Char_1 『フィリア』(主人公)
110217:自分で読んでて頭が痛……もとい読みづらかったので修正。
110406:フィリアさんの詳細を更新
110507:フィリアさんイメージ図を追加、一部文章を微修正。
110602:こっそり設定変更の為、一部修正。
<名前>
フィリアレーギス・G・セアルクニーグ
『G』はグラディウス。剣護の姫としての洗礼名のようなモノ
<物語のポジション>
主人公兼ヒロイン?
<ジョブクラス>
『Enchanted World』逸般プレイヤー(中の人)
セアルクニーグ皇国・皇女(特別相談役。事実上の最高権力者?)
イベントNPC『剣護の姫』
サーバ『コーディネート』のエージェント
<容姿>
少し色の薄い金髪で腰に届くほどのロングヘアー。要はプラチナブロンドという事。
少し青み掛かった碧色の目。要はエメラルド色という事。
身長160前後、体重は不明。
全体的に細いイメージ……それ以外に身体的特徴が無い事が特徴。
細いが、貧相では無い。出る所は出てます。
だいたいこんな感じ。
(ドレス、帽子、魔宝石装備)
<性格>
一般常識に疎い訳ではなく、城下町等に出かけても不自由しない程度。
基本的に曲がった事が嫌い、皇国内で不正などしようものなら直接制裁しに行く。
本編中では『フィリア』と『中の人』の精神が混在している為に口調や性格が不安定。
<設定>
数少ない『AI持ち』にして、EW世界最強のNPCの内の1人だが、プレイヤーが混ざっている為に能力が極端に低下。より正確には能力は高いが使用方法が解らない為に全力が出せない。
城周辺から離れると容姿を知る人は殆ど居ない。名前くらいなら知っている人も多いのだが『剣護の姫』という名前の方が有名な上、城から離れているとは思われないので気付かれない。見かけた人は主に「どっか金持ちの嬢ちゃんが護衛連れて旅行でもしてんのかね?」と思っている。
余談だが中の人は学生であり、物語は長期休暇中の出来事である。2月なのに?と思われるかもしれないが、長期休暇中なのである。
<設定2>
憑依しているプレイヤーは公式Webサイトを攻略等に影響しない範囲で隅々まで閲覧している。その為、インタフェース(操作系)を含んだ公開されている基本システム関して知識面では精通している。
一方、オリジナルの『フィリアレーギス』は世界の根底システムまで精通しており、『魔法』を精密に扱える。この知識差と動作サーバの影響で一般NPCと比べると魔法運用に圧倒的な実力を持つ。
現在2人の意識は1つの身体に並列で含まれており知識共有は殆ど無く、意識率の高い方が表出し、表人格は裏に回った方の影響を多少受ける(影響は表の意識率が低い程に大きくなる)
意識率が低いというのは寝ぼけているような感覚であり、驚かせる事である程度上昇させる事が可能。白埜がやったのは『中の人が知らず、フィリアだけが知っている』トンデモ情報を聞かせる事で、中の人だけを驚かせる事で意識率が上昇を謀った。
ちなみに意識率が丁度50%だと2人で会話が可能になる。
<能力>
●総合戦闘能力
剣術・魔術共に最強クラスなのだが、残念ながらプレイヤーのスキルが低い為に発揮できていない。
ただし素の身体能力は極めて高く、現実と比較するなら各分野の特化したアスリート程の力を持つ。『フィリア』の場合はさらに身体強化魔法が追加されるので超人的な身体能力を発揮する。
オリジナル本人の戦闘能力は長年の経験もあり高く、技術や判断等も全NPC最高クラスなので剣一本で割と強い近接型魔物集団を蹴散らせる程度。魔法も併用すれば対軍相手でも負けはしない。ただし抑えきれないので1人で防衛は出来ない。
●アクティブスキル
『ぼくのかんがえたひっさつわざ』
中の人が思い付きで放つテキトー技。それっぽい解説(この間、僅か0.1秒!)と共に放たれる一撃。
ただし、大抵の場合威力が無い。もしくは自爆技である。
●パッシブスキル
『不老不死』
現在は精神体に疑似肉体(という設定)の為、身体が破壊されても神殿に戻されるだけ。所謂「死に戻り」と言う現象が発生する。
身体破壊とは心肺停止または頭部破壊、または致死量を極端に超えた出血の事を指し、致命傷を受けただけでは戻されない。
ただし、主人公はそう簡単に死なないので存在意義が微妙なスキル。
<所持アイテム>
●『剣姫の白鎧衣』(ケンキのシラヨロイ)
”ホワイトドレス・オブ・ソードプリンセス”と読むと筆者が喜ぶ。
フィリアの初期装備にして最強クラスの防具。
装飾の無い白いドレスで、装着した魔鉱石の効果をドレス全体に供給する特殊効果を持つ。
本編中では、高純度赤魔鉱石(赤魔宝石)によって薄く桜色に染まっており、一切の攻撃を通さず、汚れないという効果を発揮中。ただし運動エネルギーは余裕で通るので、押されればフィリアはよろける。
イラストを見て頂ければ解ると思うが、紅袴と裾の広い白服が内側に、外装として桃色(赤魔鉱石を外せば白)のジャケットと腰マント……という「洋風と和風が混ざった様なデザイン」をしている。内装が巫女服っぽいのは、デザイナーの趣味だろう。
●『審判の黒剣』(ジャッジメントソード)
全体的に黒っぽい片刃の直剣で、物理攻撃処理サーバの管理人格、ノイエの”神器”。
EW中最大の近接攻撃力を持つ剣であり、ありとあらゆる防御を空気のように無視して切断可能。
詳細は「キャラクタデータ・ノイエ」の項目を参照。
●『調和の白印』(アクシスシール)
世界管理維持サーバの管理人格、白埜の”神器”。
やはりというか何というか、白埜の身体の一部で出来ている。
また、白魔鉱石を用いた糸で出来ている為、『剣姫の白鎧衣』と同じ効果を発揮する。
外見は鍔のない白い大きなベレー帽。デカいマシュマロが頭に乗ってるような感じ。ただし風が吹いても飛ばない。
●『物理の紅盾』(カーディナルアーム)
物理演算処理集積サーバの管理人格、ローツの”神器”。
身体の一部というか何というか、ローツの左腕で出来ている。
あらゆる外部からの物理的干渉を無視する為、事実上の物理反射。
盾とは言っているが実際の形状は左腕用の籠手である。
●『純粋赤魔宝石』
デウスティア(神の涙)という名前があるが、どうでも良い。というかデウスは神の男性格であり、ローツは女性人格なので地味に間違いである。
一応、物理の紅盾と同じくローツの神器。ローツの髪一房分程度で出来ていて、ソレを白埜が加工してブローチにしたもの。
一切の不純物が無い赤魔鉱石であり、装備時にコレが破壊される事は一切ない。
コレのおかげでフィリアは帽子と服の上からならばどんな攻撃を受けてもダメージを受けない。