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俺と私の青春  作者: 蘭華
3/3

出会いは突然に

回想も終わりちゃんと本編のようになってきているはずです

今回もよろしくお願いします!

涌沢ひかり16歳高校一年生は現在フリーを極めていた。

友人の美月は高校は別々に、私は新しい友達と過ごしていた

昔あった出来事は忘れない

大好きだった人、今でも忘れられない人

何をしているのかさっぱりわからない

どこかで新しい子でも見つけたのかな?

忘れようと思っても忘れることはできない

なのに、周りの子は・・・

「涌沢ちゃーん彼氏とかいないのー」

「え、いないよー昔はいたけど・・・」

最後のほう小声でつぶやく

わたくし涌沢はそういった出会い高校ではないのです

もっぱら男性と話すことなどなくこうして入学して夏まで来てしまった

暑い中でみんなのアツアツのお話を聞くのはおなかいっぱいになりそうだ

「涌沢ちゃん彼氏作る気ないの?」

なぜか心のどこかで刺さる

「そ、そりゃあ・・あ、あるけどー」

思ってもいないことを言ってしまった

昔みたいになるのが怖かった

大好きな人が目の前から消えてしまう恐怖が頭や心に沁みついて取れない

何度悟君を思い出したことだか

「私だって彼氏の一人や二人作れるんだからねーその気がないんだよー」

つい思ってもいないことを言ってしまうのが私の悪い癖だ

早いことこんな話の続く休み時間が終わってほしい

(あー神様どうか早くこの休み時間が・・・)

私は必死に願った

すると携帯が光る

「誰だろメールとか」

私はメールを開く

すると中学の時慕っていた友達からのメールだった

「あっ!姉貴からだ!なんだろ」

姉貴というのは決して怖い人でもヤンキーでもなんでもない

私が勝手につけたあだ名だ


“よーひーちゃん ねぇねぇ今度さー地元のお祭りあるじゃん そのお祭りでダンスあるじゃなーい一緒に出ない!?というか団体で人いないから来てよー無論いいよねー”


「へーあのお祭りかーいいかもーさっそく返信しなきゃ」


“姉貴ー私参加するー!今度日程教えてよ!”


私はすぐに返信して携帯を閉じた

きっと夏休み前は忙しくなりそうだなーと思いながらチャイムの音を聞いて授業を受けた


やがて姉貴の言っていた日時になった

お祭りの団体とか初なので一切わからないし第一に姉貴以外に心開けるような私ではない。

俗にいうコミュ症のなりかけだった

「あーもう緊張する!」

一人ぽつんと練習会場にいる私にとっては心がつぶれそうになる

本当にきょうなのか心配になってきた

誰一人として会場にこない

(涌沢ひかりピーンチ!いったいどうするわたし!)

頭の中でパニックになりながら頭を抱え私はうろたえる

するとのんきな姉貴が登場した

「ひーちゃんはやいねーあれ?みんな来てないの?」

「誰もいないよ姉貴!怖かったんだからね」

「そーかそーかまあいいやとりあえずっと」

姉貴は何を考えているかわからない

ニコニコしながら軽く私を放置し始めた

そして続々と団体の人たちは来る

みんなテンションがとても高くにぎやかな人ばかりだ

姉貴はまだニコニコしている

不安な私とは大違いだ

なれもあるのかどうかわからないが

「姉貴~なんでそんなに笑顔なのー」

「まぁー見ればわかるさー」

「はぁ」

私は思いっきりあきれた

何を考えているのかさっぱりわからない

「何をそんなにこやかに」

私が呆れているとどこからか声が聞こえた

「こんばんわ」

低くてどこか落ち着く声が聞こえてくる


「・・・悟君」


さて、今後どうなるのか

悟とまさかの再開

だけどひかりはいまだ昔を忘れられず気まずくなる!?

今後ともよろしくお願いします

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