように


ちょ、顔に胸を押しつけないでっ


男だったときは鼻血ものだけど今からしたら私より大きい胸に顔挟まれても

敗北感しかしないのっ!


「ん~しろかの頭もふもふで気持いわ~」


「ちょっ!耳の付け根はやめっんにゃ!やっ、やめ、うにゃん!」


もふもふと私の頭をなでてくる

気持いけど酒臭い!


なんとかしてこの状況から脱出せねば

ううんと、どうしよう


「あ、聖様だけずるいですぅ~」


「わしもっわしもっ!」


「聖だけはずるいわね...」


「私も是非白花の頭を触ってみたい」


みんなが寅丸さんにつられてこっちにくる

私の頭を触るために


「あ、これ詰んだ」


そう、もう逃げ場はない


「あっちょ、そんな大人数で挟まれたら息がっ!しっぽなでないでぇ!んあっ!首舐めないで!あっ、雲山さん、服脱がそうとしないでよっ!!」







はい、もう色々みんな酔った勢いで私のことを弄くりまわしてました

雲山さんなんか脱がそうとしてくるし

変態扱いしてもいいですよね



「もう、夜遅いですし、お風呂に入って寝ましょうか」


「そうじゃな、わしは風呂沸かしてくる」


「頼みましたよ」


他の人はもうみんな寝落ちしてる

残ってるのは雲山と聖と私だけだ

ナズーリンが酔って「ハハッ」と言っていたのはいい思い出だ


「おーい、風呂沸かしてきたぞ」


は、早いな

五分も経ってないよ


「私はやることがあるので、白花は先に入ったらどうです?」


「え、でも私が先でいいんですか?」


「もちろん、かまいませんよ」


「ではお言葉に甘えて」


「あ、」


「どうしました?」


「お風呂ってどこですか?」


「ああ、そこを曲がった突き当りですよ」


「あ、はーい」



お風呂へれっつごー!



ガラッ



脱衣場の扉をあけるとそこには腰にタオルを巻いた雲山さんが待機していた


「あっ、あの雲山さん?」


「なんじゃ?わしのことは雲山だけでいいぞ?」


「は、はい」


「お、白花も今入りたいのか。そうかそうか、わしと入るか?」


「え?」


「どうした?」


「一緒に入るってことですか?」


「そうじゃ」


これって入っていいのかな、

別に嫌ではないんだけどな

前世で男と風呂なんて散々入ってきたから

どっちかというと女の人と入るとなると緊張する


「あ、私はいいですよ?」


「そうとなれば早く脱ぐのじゃ、わしは先に風呂に入ってる」


「は、はぁ」


とりあえず、寝てたときに着替えさせてもらったこの白い半纏を脱ぎ、全裸になる

そこそこある胸が露わになった

流石に相手が雲でも全裸でお風呂に突入するのはマズイか


一応タオル巻いて入ろう


ガラガラ


「お、来たか。早く湯船に入りな」


「は、はい!」


ザパァ


お湯が湯船から溢れ出る


「ふにゃ~あったかい~」


「わしが観念こめて沸かした湯じゃからな」


「あ、雲山って筋肉凄いですね」


「むっそうか、あと敬語は要らぬ」


「ムキムキだね」


「なら、触ってみるか」


「いいの?」


「構わんぞ」


雲山の腕の筋肉に触ってみる

すっごい、固い

前世の時でもこんなに筋肉なかった

まぁひょろひょろな体だったしね


「凄い!!」


「鍛え上げたからな、どれどれ白花のお胸も確かめてみるか」


ふぇ!?今なんて言った


雲山は筋肉でごつい腕を胸めがけて手を伸ばしてきた


「わわわ、雲山!こんな脂肪触ってもなにもないよよよよよ!!!」


「ふっはははは、冗談じゃよ。しかし豊満な胸じゃの」


雲山の視線がタオルで隠された私の胸に向けられた

隠すって言っても谷間はどうしても見えてしまう


「ううぅ...」


「もう、湯船から出て体洗うとするか。白花の背中を洗ってやろう」


当然体を洗うのはタオルを取らなくてはいけない

雲山は後ろにいるから胸とかは見えないけど...


~10分後~


うん、なんとか見られずに済んだ

当然前は自分で洗ったよ!?


雲山の背中洗ったけど凄い背中がデカかった

雲山は決してやましい気持ちはありません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ