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ユニバース!  作者: ふぁい
第壱章 ユグドラシルの森編
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第十話 そりゃあ神様もどんの引きですよ。

魔法宮ディバインセレナにて


「なんぞ、あの威力、ユグドラシルが吹き飛んだよ・・・」


魔法神アレクシア・グッドローズは、顎が外れそうになった。

神界では最強に美しい女神とまで言われているのにだ。


「こんな人外がエスタの手駒になったの?ホント、信じられない。

 地球人に特典能力を与えたとしても、せいぜいサイクロプス級でしょ。

 今のアイツはガーディアン15万体を一撃で屠れるチカラを持っている。

 しかも魔力量もケタ外れ。どんな修羅場をくぐったらああなるの・・・」


魔法神は鼻水を垂らしながらボヤいている。

こんな姿、側近に見られようものなら、地獄の果てまで逃げられてしまう。


「マズいわね。このままだとラグナロクに支障をきたす・・・。

今のうちに対応しておきましょう。ちょっと魔法が使えなくなったからといって、ユニバースでは、珍しくないでしょ」



と言いながら、魔法神は右手で四角、左手で三角を宙に書き出した。


「これで良し。うわーあの人外、なんか泣いてるぅうう。ゲロも吐いてるし。

 キッショ。えっ、何よそれ、涙とかゲロが当たった所から木が生えてる。

 どういう身体の構造してるのあの子・・・・。キモ過ぎ」


保身のため、生理的に無理なため、

最強の魔法神はマサムネを倒す為に何やら画策し始めた。

これからどんな危機がマサムネの身に起こるのか・・・。

それはまだ誰も知らない。

読んでくださりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 握ったのが寿司じゃなくて良かったですが斧とは! なかなか斧がメインウェポンの主人公って聞かないので斬新ですね。 ギャグも面白いです! 5年の月日が流れたとか高く飛び上がって気絶したとか、さ…
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