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東方猫白花  作者: 夢心@東方小説書いてる人
第一章 再開された命
13/45

13話 襲撃

「さぁ二人とも、お使いに行ってきてちょうだい」


例の健太告白事件から一週間が経ったこの頃

お母さんにお使いを頼まれた

八百屋でニンジンとジャガイモを買って来てほしいそうだ

なにを作るのかな?


「ねぇねぇ健太ー」


「んー?」


「八百屋ってどこにあるの?」


「あぁ、そこをまっすぐ行って右に曲がったとこにあるよ。あそこの八百屋は野菜の質がいいと有名なんだ」


「そうなんだー!いっつもご飯が美味しいのはその八百屋さんのおかげでもあるんだね!!」


「そうかもしれないね!」


「あっ見えてきたよー」


人が集まっていかにも人気そうな八百屋が見えてきた


「おじさん!ニンジンとジャガイモを三個ずつちょうだい!」


「へい、おや、そこの可愛い娘は彼女かい?」


「ちっ違うよ!!」


私の顔がカァーと赤くなる

健太の彼女か...

この前言われた「大好き」って言葉が本気なら彼女になっても...

なっなにを考えてるんだ私は!健太は家族!!


「そうかいそうかい、じゃその娘をほかの男に盗られないように頑張るんだな」


「うぅ...おじさんってば...」


「買い物終えたし帰ろう白花」


「うっうん」


顔を赤くしながら返事をした白花であった


その頃遠くから一人の陰陽師が白花を見ていた


「あの娘、僅かながらも妖気を感じる。さては人間に紛れて一揆に襲うつもりなのか...?だとしたらタイミングを見計らって退治しなければ」



そして白花達は


「ねぇ健太、だれかに見られてない?」


「そうかな、気のせいじゃない?」


「そうだといいけどね」


そう、とても嫌な感じがしたのだ

まるで命を狙われているような


「まぁなんかあるといけないし早く帰ろうか」


「そだねー」


side陰陽師


「こやつら帰るみたいだな、よしあのガキはほっといて陰陽玉であの娘をしとめるか」


そう、この陰陽師は妖怪に邪念を抱いていた

かつて妖怪に親を殺されたときのように


「この京に入ったらもう我の手の中だ、しとめるのもたやすいな」


side白花&健太


「あのさーこの前言ってた女の子には危険な遊びって結局なんだったの」


「秘密だよ」


「えーいいじゃん、気になるし」


その瞬間バシュンッ!という音がなった

そう

陰陽師が白花に向って陰陽玉を撃ったのだ


音が鳴った瞬間、白花の背中に陰陽玉が被弾した


そしてドサリと白花が倒れた

袋に入れていた野菜が地面に転がる


「白花!大丈夫か!!」


「けんたぁ...いたいよぉ...」


「フハハハハ、妖怪め!我を騙せるとでも思ったか!!」


「あんたは誰だっ!」


「我か?我は多大なる力をもつ陰陽師、矢賀瀬光弘やがせみつひろだっ!」


「白花!とりあえず逃げよう!」


「おいまて!そこのガキ!貴様も始末するぞ!!」



陰陽師の言うことを無視し、すでに意識が無い白花を健太が抱きかかえ、一心不乱に家へ向かって走った


「はっはっは、白花、お願いだから頑張って」



家につくとお母さんが驚いていたが冷静に白花を治療し、なんとか軽傷ですんだ


背中に小さな痣が残っただけで済んだのは奇跡なのだろうか


微弱な妖気でも陰陽師にはバレてしまうのです


※誤字ご指摘ありがとうございます

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