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Ego Noise  作者: 東条ハルク
Anfang Symphony
41/44

パンテラオ王国/12

鞘から抜かれし剣は赤く煌めく魔石が嵌め込まれていた。どれほどの魔物の血が吸われてたのかと剣先を滴る水滴に、巨狼は品定めするようにゆっくりと目を細めた。そして目蓋を閉じた。

「いつまでそうしているつもりだ、馬鹿者め。妖精の話を聞くのではなかったのか?風邪を引いても知らぬぞ……。…それとも彼奴の話でも気にしておるのか?」

毛が濡れるのは不愉快だと言いたげにフェンは雨の当たらぬ城内におり、雨に打たれるのも構わず剣を振るう青年を見守っていた。フェンは伸び伸びと生きていた頃の彼しか知らず、再会を果たした今でも、どうしてこう諦めてしまうのかと思っていた。逃げたければ、逃げればいい。死にたくなければ、生きればいい。だが此奴は諦めてしまっている。逃げたければ、私が力を貸そう。死にたくなければ、私が守ろう。なのに何故、助けを求めない。

「…気にしてないよ。ただ、無性にこうしたくなった。」

剣を振るう身体は止まらない。平然と此奴は嘘を吐く。だが巨狼は何も言わない。…此奴はただ、分からないだけなのだと。フェンが一番したくない事はディスティーを苦しめ、悲しませる事だ。それを指摘することで、また彼に苦痛を与えるのならフェンは見守ろうと決めている。臆病な己を鼻で笑い、此方に近づいてくる気配に目蓋を開いた。ぎょろりとした琥珀の瞳に青年と同じように雨に濡れる男が映る。いつも上げている前髪は雨により肌に張り付き、その間から見える瞳は青年を捉えていた。気配を感じて青年の動きは止まり、近づいてくる男を見据える「………何か用か。」と青年は言った。確かこの男はあの時、ウィルクルムという魔王の側近と対峙していた戦士だ。

「用と言う用も無いが…、ただこの雨の中で剣を振るう音が聞こえたから、と言っておくか。……紹介が遅れた、俺…私の名はセレム・レオンハルト。この国の戦士だ。魔王襲来時に、我が国を守っていただき感謝を述べようと思っていたが、こんなに遅れてしまい申し訳ない。本当に…ありがとう、勇者殿。」

戦士は水平に肘を保ち、拳を胸に当てた。パンテラオ独特の礼の作法である。礼を言われる筋合いは無いと青年は言い、抜き身のままであった剣を鞘へと収めた。その様子にセレムは気を悪くすることもなく、苦笑を浮かべつつ「こんな雨の中で剣を振るっている理由を聞いても?」と尋ねる。だが、青年は分からないと首を振るだけだった。

「……まだ何か聞きたいことがあるなら、その不自然な敬語はやめてほしい。それに俺に畏る必要は無い。」

ぶっきらぼうな口調はどうやら自然体らしく、手負いの動物のような男だなとセレムは感じた。勇者というのは笑顔を振りまいてそうな好青年と考えていたがどうやら違うらしい。元からこうなのか、それともこうなってしまったのか分からないが勝手に自分の理想を押し付けるのはよくないことだ。それに加えて失望するのは相手にとって失礼に当たることだろう。

「そりゃ有難い。俺は傭兵あがりの戦士だ。敬語が苦手なんでな、どうにもカチカチ敬語になっちまう。手短に二つ聞くぜ。魔法治癒師の正体を知っているかどうか、身体に入れてる刺青は誰に施されたのか、だ。」

青年は首を傾げた。刺青もとい紋様のことはどうでもいいとして、魔法治癒師に正体もくそも何も死んでしまったというのに。

「…魔法治癒師の事については、元々パーティの人間についてはあまり知らない。刺青…、これはただの魔石の影響だ。誰にもされていない。」

…この件には勇者は関わっていない、とセレムは仲間に伝言を飛ばした。知らないなら巻き込むのも旅へ影響が出る恐れがあり、それならそれで知らないほうが良いだろう。セレムは軽く汗でも流さないか?と笑い、巨狼は邪魔せぬよう青年の影へと戻っていった。

汗を流すというのは青年にとっては稽古をするという意味である。辿り着いた先は到底それを行う場所ではなく、疲労した兵士を癒す場所であった。浴場である。青年は目を見開いた。こんな巨大な風呂があるのかと。存在しているからには存在しているのだ。だが、こんなに大きくなくともいいだろう…と。

「酒を飲みながらの一番風呂最高だ!あんたも一杯どうだ?」

桶の中には数本の酒瓶が入っており、それらは湯船を漂っていた。生憎青年は酒を飲まない。そもそもまだ飲めない歳である。丁重に断わり、青年は目蓋を閉じた。魔法道具によって照らされる光を反射して装飾が煌めく。身体を休める場所だが目にはよくない浴場である。

「なあ勇者殿よ、この国を出る前に一つ手合わせなんてどうだ?魔術師の奴らは城や町の修繕で大忙しだが俺たちは暇なもんでな。……ミルターニャの勇者が此処を寄ってくなんて久し振りでな、どれぐらいの力があるのか見てみたい。それに俺の名前は英雄ルイス・セレム・ガヴァーナから取ったものだ。その英雄に恥じぬ力が俺にはあるのか、俺の力がどれぐらい勇者に通じるのか知りたい。」

英雄ルイス・セレム・ガヴァーナ。知らないものはこの世にはいないと言われる人物である。突如として人間の前に現れた魔王に一人立ち向かい、そして祖国である今は亡きベスティアリ王国を守り抜いた英雄とされる。だが青年とってその名は睡眠を脅かす夢に登場する人間であり、あの本への謎が益々深まっていく。一度、改めて開いてみる必要があると考えながら「…ああ。」と答えた。

雨に濡れて冷えた体にはちょうどいい心地良い温度だ。こうゆっくり出来るのは久しぶりだ。旅に出てから目まぐるしく世界が変わった。嫌悪感を滲ませて忌々しく睨む瞳はもうない。自由に時間を過ごし、考えに耽ることだって出来る。…何にも囚われず自由になれたら、なんて考えることさえ可能だ。仮初めの自由に過ぎないが、ディスティーにとっては解放された気分なのだ。この旅を経て俺は何を得られるのか。この先、またホリィやクルトに出会うことが出来るのなら彼らに自分が得たものや見たものを伝えたい。

「…一つ聞きたい。ホリィ・セイクリッドという人間を知っているか。」

鼻歌がぴたりと止んだ。浮かんでいた桶を手繰り寄せて、それに酒瓶を戻しつつ真っ赤に染まっていた顔は徐々に元の色へと変化していく。

「そいつはカエルムエィスの騎士団に所属していた奴の名前だぜ。最近噂に聞く…奇跡の代行者って奴だ。ホーリーやホリィだったり、どっちの発音だか分からんがな。……カエルムエィスといや、今は同盟国だが昔は敵国だったんだぜ。今でも敵対心はあるが…、よくない噂が多くてあまり関わりたくない相手だ。カエルムエィスを通るんだろ?まあ…気をつけといた方が良いぜ。」

小声で話しているところを見ると、どうやらこの国ではホリィの名は禁句に近いらしい。…奇跡の代行者、そして呪術師という二つ名を持つホリィは一体、何をしようとしているのだろうか。アモンやら悪魔との関係もあるようだから。…あの禍々しい気配が悪魔の力だったのだろうか。考えようにも思考がぼやける。そろそろ上がった方が良いぜと心配そうに此方を伺うセレムに別れを告げ、青年は巨大な浴場をふらふらとしながら後にした。

「おいおい…盗み聞きはよくないぜ。」

勇者を上がらせて正解だったとぬっと現れた人物に睨みを効かす。その人間とは魔王襲撃以来から姿を消していたカリブルディアであった。顔の左半分は火傷に覆われて、見るのも痛々しい姿に成り果てている。同僚の姿に驚きはするも、セレムの心にあったのは王女への忠誠である。

「…お前がいない間に、王女はミルターニャの魔女マーリンに呪いをかけられた。お前は王女の護衛だぞ!今まで何処にいやがった!!」

激昂した声が浴場に木霊する。側近であり護衛の任に就ているこの男は王女への敬意、ましてや国王へ忠誠を誓っている素振りも見せない。こいつが冷めた目で見下すように王族に接しているのをよく目にしている。この王国は能力があるものは身分の低い者や他国の出身者でも構わず、採用されている。元傭兵であるセレムもその一人であった。平等に優遇されるこの国では他国とは比べものにならないほど王族は支持されている。

「野暮用でミルターニャに行っていた。解呪法は見つからなかったぜ。オルクストーデンの解呪師に会ってきたが、あの魔女がかけたとなれば術者か、それ以上の強い力を持つ者でないと解呪は無理らしい。」

セレムは目をかっぴらいた。だがあの場にいなかったことについては置いとくわけにはいかない。あの時、何処に居たと追及すれば、何も悪びれる様子もなく、そして魔法治癒師マリーに呼ばれていたと答えた。

「どうして敵国の魔女に呼びつけられて、王女が狙われる可能性もあるのに態々出向いた?…一時期討伐隊に身を寄せていた時に、情でも沸いたか!」

怒鳴り散らすセレムをよそに、カリブルディアは何も反応を見せない。言葉を右から左へと聞き流しているようにすら見える。王女が直々に腕の立つ護衛として王国に招かれたというのに、恩すら感じていないのか。こいつは一体何を考えている。何を企んでいる。

「…何も知らない人間は気楽でいいものだな。王女との契約はもう切れている。伝えることは伝えたから、俺は人手の足りない討伐隊にでもついていくよ。」

ふざけるなと叫んだ時には、掴み上げていたものは消えていた。そこに残ったものは怒りだけであった。

──

食事を終えた頃には逆上せていた身体は元通りになっていた。一時間後にはギュシラーと今後の予定を話し合うことになっており、青年はフェンが食い殺した精霊の身体について聞いていた。フェンの話を要約すると、この城の一番上にある気配と同列種の妖精らしく、辺りを嗅ぎ回っている妖精を湖の乙女と断定した。だがニヴィアンより相当力が弱々しい妖精らしく、そこまで警戒しなくとも良いらしい。放っておいても何れ彼方から仕掛けてくる。それまで無視しておこうという判断に至った。

身辺の安全の確認が終わり、青年は取り出したコバルトブルーの本に目を落とした。滑らかな肌触りは上質な物で作られていると一目で見てもわかるものだ。ぱらりと開けば、魔導書の最後の項目に似た文字が変わらず並んでいた。

『とある男の話をしよう。その男の名はかの英雄と同じ名を持つ男である。今はなき亡国に仕える騎士であり、聖なる騎士と並ぶ男は無愛想な性格とその風貌から黒の騎士と呼ばれていた。皆から愛される聖なる騎士とは異なり、黒の騎士は皆から嫌われていた。

時は流れて国内の繋がりを強化するべく奮起するも、とある名家には手をこまねいていた。彼らの言葉はこうだ。

"私達の要求を飲めば、お前達の要求を飲もう"

"私達はお前達の力を貰い受けたい"

"さすれば、私達の力をお前達に差し上げよう"

国王は頭を悩ませた。近々戦争を行うことを彼奴らは知っていて、そう言うのだ。だが国全体で結束しなければ、その国は内側から崩壊していき、戦争には勝てはしない。

"王よ、彼奴の代わりに私を差し出せばいい"

"王よ、私と彼奴の力は同等だ"

"だがこの国の力となりゆるのは彼奴だ"

"…嫌われものの私ではない"

黒の騎士は聖なる騎士の代わりに自分を差し出せと王へと懇願した…──』

此処で文章は途絶えた。初めてこの本に触れたときには冒頭部分しか読むことができなかった。全てのページを開いてみるも文字は読めない。この部分のみだ。この本が自分に何を伝えたいのかはよくわからないが、これに登場する黒騎士はあの英雄に間違いないだろう。

また青年は魔導書の最後の項目を開く。二種類の文字を見比べるも、似てはいるだけだった。描かれている陣は青年が目にしたことのあるものではあるが、文字は到底読めそうにはない。サルヴァンは当主が使えるとされる空間魔術の中でも高度な術だと言っていた。読み解けたとしても、自分の力量や魔力量では扱えはしないだろう。魔術で空間と自分の位置を入れ換わる事が出来るのは精々三発程度で、魔石を使用すればセヴィリアールの時のように、一から空間を組み上げる事は可能。だが長くは保てない。空間を維持するには魔力を流し続ければならない。便利だからと小さな空間を作って、それに荷物を突っ込んでいる青年は魔力を枯渇させる事は出来ないのだ。一度消えた空間は元の通りに作っても、同じものにはならない。当然、中のものは消失する。…頭の痛い話だ。魔術は多少使えるが、威力の高い、魔力を多く消費するものは使えない。火力不足で威嚇程度のものである。そもそも青年の火や水を扱う魔術は生活に便利だと考えて、覚えたものである。当然、空間魔術もその一つだ。戦闘のために覚えたものではない。

「何やってんの?」グラディウスが背中に乗っかってくるまで青年は少年が居たことに気がつかないほど考え込んでいたらしい。窓の外を見ればもう雨は止んでいた。

「…剣が使えない状況になった場合を考えている。魔術は使えるが、魔力の消費が激しいから戦闘では使えない。……術式を新しくするか。」

そうは言ってみても、書かれている陣や術式をそのまま使っているだけで、自分で自分に合うように組み上げたことはない。ギュシラーに聞けば分かるだろうが、この空間魔術は余り知られているものではないらしく彼に聞いても分からない可能性もある。

「……ねえ、俺に空間魔術教えてよ。術式考えるの手伝うから。」

おずおずとしながら少年は言った。死んだ両親、アヴァンセやサルヴァンが求めた魔術。数十年前に戦火で失われたものだと彼らは言っていた。喉から手が出るほど求めに求めて、贋作まで作ったのだ。…それが目の前にある。手の届く範囲にある。彼らが執着するものに、生まれてから今まで興味と嫉妬を覚えていた。自分の前に現れた同じバシレウスの人間。空間魔術を使いながらも剣を手にする。初めは贋作だと疑っていた。だが、贋作は身体を別の空間と入れ替えることは出来ない。こっそりと盗み見ていた実験では、鳥と入れ替わることは出来たが原型を留めず肉片となって散らばっていた。空間魔術は転移術とはまた違うものだ。転移術は物と物の位置を入れ替える。しかし空間魔術は切り取った空間に物を嵌め込むようなものだ。…役には立たなそうなそんなものを、何故彼らは求めるのだろう。

「…お前はこれを何処まで知っている?」

青年の手から一振りのダガーが現れる。装飾も何もない無骨なそれはまた青年の手の中から消える。

「バシレウスの失われた魔術。…俺の両親とか親戚が、どんなことをしても手に入れたいと思ってるものだよ。それに似た魔術も作ってる。……多分だけど、生き残りはみんな求めてると思う。何のために、かは分からないけど。」

紙切れを取り出してグラディウスは贋作の魔術陣を書き込んで行く。少年の頃に書いた陣とは全く異なっており、これがかと目を細めた。その上に置かれた器に並々に水が注がれる。手を翳せば途端に水が溢れ出し、水の中には正方形の小さな空間が出来上がっていた。魔力を流し込むのを止めれば、空間は崩れ落ちて水面は波打つ。グラディウスは忌々しそうに魔術陣を破り捨て、青年にやれと言うようにまた器に水が注がれる。

「贋作の空間魔術は空間を作り出すんじゃなくて、こじ開ける。捩じ込む。だから水が溢れたんだ。」

水中にぽっかりと現れた空間。水は溢れることなく、水面はただ揺れているだけである。贋作物は呪術の呪いを身体に捩じ込み、植えつけるという特性を基盤にしたもので、一から空間を作り出すことは出来ない。

「…前に思ったんだけど陣を展開させてたら時間がかかるし、その分の魔力の消費が減るから術式を頭に思い浮かべて使えばいいと思う。慣れたら感覚的に使える…って、フィラーリネ先生が言ってたよ。」

「白い頭の人もそうでしょ?それにさっき自分でやってたじゃん。」と不思議そうに首を傾げ、青年は独学の限界を感じた。だがディスティーの場合、理論などの基礎を覚えようとはせず感覚的にものを覚える人間である。ホリィに言われた通りに覚えた結果であるが、それが裏目に出てしまった。黙ってしまった青年を見てグラディウスはけらけらと楽しそうに笑う。

「知ってることは話したから、王国に居る間はちゃんと教えてね!約束だよ、今度は守れよ!」

青年は強引に小指を絡めさせられ、そして満足気にしているグラディウスの頭を撫でた。時計の針が一つ回る。こうしているうちに一時間が過ぎたらしい。

「…早く寝てろよ。寝れないなら、これをやってればいい。」

紙に魔術陣を描いて少年に手渡す。それをまじまじと見てみるが、それらは彼が目にしてきた魔術とは毛色の違う一風変わったものである。近代の魔術は術の作用や効果だけでなく、展開時に魔力を効率的に流せるよう一つの円の中に術式が組み込まれている。だが渡されたそれはそれぞれ違う魔術陣が組み合わさって出来たものである。紙と青年を交互に見つめるも、ディスティーは何も答えずに部屋から出て行ってしまった。一つ一つの陣を理解していなければ、陣が暴走してしまう可能性もあり、下手に発動は出来ない。…この陣は魔術のものではなく、魔法なのではないかとグラディウスは考える。魔法陣なんて目にしたことはない。魔法は名家により秘匿されている。目の前で使われたとしても分かりはしない。魔法士や魔導師である彼らは術式で魔法を使う。一般人が魔法陣を目にする機会などないのだ。

「……諦めて、寝よ。」とグラディウスは布団に潜り込んだ。


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