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君をおもえば  作者: おはぎ
プロローグ
12/16

ユーリの夢

 その後、桔平はキャンセルの連絡をしてきた患者に日程を伝えた。そして、ユージインさんと香山さんと先生に、マッテオさんと話したこと、優斗と話した内容を連絡した。ユージインさんと香山さんからは、わかったとすぐに返信があった。先生からの返信はなかったが、先生の返信はいつも遅れるか、またはないかのどちらかだったので、桔平は気にしなかった。

 午後にはもう一人患者の予約があったので、治療のための準備をして、患者を迎えた。桔平はその患者に行っている治療が患者を余計苦しめるものにならないといいがと考えたこともあり、多少集中力が途切れた時もあったが、患者は満足して帰っていった。

 昼食と夕食の中間くらいだったので、軽く何か食べようと思ってキッチンに向かった時、マッテオさんからメッセージが入っていることに、桔平は気が付いた。

「さっきはありがとう。今度君のメンバーと会えないか。話したいことがある」と書いてあった。

桔平は「もちろん。いつにしますか」と返事を送ると、すぐに返信があり「そちらの都合のいい時を3つくらいあげてくれないか。それで調整したい。私の友達も一緒に参加したいと言っているんだが」と書いてあった。

 桔平は、マッテオさんに日程を確認して折り返すことを伝え、香山さん、ユージインさん、先生にマッテオさんからのメッセージを転送し、日程を決めようと付け加えた。日程はあっという間に決まり、それを桔平がマッテオさんに連絡した。早いほうがいいとのことで、次のネットワークの日、先生の家に集まることになった。桔平だけがマッテオさんのことを知っているので、ネットワークで落ち合い、先生の家に案内することに決まった。

 前もって桔平たちは、マッテオさんに話すこと話さないことを確認しておいた。呪術が必要なことと裏の呪術が保存されてないことは話していいこと、患者の組織が売買されていることは隠しておくことにした。ただ、この話は噂として出回っているので、マッテオさんたちも知っていることは十分想像がつく。もし向こうが知っていたら、それについては話そうということで一致した。桔平が優斗から聞いた話は、もし話題に上がったとしても、知らないふりをしておくことになった。


 桔平がネットワークに足を踏み入れると、すでにたくさんの人?がそこには集まっていた。桔平はふわふわ漂いながら、マッテオさんを探した。

「桔平」聞き覚えのある声が聞こえた。

「エリック」桔平が振り返ると、エリックは真後ろにいた。

「驚いた」

「驚かせてごめん。」エリックはそう言って、隣の男性を振り返った。先日オフィスで会った様子とは若干違って見えたが、桔平はすぐマッテオさんだとわかった。

「こんにちは。桔平。」

「こんにちは。マッテオさん。エリックも来るの」桔平がエリックを見ると、エリックは首を横に振り、「僕はまだ、呪術師じゃないから」と言った。

「じゃ、行こうか、桔平」マッテオさんは、桔平を促した。マッテオさんのそばにはもう一人いた。その人は桔平ににっこり笑いかけた。桔平も笑い返そうとしたが、なかなか難しかった。人とまるで違う姿で、何というか、人間でいうと、おなかの真ん中に口があるような感じで、桔平には妖怪に見えたからだ。それでも桔平は失礼のないように、微笑み返す努力をした。

「じゃ、エリック。」とマッテオさんは言った。桔平もエリックを振り返って手を振り、すぐに出口に向かった。

 ネットワークから出て、先生の家に戻るとユージインさんも香山さんも桔平たちを待っていた。桔平の後についてマッテオさんが出てくると、さすがの先生も愛想よく出迎えた。マッテオさんの後ろには、やはり金髪を短く刈り上げた男性が続いていた。その人は自分をニコラだと紹介した。二人ともしゃれた高級そうなスーツを着用していた。香山さんは二人が素敵な男性だったので、とても嬉しそうだった。先生は、本心はどう思っているかわからないが、愛想よく会話に加わった。全員、最近の世界の気候の変化について話をすると、マッテオさんが「それで呪術のことだが」と切り出した。

 皆マッテオさんの次の言葉を待った。

「私とニコラはアソシエーションに所属する呪術師なんだ。アソシエーションについては、ご存じだろうか」と香山さんやユージインさんに向かって尋ねた。

「いいえ、なんなんです。それは」とユージインさんが素早く返した。

「イタリア地区だけなのか。ネットワークほど大きなものじゃなく、こじんまりとしたイタリア地域の呪術師の集まりだ。私たちイタリア人はおしゃべりだから、いろいろと理由をつけて集まっておしゃべりするんだ。まあ、呪術に限らずってことだが。だからそんな大したものじゃない。ただほかの地区よりは、濃密な関係というのか、たぶん君たちよりもということでもあると思うけど、色々と耳に入ってくることが多いんだ」マッテオさんは、そこまで言って、息継ぎをした。するとニコラさんが「私たちも最近おかしな話を聞くことが多いんですよ。」と言った。

 ニコラさんはマッテオさんよりは小柄で、しかしがっしりとした体躯をしていた。何か格闘技でもしているのかもしれなかった。ネットワーク以外などで直接会ってみると、マッテオさんもニコラさんも人と何の違いもないように見えた。

「おかしいってなんです?」香山さんはにっこりと笑いかけた。ニコラさんは香山さんのほうへ向いて、「お美しい」と言った。

 香山さんは「まあ」と頬を手で押さえた。先生のいら立つ声が桔平に聞こえた。

「それは、ちょっと後にして、おかしいってなんなんですか」ユージインさんは笑顔でニコラさんに問いかけた。

「桔平の言ったようなことさ。呪が保存されていないとか、あとこちらでは呪での治療を受けた患者の組織が何かに使われているとか」とニコラさんはあっさり言った。

 桔平と香山さん、先生、ユージインさんは思わず顔を見合わせた。

「そういう噂はネットワークでもあります。そんなに表立ってはないですが」先生が言った。

「ご存じだったんですね」マッテオさんが言った。

「桔平君の話を聞いて、すぐに何か起きてると思いました。それでアソシエーションの仲間に聞いてみたんですよ。すると出てくる、出てくる。そういう話が。以前は保存されいて、アクセスできた呪にアクセスできなくなったとかね。何かが起きてるんでしょう。」

「それはなんです」桔平はマッテオさんに尋ねた。

「私たちもはっきりとはわからないんですよ。でも当初呪術は、人の役に立つためにあったが、それが次第に違う使い方をする人たちに使われるようになり、さらにその人たちの邪魔になるものは隠されてしまうということが起きているんじゃないでしょうか。」

「それは呪術師たちが行っているということですか」とユージインさんが尋ねた。

「もちろん呪術師だけでできるとは思えませんが、呪術師が関わっているのは事実でしょう。そうでなければ保存するべき呪がなくなるということはありえないし。呪に関わるのは呪術師しかいないですから」

人じゃない人たちも問題意識を持っていたんだ、と桔平は思った。

「すみません、マッテオさん、それで僕がお聞きした、裏の呪について何か情報はありましたか」

「申し訳ない。私たちの知り合いにはいなかったんだ。ただほかにも当てがあるから聞いてみるよ。」マッテオさんはすまなさそうに言った。

 それで、とニコラさんが身を乗り出した。

「私たちで色々と調査してみないですか。このままこの状態を放置しておくなんてよくないし、何かできないかと私たちは考えているんです」

「いや、ちょっと待ってください」ユージインさんがあわてて口をはさんだ。

「僕たちは、桔平君の患者のための呪を探しているだけで、そんなに大事だとは全く思っていなかったから、ましてや呪術師同士なんて。それに僕たちに何の権限があるんです」

「権限。」とマッテオさんがつぶやいた。

 桔平は何か不思議な音がマッテオさんから響いてくるのを聞いた。

「そういうものが必要なんですか。この問題に対して。」

「ええ、通常はそうでしょう。呪術師とそれと何かほかの人たちも加わっているという話ですよね。そんなに簡単にいきませんよ。」

 マッテオさんとニコラさんは顔を見合わせた。そしてニコラさんがにこやかにユージインさんに向かって、「あなたの思うようなことではないと思います。きっとうちうちの何かですよ」と安心させるような声音で言った。

 ユージインさんが「そんなことあるはずがありません。今まで保存されていたものが保存されておらず、患者を利用しているかもしれないなんて、そんな」と言い募ると、先生が「まあ、ちょっと待ってください。いろんなことが憶測で進んでいますよ。私たちは彼の患者に役立つ呪を探しているんです。それが目的なんです」ときっぱりと言った。

 マッテオさんは、両手を挙げた。「わかった。了解しました。」ニコラさんは何かを言おうとしていたが、マッテオさんはそれを押しとどめた。

「私たちも桔平の患者の少女は気の毒だと思っている。そっちを忘れてはいけないな。」

そして桔平を見て、

「すまなかった。君たちには君たちの事情があるのを忘れていて、失われた呪を復活させる手段を探してみるよ。誰か知っているかもしれない」と言った。

「いえ、ぜひお願いします。僕は」と言いかけたが、先生が遮った。

「お互いに連絡は取り合いましょう。彼は私の教え子です。私に連絡をお願いします。」

「ああ、もちろんです」マッテオさんはにこやかに答えた。

 先生とマッテオさんたちは連絡先を交換した。そしてネットワークの中へ入っていった。

「今日はありがとう。ではまた」とマッテオさんはネットワークに入る寸前に振り返って言った。


 部屋に残ったのはいつもの4人だった。

「いや、驚いたな。」とユージインさんが言った。

「そうね。向こうも困っているのね。」

「どういうことですか」

「きっと向こうも困っていて、桔平君から聞いたことでいい機会だと思ったんだよ。こっちは何を知っているのか知りたかったんだな。探っていただろう」

 桔平は聞いたことのない音を思い出した。

「彼らは、どうもこの事態に対応しようとしているようだな」先生が言った。

「ああ、そうだね。」

「どうするの、私たち」

「どうも、こうも。どうしようもないさ。僕たちに何ができるのさ」ユージインさんは香山さんに言った。

「まあ、そうよね。あの人たちがどういう立場で何をできるのかわからないけど、私たちにはね。ただの一介の呪術師にすぎないわよね。」

「まあ、連絡先はわかったから、これからどうなるかはわかるんじゃないか。少なくとも、向こうも、私たちみたいな存在がいると知ったことでは、安心しただろうし。」

「そうよね。」香山さんはにんまり笑った。

「リカちゃん、どうしたの。ニコラ思い出した?」ユージインさんがからかった。

「何、そんなことないわよ。」香山さんはほんのり赤くなった。ユージインさんはそれを見て面白そうに笑ったが、先生は苦虫をかみつぶしたような顔になった。

「僕は、帰ります」と桔平は言った。

「そうね。桔平君は車だもんね」とユージインさんが言った。

「また次のネットワークでね」香山さんが手を振った。

 桔平は玄関から出て、自分の車に向かった。ここ最近いろいろあって疲れたこともあり、大きくため息をついた。家に帰るよう設定して、車のシートに沈み込んだ。緩やかなジャズをかけて、窓の外を眺めた。外はもう暗く、窓から星が見えるだけだった。星は様々な色に輝き美しく、桔平の心を慰めた。桔平は明石ユーリのことを思い出した。


 初めて来た場所だった。目の前に女の子の顔がいきなり現れた。目に涙がたまっていた。涙が目からあふれ出た瞬間、あちこちに飛び散った。まるで意思を持っているかのようだった。明石ユーリだ。桔平は直観的にそう思った。その瞬間、今度は彼女の身体にひびが入って、小さなかけらになって四方八方にはじけ飛んだ。一つ一つは様々な色の宝石のようで、放物線を描いて落ちていく。桔平は手を伸ばして拾おうとしたが、間に合わない。間に合わない。目が覚めた桔平は、自分が自分の部屋で寝ていることに気づいた。

 夢だったのか。身体中汗をかいていた。今さっき見た美しい場面が目の前に浮かんできた。明石ユーリのことが気になっているんだ。そりゃそうだ。症状は進行しているはずだ。彼女がどんなに怖がっているか、それを思うだけで、いてもたってもいられない気分になった。


 キティはユーリに寄り添った。最近のユーリの様子をキティは見ていられなかったので、いつもいつもユーリのそばにいて、何とか慰めようとしていた。ユーリは以前のようにキティを抱き上げることが難しくなっていたので、キティはユーリの膝に乗ったり、ユーリが引っかからないように気を付けながら、足に自分の体をこすりつけるようにした。

 ユーリは学校へ行くのをやめた。普通に体を動かすことが難しくなっていたこともあるし、もうそう遠くない先に自分は死ぬんだろうと思うと学校へ行く意味が分からなくなってしまったからだ。それに自分はこんな風に考えているのに、何も考えないで走ったり飛んだりしている友達を見ているのも、もう辛すぎて耐えられなかった。

 ヨカたちはお見舞いに来たいとメッセージを送ってきたが、ユーリは返事を返せなかった。それでお母さんに頼んで、ヨカのお母さんにメッセージを送ってもらった。とても友達に会う元気がないということ、病気が重くなってきていることも伝えてもらった。ユーリはヨカたちがどう思うかとても気になったが、元気なヨカたちに会うことも、嫌に思えて仕方がなかった。

「キティ」ユーリはキティに話しかけた。

「何、ユーリ。」

「ねえ、先生は私がああいうことを聞いたから、もう治療しないと言ったのかな」ユーリは、その疑問を何度も何度も頭の中で繰り返していた。

「ユーリ、先生はそうじゃないと言ったんでしょ。だったら違う。きっと何か全然私達には想像もつかない理由があるんだと思う」

 ユーリの目に涙があふれた。キティはそれを舐めとった。

「それって、何。」

「わからない。」

「ねえ、キティ。どうして私がこんな目にあわないといけないの」

 キティには、答えることができなかった。

「ユーリ、ユーリ」

 ユーリは泣き続けた。最近ユーリは泣くことをやめることはできなかった。どう考えても、何を考えても、この先は死ぬしかなかったし、それ以上に怖いのは、もっと身体が動かせなくなることだった。衰弱して、死んでいくことしか想像できなかった。でも考えることをやめることもできなかった。お父さんとお母さんが何度か先生のところへ行ったことをユーリは知っていた。そしてこれ以上の治療を断られたことも知っていた。

 ユーリはお父さんやお母さんの前では泣かないようにしていた。心配させることも嫌だったからだ。だから自分の部屋だけで泣いた。でもお父さんもお母さんも気づいているんだろうなと思っていた。二人とも部屋に入ってこないようにしてくれていた。お母さんは、今回のことで、急に老けた。年相応に見えるようになった。あんなに若いことにこだわっていたのに。ユーリにはそれも悲しく思えた。

「キティ、これ以上身体が動かせなくなって、それで私っていつ死ぬのかな」

 キティは、その疑問にも答えることができなかった。ユーリは泣いていたが、いくら泣いても気持ちは軽くならなかった。むしろもっともっと怖いことが近くなるような気がした。でも泣かないでいることもできなかった。


 次のネットワークの日、桔平は少し早めに先生の家へ行った。先生は何か忙しそうな様子で机に向かっていた。

「マッテオさんから連絡はあったんですか」と桔平が聞くと、

「いや、何もない。向こうも色々とやってるんだろう」と先生は答えた。

 桔平は少しためらったが、「あの子の夢を見たんですよ」と言った。

 先生は振り返った。「そうか」とだけ言って、明後日の方向を見て、そしてまた机に向かった。

「もう大分進んでるんじゃないかと思います」

「かもしれないな」先生は背中を向けたままだった。

「他人事ですね。先生にとっては」

「そんな風にみえるか」

「ええ」

「もともとあの子は先生の患者でした。」

 先生は、桔平の方へ向き直った。「私が、彼女に今の呪を唱えればいいのか」

「そうは言ってません。でも先生にとって他人事だったから、こうなったんじゃないかと思うんです。彼女がこの呪でひどく苦しむことを先生は知っていたし、僕も知っていました。僕はネットワークというものすら知らされていなかったし、先生は知っていました。もっと早く、別の呪があることがわかれば、こんな風にはならなかったかもしれないじゃないですか」

「それはたらればだな。どうにもならないことはたくさんこの世にある。後になってみるとこうしていればよかったと思うこともたくさんある。でもその時はそうできなかったんだ」

「ネットワークの存在を僕に教えなかったことがですか」

 先生は黙って桔平を見つめた。桔平には、その先生の沈黙が何を意味してるのか分からなかった。

「どうして何も言わないんですか」

「まだ、早いと思ったからだ。ネットワークについて教えて、君が自分でやっていくには。こんなことが起きると誰が想像する?」先生は首を振りながら言った。「そうだ、こんなことが起きてるなんて誰も想像なんかしない。そういうことが起きたんだ。私を責める気持ちはわかるが、私は預言者じゃない。ただ君と同じように声が聞こえるだけなんだ。君だって、こんなこと想像もしなかっただろう。その少女の皮膚から作られた鞄を見るまで。誰も予想なんかしてないんだ。」 

「それは、あなたの言い訳よ」

 香山さんが現れて、先生に向かって言った。

「今回の事件のことだけを桔平君は言っているわけじゃないでしょ。その少女の苦痛をあなたは見て見ぬふりしていたっていうことでもあると言ってるんじゃない」香山さんは腕を組んで先生に立ち向かうような様子だった。香山さんの姿を見て、先生はばつの悪そうな顔をした。

「それはすまないと思っている」と先生は桔平に向かってもごもご言った。

「もういいじゃないか。治夫だって、悪いとは思ってるよ。でも素直に謝れないんだ。」ユージインさんが現れた。

「そういうことで済ませていいことじゃないんじゃない。」

「だからって、今更どうもならないじゃないか。誰も時間を戻す呪を知らないし、今それについて話しても、責めあうだけだろう」桔平はユージインさんの言い方に何か含みを感じた。香山さんは、そっぽを向いた。

「私、ネットワークに入るわね。後でね」

「僕も行きます」

「あ、僕も」先生以外の3人はネットワークへ入った。先生は一人机に向かって何かやり続けていた。

  その日は全員なんの収穫もなかった。



































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