勇者憧憬―ブレイルゥト―
“これは勇者に憧れる一人の少女の物語”
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1000年以上の大昔、世界は戦争に明け暮れていた。
長い年月続いたその戦争は、一人の勇者によって終焉へと向かう。
とある小さな村に一人の少女がいた。
少女は剣も魔術も使えない、弱く泣き虫でまた争いを好まない臆病な人だ。
村の同年代の少年たちからはよくいじめられ、泣かされていた。
そんな少女は動物はもちろんのこと、小さな虫も殺さない優しい心の持ち主で、
そして、少女は寝る前に父が話してくれる勇敢なる冒険者の話が大好きだった。
とある日、戦争が勃発した。
この戦争はたくさんの死者を出し、少女の周りも例外ではなかった。
たくさんの死者を目の前で見てきた少女はそれが耐えられなくなり、
泣くことを止め、自分自身でこの戦争を終わらせることを決意した。
父が話してくれた冒険者のように。
どんなに馬鹿にされても、どんなに力の差があり勝てないとわかっていても、
少女は諦めずに、決して諦めずに立ち向かっていった。
そういった行動に感銘を受けた人々は、一人、また一人、と少女に付いて行く。
そして、少女は自ら率先して前線で戦い、人々を光へと導いた。
こうして、人々から勇者と称えられる存在となった。
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