入部
投稿遅れました‼
最後までお楽しみください!
「彩菜じゃーねっ」
「バイバイ」
私は近所の友達とわかれ、家へ入った。
中学に入学してから2週間が経った。今は仮入部期間の真っ最中。
だが私には仮入部に行く必要はない!
なぜなら、私は小学校の頃からずっと自慢の俊足を生かせる陸上部に入ろうと決めていたからだ!
そんなこともあり、わくわくしながら入学した中学。
しかし、私の人生設計は早くも崩されることとなる。
この白桜中には陸上部がなかったのだ。
落ち込んでいる暇などない。とにかく部活を決めなければ。
しかし、仮入部期間も明日で終わり。今、私の状況はまさに
''絶体絶命,,
結局、答えがでないまま仮入部最終日を迎えた。
「彩菜ーっ」
後ろを振り返ると同じ小学校で家が近い篠田愛未[しのだ あいみ]が走ってきた。
この時、私は愛未と会っていなかったら、こんな素敵な青春を送れていなかっただろう。
「愛未は部活決めた⁇」
「ウチね、卓球部にしようと思って!」
「卓球部⁇」
そういえば卓球にはまだ行ってなかった。
でも興味ないしな〜。
「彩菜も1回行ってみなよ。先輩達フレンドリーだったよ」
と、言われたので今日は卓球部に行くことにした。
放課後、私と愛未は待ち合わせをして、卓球部の活動場所である、さくらホールへ向かった。
私と愛未はクラスが違う。
私は5組で愛未は1組だ。
さくらホールへ行くと私達の他に5人くらい1年生がいた。
先輩達の話によると、卓球には2年生6人、3年生4人が在籍しているらしい。
あまり乗り気じゃなかったが、とりあえず先輩とラリーを始めた。
何これ‼卓球めちゃくちゃ楽しい‼‼
自分の中に新しい心が芽生えたようだった。
こうして私は帰宅後、お母さんに入部届けを書いてもらい卓球部へ入部することが決まった。
これが私の始まり。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
登場人物プロフィール
結城彩菜
7月23日生まれ B型
お姉さん的な存在 部活内のツッコミ役 ドS あだ名→彩菜