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あさまだき

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/02/28


 


もしこのひとがいなくなったら

僕は生きて

ゆけないだろう


あらゆるものごとに

興味もなくし

生きてるのか死んでるのか

わからない蜃気楼みたいな

にんげんになるんだろう


というより

生きかたを忘れてしまい

………………………




隣のベッドで眠る

このひとの寝息が聴こえているいま

あさまだき

寝顔にキスでもしてやりたいけど

昨夜のケンカがあとを引いてて

それを嫌がるかもしれないから

我慢しよう


そして起きて来たら

開口一番

謝ろう


いつだってそう

ケンカを売るのは僕のほう


ケンカのあとで

けっしてかけがえのないたいせつを痛感し

ひと晩でその存在の奇跡に気づき

深く痛く反省し

朝謝るのも僕のほう


そして

朝から

ケンタッキーフライドチキンを

食べにゆこうと誘おう


ぜったい

《バカじゃない

こんな朝から》


って

怒ってしまうのはわかっているんだけど


そのとき

ごめんなさい

心の底から謝ろう


そして

それから


なんのはなしをしようか








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― 新着の感想 ―
タイトルがまた、、斬新だ。 喧嘩をした朝に思う、心の底を覗かせてもらえたような詩 誰にもある後悔や痛み 「ケンタッキーにしなぁい?」 「朝からしなーい」 そんな会話が聞こえてきて  どんなお話し…
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