第十八話 どうして俺の時だけ水晶がドロドロになるんだよ！！
こんばんは、お疲れさまです。
少しでもふふふとなる展開を目指しております。
それではどうぞ。
マサムネは激怒した。
俺が何をしたというのだ。
確かに森では全裸になって調子に乗った部分はあったと思う。
だが、この仕打ちはヒドすぎる。
なぜだ。
魔力が強すぎて、水晶玉が割れる→わかる。
魔力が強すぎて、水晶玉がくすむ→わかる。
魔力が強すぎて、水晶玉から龍みたいなのがでる→わかる。
水晶が溶ける。聞いたことねえよ。
どんな魔力持ってれば、水晶が溶けるんだ。ドロドロじゃねーか。
壁際でゴンズが爆笑しているのが見えた。
あとでコークスクリューをおみまいしよう。
「マサちゃん、落ち着いて。私の目を見て。
これは、おそらくユニバース５０００年の歴史の中でも、初の状態だと思うの。
だから、別の方法を試してみましょう。大丈夫、朝はちゃんと来るから！」
と、むちゃくちゃ気を使ったアイムールが一枚のプレートを出してきた。
「これはスキルカード、ここに血を垂らすと、
持ち主のスキルや称号が見れるの。この状態の手がかりがわかるかも、
やってみる？」
「俺の血と、アイムールの血を同時に混ぜたらそのスキルカードどうなるの？
カードが俺たちの子どもになるの？」
「発想がキモすぎ。早く垂らしな」
と言いながら、アイムールは短剣でマサムネのこめかみを切り裂いた。
痛い、痛い不死身だからって、遠慮知らずだ。
こめかみから流れる血がスキルカードにをビショビショにした。
スキルカードが光りだす。
水鏡 マサムネ
３５歳 男 種族 ハイヒューマン
＜スキル＞
筋力超過 LV８ 瞬間再生能力 LV５ 気配察知 LV７
縮 地 LV７ 水中移動 LV５ 聖治癒術 LV９
操斧術 LV６
ミレニアムホルダー（ユニーク）
森を愛する者 （ユニーク）
大気圏突入 （ユニーク）
＜称号＞
自然界の敵 不死者 ガーディアンキラー
変態全裸メテオ 逮捕者 聖者
熟女好き 熟女を知る者 斧達人の運命
運命神の加護 （ユニーク）
魔法神全力全開の呪い∞（ユニーク）
どれが原因かは一目瞭然だった。
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そんな世界、間違っている！！
