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11話 ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャ

決してエロい内容ではありません。

「フム。改めて自己紹介をさせてもらおう。我が名はザッドハーク=エンペレスト。職業は暗黒殲滅騎士よ」


「ど、どうも……あ、愛原香です。職業は勇者……でいいのかな?よろしくお願いします……」


 重たい金貨を無事収納し、二階の空き席へと着いた私達は、取り敢えず互いに改めて自己紹介をしていた。


 というのも、よくよく考えたらザッドハークの名前は知っているけど、私の方は名前すら教えていなかったからね。


 ずっと『勇者』呼びだったから疑問に思ってたんだけどさ。


 流石にずっと勇者呼びは精神衛生上きついからね。


 しかし……こうやって改めて正面から見るとやっぱ完全に悪役だよなコイツ。


 見た目とか……雰囲気とか……。だって、常に謎の黒い靄が立ち上ってるもの。普通はそんなの纏わないからね。ゲームでは、ラスボスが纏うエフェクトだからね?


 最早ザッドハークが魔王だと言われても納得の貫禄だわ。


 てか、何よりも、顔?仮面?が骸骨の時点でアウトでしょ?これ以上ない悪人面でしょうが。


 そんな悪役面と旅をしなきゃいけない私って……。


 そんな風に頭を悩ませている間にも、その旅のお供は顎に手を当てて何かを考えている。


 いや……そんかジッとこっち見ないでよ……。一体、何を考え……。


「フム……カオリか……可もなく不可もなく……凡庸な名よ」


「ほっとけ」


 意味深に考える素振りしてそれかよ?!無駄に動きの1つ1つが仰々しいんだよクソが!!


 名前のことはほっとけ!確かにクラスにもう1人いるよう平凡な名前だったよ!!全校生徒で8人、教師と用務員のおばさんも会わせたら11人だったよ!


 改めて考えると、カオリ多過ぎだろうがーい!!


「フム……名を気にしているようだな?ならば少々改良して……カリーなどどうだ?」


「誰がそんなインドの本格派みたいの名乗るか。もう、名前から離れろや」


 なんでそんなインドカリーみたいな名前に改名しなきゃならんのよ。


 愛原カリー……って何味のカレーよ?!不味そうだな……って、ほっとけ!!


 私が1人ツッコミをしてる間に、いつの間にかザッドハークはテーブルにあったメニュー表のようなものを見ていた。


 人に話を振っておいて、既に興味は店のメニューにいっているらしい。


 腹立つなコイツ。


「フム。何を言っているのか全く理解できぬが……まぁ良い。ところでカオリよ。汝は酒は飲めるのか?」


 腹立つなコイツ。


「未成年ですので」


「左様か。そこな女給よ……まず、エールを2つ」


「話聞いてました?」


 未成年だから飲めないっつてんのに!?何ナチュラルに酒を注文してんのよ!?注文受けた給仕さんも、断る前に足早……いや、最早駆け足と変わらない速度で行っちゃったし……。


 確かにザッドハーク怖いからね。気持ちは分かる。


「ムッ?飲めぬのか?」


「だから、未成年だから飲めないって言ってんの!!」


「その未成年の意味が分からぬ。また意味不明な事をぼやいていると思うて注文したのだがな?」


 ちょいちょい腹立つコイツ。


 でも……そうか。異世界だから私の常識とかは通じないのか……。


 確かに未成年と言っても通じないかもしれないし、よしんば通じたとしても、成人年齢が日本と違うかもしれないしな……。


 やっぱ色々と知識が必要だな。


「いや……あの……未成年ってのは、まだお酒が飲めない年齢ってことなんですよ……。私の世界では、厳しくそういうのが制限され、取り締まられてましたから。だから、そもそもお酒なんか一滴も飲んだことがないですよ……」


 まぁ、国によっては私ぐらいでも飲めるところがあるらしいし、日本でも隠れて飲んでる人は結構いそうだけど。


 と、それを話したら、ザッドハークが絶句したような顔となっていた。


「酒が飲めぬ…………お主の世界は地獄か何かか?」


 地獄から来たような奴が何を言っているんだ?


「いや……それは言い過ぎじゃ?」


「言い過ぎなどでは断じて無い。酒が飲めぬ魔生……人生など、生涯の九割五分を損していると言っても過言ではない」


 過言だよ!九割五分って何だよ!人生のほぼ全てじゃないの!!どんだけ酒に依存した人生よ!!ただのアル中じゃないのよ!!そんなアルコールにまみれた人生お断りだわ!


 後……なんか聞き捨てならないこと言わなかった?何かマセイって聞こえた気がしたんですけど?言い直してたようなんですが?


 聞かなかったことにした方が良かったですかね?


 よし、聞かなかったことにしよう。


「フム……まぁ、良い。酒が飲めぬならば仕方あるまい。では、好きなものを頼むがよい。ここのお勧めは、食事では『ガガンベルの肉煮込み焼き』で飲み物であれば酒以外だったら『ベリベリベリーの果汁絞り』とのことだ。存分に好きなものを頼むが良い」


「は、はぁ………」


 さ、流石に事前にガイドブックで下調べしてるだけあるな。


 しかし、とは言ってもな………。


 メニュー表を渡されたが字がよめないからさっぱりだ。勇者の能力は言葉は翻訳されるけど、こういった文字には適用されないらしい。


 なんとも半端な能力だな……。文字くらい読めてもいいのにな。


 うーん……癪だけど、ザッドハークに聞いて頼んだ方が無難だよなぁ。


 何か変なものを頼むのも嫌だし、異世界だけに冗談じゃなくとんでもないゲテモノが出てくる恐れもあるしな……。


 特に虫系は勘弁。イナゴの佃煮も無理なのに、妙な虫系料理がきたら吐く自信があるわ。


「お、お、お待たせいたしました……エ、エールを2つお持ちしました……」


 なんやかんや悩んでいるうちに先に注文したエールがやってきた。


 木製の小型の樽に金属製の持ち手がついたようなジョッキには、ほどよく泡立った黄金色のお酒が並々とそそがれている。


 そのジョッキを、猫耳の店員さんが手元のお盆から恐る恐るとテーブルへと置いてくれる。


 恐る恐るといっても溢さぬようにとかではなく、ザッドハークに対しての本気の恐る恐るだろう。


 まるで、凶悪な肉食獣の前に肉を置くかのような慎重さだ。


 体も声も震えているしね。


 気持ちは分かる。


 本気でゴメンね猫耳っ娘。


 しかし、これがエールか。


 お酒は飲まないが、これは見た目だけで美味しそうに見えるな……。


 自然とゴクリと喉が鳴るな。


 …………もしかして、私って酒飲みの才能あるのかな?


「フム、きたか。さて……女給よ。追加でつまみを頼みたいのだが?」


「は、はいぃ!?な、なんでしょうか!?」


 猫娘、メッチャ声が上ずってるなぁ。涙目で、尻尾もピーンと張っちゃってるしな……。


 それを可愛いと思う自分がいるのが複雑だな……。


 猫耳娘に目がいっている間にも、ザッドハークはメニューを見ながら次々と注文し始めた。


「そうだな……まずは名物のガガンベルの肉煮込み焼きにドンドン豚の腸詰め焼き。それに翼竜の塩手羽先焼きと、ボンボン牛のステーキにコカトリスの肝焼き。後は竜骨スープに……追加にエールを更に3杯と……カオリはどうするか?」


 聞いてるだけでかなりガッツリいくなザッドハーク!?名前だけでほぼ肉系って分かるし!


 肉食主義か!!他人のことは言えないが。


 しかし、うーん……肉ばかりで主食がないな……。昨日も肉ばかりだったし……。


 やっぱりここは手堅く主食系でもたのむかな。肉ばっかりじゃ飽きるしな。


「そうだな……あっ!文字読めないんで、注文はお任せしたいんですけど……ご飯系か粉もの系があればそれを……」


「文字が…………」


「文字にゃ………」


 文字が読めないと言ったらザッドハークと猫耳店員が不憫なものを見るような目で見てきやがった。


 仕方ないでしょうが!異世界なんだから!!こんな奇妙な暗号を読める筈がないでしょうが!!


 ちゃんと教育は受けてたからね?!


 日本だったら日本語スラスラ読めるからね!!


 てか、事情を知らない猫耳娘は分かるけど、ザッドハークはなんなんよ!?私が異世界から来てるって知ってるでしょうが!?読めない事情くらい知ってんだろ!!


 一緒んなって哀れんだ目で見んな!!


「さ、左様か……な、ならば我が代わりに頼もう。ゴハン……とは、いまいち分からぬ物だが、粉系……主食系でそなたが好みそうなのであれば……ウム。では手堅く、麦パンとトゥルのスープ。それにムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャとベリベリベリーの絞り汁を頼む」


「は、はい……畏まりましたにゃ。ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャ………」


「ちょっと待て」


 普通に注文表に注文を書こうとする猫耳店員の手を止めた。


「あ、あの……にゃにか?」


「如何した。カオリよ?」


 店員の手を止めた私を、ザッドハークと猫耳っ娘が怪訝な表情で見てくる。


 だが、そんな顔をされても止めねばなるまい。


 そう、絶対に。


「なんか変なの注文してなかった?」


 私の言葉にザッドハークが困惑した様子を見せる。だが、直ぐに何かに気付く。


「変な注文……トゥルのスープか?フム。カオリはトゥルが駄目なのか?好き嫌いをするは感心せん」


「そっちじゃない。もっと、食べものには絶対使わないだろう名前がついたものを頼んだだろ」


 ジーと睨みながら問うと、ザッドハークは考えながら『フム』と一息つく。


「………もしや、ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャのことか?」


「それ」


 ビシッと指を刺して指摘する。


「何!?そのムッチョムッチの……」


「ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャ」


「そう、その……ムッチョリってなんなの?!明らかに食べ物には使わない言語だよね!?使っていいものじゃないよね?!泥遊びの時とかに出るような擬音だよねそれ?!」


 なんだよムッチョリって!ヌッチャヌッチャって!?明らかにドロドロしたものを捏ね回した際に出るような音じゃねぇかよ!?決して食べ物の名前に使うようなもんじゃねーだろうがい!?


「とは申すが……ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャはムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャだからな。それ以外の何ものではない。なぁ、そこな女給?」


「は、はい……。ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャはムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャですね……」


 そう言って、不思議そうに顔を見合わせ、頷き合う二人。


 なんでここで急に妙な連帯感を出してくんのよ!?


 猫耳娘はさっきまでザッドハークにメチャびびってたよね?何で急にタッグ組んでのよぅ?!


「いや何だよそれ?!そもそも、そのムチャムチャ……ヌムチャ……」


「「ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャ」」


 ハモるな?!連帯感出すな!?


「もう、それ!!それはそもそも何なの?!食べ物なの!?」


 そう指摘すると、ザッドハークと猫耳っ娘は『こいつ何言ってんだ?』的な呆れた顔を見せてきた。


「何を当たり前のことを……ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャはれっきとした食物よ。でなければ酒場の品書きに書いてある筈があるまい」


「そ、そうですにゃ……ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャは昔からある伝統的な食べ物ですにゃ。当店でも、ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャは、皆様によく注文される定番の品ですにゃ。寧ろムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャが出ない日はないですにゃ。庶民から果ては貴族まで……それほどに人々に慣れ親しまれているのがムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャで……」


「もうぃぃぃ!!分かった!もうムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャは分かったぁぁ!!」


 もう止めてくれ!もう分かった!名前もしっかり覚えた。覚えてしまった。


 頭の中でムチャムチャとヌッチャヌッチャという単語が繰り返されてゲシュタルト崩壊しそうだわ!!もう、これ以上は聞きたくない!!耳の奥でムチャムチャヌッチャヌッチャって音がするような気がするわ!!


 これ以上討論しても無意味だわ!もう、完璧に私がアウェイだわ!!敵しかいないわここ!?


 はい!ここは異世界!!私の常識は通じない!!!そんな名前の料理もある!!!!


 これで良し!!


 てか、この猫耳っ娘、急に喋りだしよったな?


 ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャの話題になったら急に饒舌になったな?どんだけ熱く語りたいんだよムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャをよ……。


「フム。理解したか。なれば良い」


「分かって頂けたなら良かったですにゃ」


 聞き分けのない子供が言うことを聞いてくれて、ホッとする親のような顔をする二人。


 納得いかん!!解せん!!


「で、あれば……結局は如何するカオリよ?ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャを注文するか?嫌ならば無理することはあるまいぞ?」


 いや、ここまで言われたら逆に気になるわい。


 そのムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャがどんなものか確認せずにはいられないよ。


「いや、頼みますよ……。さっきザッドハークさんが言っていたものでいいですよ」


 メニュー読めないし、ザッドハークが言ってたものでいいやな。


「左様か。ならば女給よ」


「畏まりましたにゃ。先程の注文に麦パンとトゥルのスープ。後はムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャですね……。ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャにつけるソースはドゥロドゥロドブゥとグロンチョゲロンチョの二種類がありますが、どちらにしますか?」


「まだ続ぎがあるんかいそれ?!」


 ソースまであるんかい!?


 しかも、ソース名ぃぃ!?なんだその食欲を根こそぎ失わせるような名前はぁぁぁ!!喰わせる気ねぇだろうがい!?


 誰だ最初にそんなソース名にしたのわぁ!?センスゼロだわい!!名前だけで吐き気を催しそうになるわい!!いや、そもそも誰だムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャなんて料理考案したのわぁぁぁ!?もっと単純かつ食欲湧く名前にしろやぁぁぁ!!


「フム。ソースならばグロンチョゲロンチョ一択であろう。あの辛味と酸味が引き立つ味以外にムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャに合うものはあるまい」


「にゃ?わ、私は個人的にはドゥロドゥロドブゥですにゃ。あの甘味と濃くのあるソースこそ、ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャに合うと思いますにゃ」


「ほう……。女給よ、面白きことをほざきよる。遥か古より、ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャに合うはグロンチョゲロンチョしかあるまいて」


「お言葉ですが、それはありえないですにゃ!ドゥロドゥロドブゥのあの味は……」


「グロンチョゲロンチョで!!グロンチョゲロンチョお願いしますぅ!!」


 なんかソースのことで、急に対抗しはじめたよこの二人!!議論まではじめだしたし!!


 ザッドハークと猫耳っ娘で火花が飛んでたよ!?いままで怯えていた猫耳っ娘が嘘のように喰ってかかってるよ!!


 ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャの何がこの二人をそうさせるんだよ?!


 あれか!?目玉焼きにかけるのは醤油かソースかみたいな?!


 知るか!?どっちの味も知らないし、そもそもムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャを知らないんだ!何が合うのかも知らんよ!


 取り敢えずこの議論を止めるのが先決だ!いつまでも食事にありつけなくなってしまう!


 というか、もういい加減にせんか!


 ともかく知らんもんは知らんし、ここは後腐れないように旅のお供のザッドハークの意見を尊重するわ!!


 だからそんな不貞腐れたような顔すんな猫耳っ娘!!


「畏まりましたにゃ…………ちっ」


 舌打ちしやがった!?


「ほう………分かっておるなカオリよ。頭の足りぬ女と見下していたが、少しばかり見直したぞ」


 こんなことで?!


 てか見下してやがったのかよこの野郎が!?誰がおつむゼロだこらぁ?!


 少しはあるわい!


 ザッドハークを射殺さんばかりに睨んでいる隙に、猫耳っ娘の店員は注文を書いた札らしきものを持って下の階へと下りていった。


 それを確認すると、ドッと疲れが押し寄せてくる。


「はぁ……注文するだけで凄い疲れた……」


「フム。先の様子から察するに、異世界にはムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャはないようだ」


 今更かよ!?もっと早気付け!!


「ないよ……それで?どんな料理なんですか……それ?」


 興味と勢いで頼んじゃったけど、とんでもないゲテモノじゃなかろうね?


「フム。説明するは容易いが、聞くよりは見た方が早かろう。品がくるのを楽しみにしておれい」


「はぁ……」


 まぁ、確かにそうかな。正に百聞は一見にしかずというしね。


 というか、あんだけ熱烈に勧めてきたんだし、ゲテモノで不味いという訳はないか。毎日必ず出るというくらいだし、相応に美味しい料理なのかな?


 寧ろ、あんだけ聞いてたから凄く気になってきたよ?どんな料理なんだろうか?名前からすれば、ドロッとしたお粥的な?以外とパンとかパスタ的な?


 あっ。なんか楽しみになってきたかも。こういうのがアレかな?外国に旅行に行ったりした時の、異国情緒溢れるものに出会う時の楽しみ、みたいな?


 そう考えると楽しみだなー。


 早くこないかな?ムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャ。なんか何回も聞いているとこれはこれでアリみたいな?感じがしてきた……。


 


 

「先程のお客様ー!申し訳ありませんにゃ。本日分のムチャムチャムッチョリのヌッチャヌッチャはなくなりましたにゃー!すいませんにゃー」

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― 新着の感想 ―
[一言] ザッドハークだけがおかしいということで話がまとまりかけてたのに、 結局世界全体がおかしいんじゃねーか
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