Fact_2 『Enchanted World』
謎の設定資料集。
話の進行によって内容を追記していきます。
110127:若干改訂しました
110319:『インタフェース』について追記
<概要>
●正式サービス開始
西暦2220年2月22日
●ジャンル
体感型ファンタジーワールドライフ
●システム
超高速物理演算による現実に等しいリアリティを再現し、自由な動作が可能。
ゲーム内時間は現実の24倍であり、ゲーム内で1日を過ごしても現実では1時間。
サービスを停止させてのフルメンテナンスは世界標準日時で毎月22日(メンテナンス中もゲーム内時間は経過)
簡単なイメージで身体を動かすセミオートモードも搭載。
●インタフェース(操作系統)
フルダイブ型の体感ゲームの為、現実と同じように身体を動かす事が可能です。
また、動きに慣れない人や初心者用に『セミオート操作』も実装されています。
この『セミオートオ操作』は初期設定ではONになっていますのでご注意ください。
●セミオートシステム
EWでは多くのゲームのように『回避率』といったステータスが存在しません。全ての攻撃は一部の例外を除いて直撃コースで迫ってくる為、自分で回避する必要があります。
しかし振り下ろされる剣を咄嗟に避けたり、防ぐ事は一般人には不可能と言っても良い為、半自動的に身体を操作する為のモードがこのセミオートシステムが存在します。
また、このセミオートシステムはソフトウェアに同梱された簡易AIで行われており、日常生活や戦闘を含めた様々な事を体験する事で成長し、より高度な動作を行うようになります。
<世界観>
●舞台
およそ地球と同じ形の星。ただし宇宙は存在しない。(星空はある)
魔力と呼ばれる架空エネルギーが存在し、コレを用いて起こす事象を魔法と呼ぶ。(プレイヤー用とNPC用の2種類)
暦は1日=24時間、全月共通24日、1年=14ヶ月。
(これは現実世界との時間差によりゲーム内の時間が解り辛くなる事を防ぐ為の措置)
●舞台背景
伝承として残らない程の大昔、異界より『魔王』が現れ世界は恐怖に包まれたが、魔王とは別の異界から来た『精霊』と勇者が協力し、『魔王』はその強大な力を封印され、魔界へと送り返された。
その後、精霊達は異界へと帰り、人々は元の生活に戻れると思われたが、魔王侵攻の余波により世界の到るところに歪みが発生しており、その歪みから時折魔物が現れるようになっていた。
歪みから現れる魔物は当初こそ一般人でも撃退出来る程弱い存在であったが、徐々に強い存在も現れるようになり、人々の手に負えるモノでは無くなってきた。
この危機を悟った精霊達は再び世界に現れ、今度は人々の生活に溶け込み、人々と共に魔物と戦っていくのだった。
●プレイヤーについて
プレイヤーは『精霊』として世界に行き、『代行体』と呼ばれる限りなく人に近い身体を得て活動を行います。
現実世界は人々から『精霊界』と呼ばれており、「精霊界での仕事もあるので帰るのも仕方ない」という認識の為、ログアウトも安心。
●NPCについて
会話可能な人型の生命体を『ヒト』と呼び、NPCとして村や街で生活しています。
彼らは『生きている』為、無意味に殺傷を行ったり、差別的な扱いをするとペナルティを受ける事があります。
●種族について
この世界に存在するヒト、つまりNPCとプレイヤーの種族(外見)は数種類存在します。
ステータス成長には殆ど影響しませんが、若干能力に差があります。
NPCは一部例外を除き、基本的に種族の秀でた能力を伸ばす傾向にあります。
『ニュート(人間)』『エルフ』『獣人』『翼人』などの種族、また突然変異種や混合種も存在します。
●魔法について
魔法はプレイヤーが使う『精霊魔法』とNPCが使う『精神魔法』の2種類があります。
精霊魔法は精神魔法の上位互換であり、NPCが可能な事は一部を除いてプレイヤーも可能です。
(魔法の使用には個人差があります。ご注意下さい)