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寄せ集め 

作者: 蜜蜂殺し



そらにあながあいている

祠の中に誰かが居る

ふあんだけがおしよせる


諂い笑う白痴芝居。ほら、

「死」を感じさせてよ。


エスカレーターの中、乳母車に乗った幼女と睨めっこ。クスりと微笑む表情を見たくて僕は変顔をしてみた。でもその瞬間、エスカレーターの糸が切れて、僕たちは落下した。血液飛び交う箱の中。死ぬ寸前、その子の変形した醜い顔を見た。



ボールプールの中、のぼせたからだ。

ポンプ状の送風機からパパがボールをボクに向けて飛ばしてくる。

無造作に両手で掴んだカラフルなプラ玉を当てに行こうとしたら玉に足を滑らせた。しずんでゆくぼくの不躾な身体。あがいてもがいて呼吸困難になって沈んでゆく。


!の標識が家の庭に立っている。

異臭がした。一昨年のキャンプ場で嗅いだかおり。母の焼死体と同じものだ。

匂いの元を辿ると、そこには

ぼくの首吊り自殺した光景があった。


モナリザの微笑、ルーヴル美術館の回廊。

群衆に溶け、彳む死。

シャーデンフロイデに罪を


 アジア兵がキャンプ場で焚き火をする。喉仏が垂れ落ちてくる様な感覚に苛まれているようだ。焼けるような激痛に耐え兼ねる。

「寒いのか。痛いのか。ならば飼い馴らせ。恰も自分のものであるかのように、まとわりつかせ」

 室咲きの儚さを胸に閉じ込め、反吐を吐く。



ロの字型に並んだ机と椅子

暗闇の一月。会議室。

考察と議論の白熱の残温

湿った空気。独特の香り。


語彙


表情

恍惚の笑み 怪訝そうな表情


単語

零時 湾曲 悪戯 模擬的 全能感 一瞥

庇護欲 嗜虐心 不毛 前日譚


様子

華奢な体 頓狂な声 純朴そうな 剥き出しのおでこ




動詞 形容詞

善処する 言葉を反芻する 艶かしさ

見舞われる 意表を突かれた 窺う 慕う


表現

光を灯した瞳 お互いの体温

熟考の世界に沈む 無慈悲な期待の視線

催促する様な視線 得意なことには躍起になって励む

女性は恋を食べる生き物 尻をさする

三席向こうの一卓 ロの字型に並んだ


慣用句ことわざ

腹の足し


日記

バイト終わり、昼下がりの公園。煙草を口に咥え、火をつける。背凭れのできるベンチから、遊具に戯れる子供達を眺める。

首を上げると、雲一つない新橋色の空が広がっていた。梢の先にちょうど白い月が浮かんでいる。


全く、受験生だと言うのに何をしているんだろうか。我ながら情けない。怠惰に日々を過ごし、全くと言っていいほど勉強をしない、その場凌ぎを続けている。

しかし、そう自分に言い聞かせてもすぐに忘れ、何も変わらない。変わろうとしてるのに変われない。何故だろう?危機感が足りないのは、きっと自分の脳のどこかが欠けているから?それは困った。社会に出たら更なる支障が起きるぞ。なんて。


そろそろ帰ろう。

悴む手をポケットに突っ込み、立ち上がる。

枯れ葉が散らばる大木の影を抜け、もう十一月も終わりだな。とため息を吐いた。


アウシュビッツ


この箱には百人の人間がいます。

1人につき1人まで殺していいですよ。

そうすると最高でも50人が残ります。

それから


おい!あと一人殺さないと出れないよ!

でも、残ってるの俺だけだよ!?

何でこいつら相打ち死してんだよ!


自殺しろってことかよ!


皆様のご尽力の賜です。天に唾するように

外連味溢れる身振り手振りで


外連味の利いた演出


私と同い年の子たちは、楽しいところで

綺麗なモノだけ見てるんだろう。

羨ましいと思う。


今なら余裕で線路に飛び込める


泣いたら化粧いちからやり直し

必死に堪えなさい


美容院やサロンに行く時は

夜勤のある看護師てことにしてる


空っぽになりそうだ

ペットボトルの下の丸いとこに溜まった残り汁


精神面を若く保ちたい


嫌なことでありすぎて擦れまくって若々しさがどんどん削がれる


昔の自分を見てるようで嫌悪感湧く


おままごとしたい

シルバニアを買ってだれかあそんでくれるひといな


せっくすは仕事作業介護


美人でなくても笑ってる人は可愛い


ダルい格好でも可愛ければ人生勝ち組だよな

やっぱ整形だ。


私を褒め称えろ


みんな自己肯定感に溢れてて街を闊歩してるように見える


都合のいい愛が欲しい


★誰の声も聞き取らずににまたも己の正義振りかざす


★殻に篭り耳を塞ぎ 一人泣いた日々は愚か

 価値を見出せずに嘆き 鬱になった忌みを淘汰

 何者にもなれぬ僕は 祈り捧げ神に問うた

 孵化する鳥 正しい道はどこだ


価値に囚われた君は勝ちに拘る

灰で黒くなる肺に 


更に次の道に進む事を願い 誰も知らぬ高み目指し


神は何々だとかいう考察が飛び交うが、なぜ人は考えないのか。“自分が神である可能性に”


この世の全て、この世に生まれる前の己が生み出した。

今一階でテレビを見ている母や、隣の部屋にいる弟。彼らには本当に意思を持っているのだろうか。

ただ機械的に人間に似せて作られた物だとしたら。と考えると鳥肌が立つ。できれば自分と同じように意思を持っているのだと信じたい。

でなければ究極の孤独になるからだ。そして、この文章は一体誰に向けて書いているのか?ということになる。自分しかいない世界でこんなものを発信しても意味がない。

人生のありとあらゆるもの、最終的には無駄なのだ。


もしも神は己である。のだとすれば全て楽になる気がする。これから受験に落ちホームレスになることも全て快く受容し、それさえも一興なのだと思えてくる。どんな人生を歩んでもいいんだ。と思えてくる。


創造物はどうだろうか、クリエイタールーム的なところから森羅万象己が生み出したのだとは到底思えない。歴史、植物や動物の設定、文学。

おそらくここら辺は値内で縛られたランダム仕様なのだろう。

そして僕もランダムに生まれてきたのだろう。

窓の外で舞う葉っぱも人間の行動も全てが決まった範囲内での動き。バグることはない、完璧な世界。

実際のところはどうなのかは死ねばわかる。

ただ、まだ死ぬには早い。もう少し自分で作ったこの世界を自由に遊び倒してから次の生へと移行するとしよう。


ただ、これを読む人に意思があればその瞬間、これらのことは全て破綻する。その意思をもつ複数の中の一人が自分だなんて。


なぜ私は生まれてきたのか。こんな無数にいる生物の中で、一番優秀かつ愉しい生である人間に生まれた。なんじゅうおくの一粒の精子がたまたま自分だった?

いやおかしい、じぶんは生まれるべくして生まれた。

人間として生まれてくることは予め決まっていたのだ。自分が決めたのだ。


もしかしたら前世や、クリエイタールームでの記憶を持ったままプレイしたことがあるかもしれない。猫として生きたかもしれない。もしかして、みんなが超能力を持つ世界で生まれたかもしれない。何を感じてきたのかはしれないが、ただ今回は。どこまでがランダムなのかは分からないが。

前世の記憶を持たぬ。人間として生まれ、悠々自適な暮らしをし、多少の悲劇を経験したのだ。

これは誰ならぬ僕自身が選んだ道なのだ。

この先に待ち受けるもの。例えば、2020年という年に自分の住む東京でオリンピックが開かれた。このような奇跡を目の当たりにした時一見自分が創造したのではないかと感じる。

ただ、一つ問題なのが。自分はスポーツ選手ではないことだ。それに、観戦にもいかない。では何のために設計したのだろうか。ではこれはランダムで生まれたものなのか?考えていくとこの世のあらゆるところに伏線は散らばっている気がする。


これは宗教ではない。存在した瞬間、神の座の奪い合いになる。存在することができないというのがただしいだろう。



化けの皮、猫をかぶる人間に対して

人は大いに忌み嫌う慣しがある

壁を作られてる、内緒事を持ち込まれてる

感じがして不快感を覚えるからだ


本性を剥き出しにしてやれば

みんな泣き喚いて、怯えて離れていくくせに


じゃあどうすればいいっていうんだ?


簡単だよ。猫被ってると思われないような完璧な演技で立ち振る舞うよう努めればいい。


そしてこっそりと成功を勝ち取る!

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