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帰路

次の日の朝も晴天だった。


八幡平を去りがたい思いを抱きながら

私たちはスキーで大更おおぶけを目指した。


ところどころアスピーテラインで

行く手を遮られたところもあったが、

壮快なスキーを楽しむことができた。


盛岡では課長の発案で「わんこそば」をいただいた。

美味しかったというより面白かった。


そして翌朝上野駅に到着

ついに別れの時がやってきた。


楽しかった。本当に楽しかった。

疲れたけれど、楽しかった。

すでに私は春スキーの魅力の虜になっていた。

また来たい。

春スキーをしたい。

でも、「また、お誘いください。」とは言えなかった。


今年はたまたま藤沢さんが独り身だったから。

でも、来年は?

こんなに素敵な人がいつまでも独り身でいるはずはない。

と、すれば、私は?


そんなこと、言われなくたって、分かっていますって。

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