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バスを食べるオオカミと3匹の子豚

オオカミ「バスうめぇぇぇぇぇ!」


 むかしむかしではなく現代社会のはなし

 オオカミ耳のロリが車道でバスを食っていました

 ロリはロリロリなのですが、口が裂けて

 10メートル長の県営バスをくわえて

 咀嚼して、バリバリバリバリ


オオカミ「ふう……ごちそうさまでした」


   ボカァァァァァン!(ガス爆発)


〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜


   するとそこに登場したのは

   3匹の子豚です。


豚「ブヒィィィ」

豚「ブヒッブヒッ」

豚「ブッヒィ!」


   その場で興奮しています。


オオカミ「この、ロリコンどもめ!」


   オオカミちゃんは、口をでっかく開けて、半径10メートル

   豚野郎共をまるごと含み

   咀嚼しました。

   バリバリ ぐっちょぐっちょぐちょ

   ぽわぽわぐっちょ ぽわぐっちょ


オオカミ「ポークうめぇぇぇ」


   オオカミちゃんは眩しいほどの無邪気な笑顔を見せました。

   人間どもはあまりの尊さに、その場でほんわかしてしまいました。


オオカミ「ごちそうさまでした」


   ボカァァァァァン(火山噴火)


〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜


   こうして豚野郎共をおいしく幸せに食いちぎる

   尊いオオカミ幼女ちゃん。

   ところがある日、3匹のヤギが出現しました


ヤギ「ほう、貴様がウワサのオオカミか」

ヤギ「殺人容疑で逮捕する」

ヤギ「ちょっと署まで来てもらおうか」

オオカミ「ヒッ」


   オオカミちゃんは、急に怖くなって

   全力全開でダッシュをはじめました

   すると今までほんわかしていた人間が

   急にオオカミちゃんに石を投げはじめました


人間「出ていけー」

人間「俺たちの国から出ていけー」

人間「出ていく前に損害賠償を払ってもらおう」

オオカミ「ふええ」


   オオカミちゃんは訳がわからなくなって

   とにかく走りまくりました。

   何かしなければいけないのに

   何をすればいいか見当がつかないので

   とにかく走り続けるしかありません


オオカミ「たすけてー」


   オオカミちゃんが走ると、地割れが発生しました。

   あんまり強くコンクリートを踏みつけるものだから

   振動で自動車が転倒して、それはそれは大変な事故


オオカミ「はあはあ」


   吐息でハリケーンが発生し

   住宅損傷大損害の

   吐息の熱で地球の平均気温49度まで上昇

   海水面が上昇しちゃう


オオカミ「うわーん」


   涙でさらに水面上昇

   全人類は水没してしまいました。

   そしてオオカミちゃん正気に戻る


オオカミ「……あ、やば」


   世界を滅亡させたオオカミは、ものすごぃ反省中


オオカミ「うーん……」


   王子様が来るかと思った時期もありました

   ところがオオカミ一人です。

   海水面に立っているオオカミちゃんは

   ふと、ウロウロして、脳を活性化させようとしました


オオカミ「うーん」


   ウロウロ


オオカミ「うーん」


   ウロウロ


オオカミ「うーん……ハッ!」


   そうだ、腹筋を割ろう!


   こうしてオオカミちゃんは、腹筋運動を継続しました


✨✨✨✨✨✨✨✨


   腹筋 腹筋

   腹筋 腹筋


   腹筋 腹筋

   腹筋 腹筋


   腹筋 腹筋

   腹筋 腹筋


✨✨✨✨✨✨✨✨


   やがてオオカミは全身バキバキにする喜びに目覚めて

   世界一の筋肉に成長しました。

   そして世界に平和が訪れましたとさ。


   めでたし めでたし

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― 新着の感想 ―
[一言] ……まず、冒頭で、私は勘違いしていたことに気づく。。。 『ブラックバスじゃなかったのか……!』 魚釣りに行きたいなー行きたいなーって 思ってて、 『バス』の文字で『ブラックバス』…
[気になる点] 人類の滅亡、オオカミちゃん以外、誰もいない世界こそが「平和」である、という哲学的な意図があるのか? それとも、シュールな結末なのか?
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