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俺と私と”魔法の世界”  作者: ながも~
セアルクニーグ皇国編
25/52

Dive_9 俺と野営と反則身体

一部シーンを入れ忘れたので追加しました。

どうも皆のヒーロー兼ヒロインのフィリアさんだ。結局の処あのナナフシ以降は何事も無く野営地点に到着したよ。

本来なら一個手前の野営地点で今夜を過ごす予定だったらしいんだが・・・

まぁ何だ、俺が結構速足で歩いていた影響で2日目の夜を過ごす予定の村近くまで来てしまったらしい。

皆は早く村に着いた分準備が出来るから良いだろうって言ってるし特に問題は無いみたいだ。

そう、問題は無いんだが・・・一つ不満がある!今夜の夕飯がカレーじゃなかったのだ!

何故だ、キャンプと言ったらカレーだろう?!なのに実際は干し肉を齧ってハイ終わり。まぁ少しだけ当たり前だろって感じもしてるんだが。きっとコレはフィリアの記憶に違いないな。

クソッ・・・どうしてこうなった・・・!」



「ねぇ、なんかフィリアがブツブツ言ってるけど如何したのさ」


「何でも夕飯はカレーだと思って期待していたようで。干し肉しか無いのでガッカリしている様です」


「あんな匂いを撒き散らすモン野営で作れるかっつーの・・・まぁ、この環境でカレーが食いたくなる事には全面的に賛同するがな」



確かに理由は解らなくも無い。

だがしかし、俺のカレーへの想いは簡単には止まらんぞ・・・!

どうやらマグナは理解してくれるみたいだな・・・フフフ、ちょっと好感度アップだ。



「・・・何か隊長がコッチ見てニヤニヤしてるんだが・・・殴って良いか?」


「放っといてあげてよ、今日は初戦闘があったし、ちょっと疲れてるんだよ」



何か酷い事言われてる気がするが気の所為だな、うん。

・・・あー、クウキガオイシイナー。








「さて、そろそろ隊長は寝といた方が良いんじゃないか?」


「ん・・・じゃあ先に寝させて貰うよ」



今日は初戦闘したし、結構精神的に来てるんだよな・・・

それに比べて身体は全然疲れが無いのが凄い。



「そういや3人は寝なくて良いのか?」


「私達は疲労せず、睡眠も必要無いのです」


「実は食事も不要なんだけどね」


「っていうか隊長も同じなんだけどな?」



俺もかよ。すると全員食事・睡眠が不要で疲れ知らずの最強生命体だったのか。

なんという新設定。そういうのは先に言っておいてくれってんだ。



「・・・ん?じゃあなんで干し肉食ったんだ?」


「それは気分の問題。フィリアの身体は大丈夫でも”中の人”は食事をした実感が無いと空腹を覚えるかもしれないしね」


「なるほど、俺の影響か・・・だから生身の人間の精神である俺だけ寝るのか」


「その通りだ。だから遠慮せずさっさと寝ちまえ」



お言葉に甘えて寝させて貰うか・・・いや待てよ?

寝る前に軽く身体の汚れを落とした方が良いんじゃないだろうか。

すっかり忘れていたが風呂に入って無いんだ。結構汚れてるんじゃないだろうか。



「ちょ・・・何突然脱ぎだしてるのフィリア?!・・・そうかっ中身は男の子だから・・・えっち」


「・・・寝る前に身体とか拭いた方が良いんじゃ無いかって思っただけなんだが」


「その必要も殆ど無いのですが・・・」


「え、マジで?結構汗とか掻いたんじゃないかと思ったんだが・・・」



城の出発時に大勢の人に囲まれて緊張したし、森の中を長時間歩いたし、あのデカいナナフシとも戦ったし。

汗掻く要素だらけの1日だったんだがなぁ・・・



「んーと、服ベタベタする?」


「・・・ないな」


「何か臭ったりする?」


「・・・それも無いな」


「でしょ?だから大丈夫だよ」



確かに全くベタベタしない上に汗臭く無い。ドレスは結構厚着の気がするのに。



「ノイエ様は説明が少なすぎです・・・要するに私達4人とも汗を掻かないんですよ」


「何それ、超便利ボディじゃん・・・あれ、熱の発散とかはどうするんだ?」


「知らんが、まぁ適当に何とかなる。案外魔力にでも変換してるかもしれんな」


「凄いな、だとしたら一種の永久機関か?」


「ちなみにトイレにも行かなくて良いよ?飲食いした物も適当になんとかなるから」


「・・・もう何も言わん」



何だこの超便利チートボディ。疲れ知らずで補給不要、新陳代謝無しだと?・・・そういや不老不死のイベントNPCだったか。そりゃ24時間プレイヤーを待ち続ける訳だからトイレとか行く時間無いよな・・・納得だ。



「・・・あとその服は脱がないでね?」


「汚れてもか?」


「いや、触れてさえいれば赤魔鉱石の力で汚れとか全部弾くんだけど、解除されちゃうと汚れが着いちゃうからね」


「・・・まさか防御力どころか生活面でもチートだったとはな」



って事は俺は魔王を倒すまで一切ドレスを脱がないで寝起きすりゃ良いのか?



「うーん・・・正確には赤魔鉱石の効果発動中にできるだけ汚れを落としてから脱いでって事なんだけど」


「あぁ解った・・・ところで皺とかも気にしなくて良いのか?」


「うん。その辺りも大丈夫だから気にしなくて良いよ」



これで安心して寝れる。俺達は全員軽装で来てるからな・・・当然毛布なんて持ってきてないのだ。

火に当れば結構温かいと言えば温かいんだが、それとこれとは別だしな・・・

だがこのドレスは良い、夜の森は結構風が冷たい・・・と思うのだが全然寒く無いんだなコレが。

きっと保温効果とかも付いてるんだろう、暑過ぎず寒過ぎず丁度良い感じだ。

・・・まぁ多分だが病気にもならない無敵ボディだとは思うが、寝心地が良さそうというのが最も重要なポイントだな。

お姫様だからな、素材も良い物っぽいし・・・肌触りが最高だ。オイオイこりゃ現実に帰ったら部屋の布団で寝れなくなるんじゃ無いか?って言い過ぎか。



「で、フィリアはもう寝るの?」


「そのつもりですが?」



・・・なんだ、ノイエさんが微妙に真面目な顔をしている。

まだトンデモ設定が飛び出すんだろうか・・・?



「じゃあ、私も寝ようと思うんだけど・・・」


「寝れば良いじゃないですか・・・っていうかさっき寝なくて良いって言ってませんでした?」


「寝るっていうか、モードチェンジっていうか・・・まぁ簡単に言うと会話が出来なくなるんだよ」


「・・・はぁ」



モードチェンジとか意味が解らない。変形でもするんだろうか?

っていうか真面目な顔して言う内容じゃないよな。



「えっと・・・とにかく助言とかもあまり出来ないから、困ったら2人に聞いてね?本当にヤバそうな時には出てくるから」


「はぁ、解りました?」



言い終わるや否や、俺の横に置いてあった『審判の黒剣』に入っていくノイエさん・・・

って何だそれ、いきなりやられてもビビるんですけど。



「・・・ノイエさん?・・・おーい」



返事が無い、ただの剣?のようだ。

・・・まぁ、困った時は出てきてくれるらしいから良いか?


話してた間に結構時間が経ったのか、眠くなってきたな・・・

火の番は他の2人がしてくれるみたいだし・・・ま、今日は寝るとしようか。

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