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Ego Noise  作者: 東条ハルク
Specter Waltz
23/44

第七の町セヘプテムタ/02

一難去ってまた一難というのはこういう事だなと身を持って思い知った青年は地下に居た土塊共とは違うガーディアン達に囲まれたこの状況をどう打破するかと青年は悩む。「…こいつらは倒して良いのか。」と背後に居る人物に問い掛け、赤髪は首を横に振る。攻撃すれば敵と見なされると言いたいらしい。

「此処のガーディアンには意思は無い。ただ此処を守れという第一の命令に従っている。私は脱出した囚人と見なされているだろう。こうなるのも当然だ。」

どうして私も地上へと言いたいような口振りで赤髪は淡々と語る。さっさと少年を保護しなければならないというのに面倒だ。

「…なら何故、お前には意思がある。他のガーディアンとは違って生身の体を持っているからか?」

「ああ、そうだ。人間の体を媒介とし造られた特別…特殊なガーディアンだ。…だが私にはもうガーディアンとしての命令も無く主人も居ない。ただの囚人だ。」

「…そうか。」と青年はこれ以上深く追求する事はせず、さてどうするかと溜息を吐いた。逃げる事も出来ずに攻撃するにも敵と見なされ一斉攻撃となる。気づけばもう夕暮れも過ぎて夜になっていたのかと青年は空を見上げた。松明の光で星はくすむ。

「…ち、…に…なさい!」

微かに聞こえる怒声は段々と大きくなり近づいてくるのが分かった。この特徴のある掠れた声の持ち主はフィラーリネだろう。状況を打破する希望が見えた気がした。

「…ディスティー、貴方は!…何故行方不明だったガーディアンと!?トレースは一体!?」

囲むガーディアン達を持ち場に戻らせながら進むフィラーリネは青年の背後に居る赤髪のガーディアンを見て驚愕し、そして少年が居ない事について目を細めた。

「あいつと居た時に人形に襲われて逃げ込んだ先にこの赤髪が居た。逃げ込んだ先は此処の地下の牢屋だったらしく、そして面識のある騎士とも出会った。…あの地下から脱出した時に逸れた。多分騎士と一緒に居る筈だ。」

細められた目が一気に見開かれ、そんな筈は、もしや、とフィラーリネは困惑し考えた後に着いて来て下さいと二人はフィラーリネの後を追う。その最中に名が無いとは全く面倒だと少年の事を考えつつ、青年は赤髪に名を尋ね、赤髪はブラドと名乗った。

「…どうしてお前は行方不明扱いになってるんだ?」

「分からない。だが強いて言うならば此処で水面下で行われている実験について知ってしまったからだろう。」

前を走る学校の関係者には聞かれまいとブラドは青年にだけ聞こえるよう小声で答えた。

「…お前が知りたいのならば全てを話そう。だが話は少年の無事が確認次第だ。」

先程案内された部屋に到着し、会話は途切れる。そしてフィラーリネは脆く崩れ落ちてしまいそうな丸められた羊皮紙を開き、それには此処の学校のであろう地図が描かれていた。封蝋の割れる手紙を地図の上に置き、詠唱をし始める。そしてとある場所に少年の仮名が浮かび上がる。

「教会…、やはりあの噂は本当だったか。」

緩く結われた亜麻色の髪が揺れる。フィラーリネは苦渋の色を浮かべ苦々しく声を漏らした。隣に居るブラドは目を伏せ、そして言うべきか言わないべきかと悩んでいるようにも見えた。

「…噂?此処の地下で何かが行われている、例えば人体実験とかか?」

「此処は様々な戦争の火種を抱えている。その火種の一つが聖遺物。…話すのは後にしましょう、先ずはトレースと騎士の保護を。」

先程まで人らしい表情をしていたブラドの顔は引き締まり、そして消える。これが本来の彼の、ガーディアンとしての顔だった。


向かうは敷地内に建つ教会。道中ガーディアンに出会うが襲われる事は無く青年は不思議に思っていたが、こっそりとブラドがフィラーリネがガーディアンを作り出す術を発案し管理し統括していると青年に耳打ちした。ならばあの地下の土塊ガーディアンも彼がと思ったがブラドによればガーディアンである自分も知らなかったと言った。ガーディアンは敵の侵入時において情報を伝達する為の魔術が施されており、その魔術は他の個体の位置情報も知らされる。その為、ガーディアンの個数が把握出来る。だがブラドには地下に居た土塊ガーディアンはその個体の情報は無かった。故にフィラーリネが統括するガーディアンでは無い。

「フィラーリネ・アロイス・リベルタ。」

壁に描かれた絵のようだった扉は浮き上がり、埃臭い砂塵が舞う。そして重い軋み音を上げながら扉は開く。色彩豊かな硝子が嵌め込まれ日が昇っていれば、さぞ美しいだろう。呑気に教会内を観察していたら鈍い音が響き、そして青年は尻餅を着いた。ぐりぐりと胸板に押し付ける頭を見ながら、よく金具がある場所の筈なのに痛くないのかと青年は妙な感心を覚えた。その様子を微笑ましくフィラーリネは見ていたが、柱頭の下に倒れる騎士を見つけて治癒魔法をかける。その場では暗くて騎士の顔は見えずフィラーリネはドゥムとは気づかなかった。

「……どうして泣くんだ。」

微かに震える少年はただ青年にしがみついているだけだった。背伸びし大人振っていたが子供は子供に過ぎない。自分にも一度だけあったなと思いつつ、あの時に彼がしてくれたように少年の頭を撫でた。


一瞬だった。全てが遅く鈍く見えた。青年が気を緩ましたのを見計らったように青年の首に巻きついた蔓。流石勇者と言うべきか。青年は反射的に少年を守るようにブラドの方に突き飛ばし、青年は後ろに引き摺られ闇に消えた。皆何が起きたのか理解出来ず、青年が消えたという事実のみしか把握出来なかった。

「…アルサ、アルサだ。」と少年は狂ったようにとある名前を何度も何度も口にし、頭を抱えて掻き毟った。次第に呼吸が荒くなりフィラーリネは少年の肩を掴んで無理矢理目を合わせた。

「私の目を見て。そしてゆっくりと息を吸って…吐いて…。…緊急時には慌てないと教えたはずです、落ち着きなさい。」

魔術を使用した痕跡は無い。あの速度ならば魔術を使用する。ならば人外。だが魔物の気配は一体、彼と共に誤って召喚されたという魔物のみ。魔物では無い。侵入形跡は無し。可能性は二つ。彼が居た場所を目を細めながら見ていれば、視線を感じてフィラーリネを見た。

「此処に居る事を許可された生徒の所有物か、或いは地下に居た土塊共。…侵入(アクセス)をしてみたが、どうやらその少年の人形のようだ。」

「簡単に侵入されてしまうなら構造を変えた方が良いみたいですね。それはそうと…トレース、一体どういう事です。」

「あ、あ…あれは……、サルヴァンの人形…。俺を…監視する為の。…俺は、あの人形…アルサ…、アルサは俺の言う事は聞かない。…操っているのは、次期当主のサルヴァン。」

少年は名を呼ぶのにも怯えながら、隠していた事を、隠していろと命令されていた事を重々しく吐いた。

少年トレースは所謂裏口入学と言う形で此処にオルクストーデンに入学した訳ありの生徒だった。何故正式に入学しなかったと言うと彼は名家に並ぶ、そして近親者同士の間に産まれた純血なバシレウスの血を受け継ぐ子供だったが当時の当主であった当主アヴァンセの指示で魔の類いに触れる事を禁じられていた。理由は簡単な物で、少年が純血だったからだ。アヴァンセの妻は魔導師の家の出身だったが、彼と彼女の間に産まれた子供は本当の意味での純血では無い。彼は次期当主は娘に継がせようと考えていたが、少年が産まれてしまった為にそれは危ぶまれた。オルクストーデンの入試科目の一つに実演というものがあり、魔術から遠ざけられていた少年には無理な話だった。その為の裏口入学だった。

「…フィラーリネ様。此処の土地と私の繋がり(リンク)を切断して欲しい。彼には牢屋から救い出してくれた礼がある。その少年の事は全て元主に聞いている。推測から言えば彼は少年の家に居るだろう。」

「此処の土地との繋がりが切れてしまえば君は消える。」

ブラドは首を横に振った。ブラドが特殊に造られたガーディアンという事は元主、そしてディスティー以外誰も知らない。

「私は人間の体を媒介にして造り出された特殊なガーディアン。土地から流れる魔力が無くとも、私は動き続ける。」

数秒間フィラーリネはブラドを凝視するが、小さく息を吐いた後に襟首に刻まれる文字をブラドから消し去った。

「…待って、俺も行く。どうせ此処から出た事ない引きこもりがバシレウスの隠れ家なんて分からないだろ。」

「…トレース。」「良いだろう。」「ブラド、貴方まで何を言っている!」「私は引きこもりだからな。」

遠くなる少年の背中を見ながら、従う事しか出来なかった子が自ら行動した事に嬉しさを感じる反面、私達教師は無能だと実感させられた。少年はバシレウスの人間だ。危害を加えられる事は無いだろうが、何が起きるか分からない世界だ。心配を拭えない一人残されたフィラーリネはガーディアンを呼んで騎士を医務室へと運んだ。

──

ふわりと天井から垂れ下がる薄い透き通る布はベッドの上に座る人間の影を写す。黒で統一された部屋とは対象的に天蓋付きのベッドは白く、別世界のように浮いていた。

「手荒な真似をして申し訳ありません。…そしてようこそ我が屋敷へ、勇者様。」

床に叩きつけられた青年は猿轡のように蔓を咬ませられ、両腕は拘束されていた。青年を此処まで連れ去った人形は部屋から出て行き、青年と人影の二人きりになった。

「我が家の血を受け継ぐ者が勇者になるなんて思っても居ませんでしたわ…。他の者は余り快く思っておりませんが、私はとても喜ばしい事だと思っております。魔術は勿論、剣術にも長けており倒した魔物は数知れず…魔物が自ら逃げ出してしまうと聞いておりますわ。」

信憑性も何も無い出鱈目な噂が一人歩きしているだけだと青年は口にしたかったが、咬まされている蔓がそれを許さない。喋ろうとしようものならば蔓が伸び、口内まで侵食してしまう。先程やらかした失敗から学んだ事だった。さっさと蔓を凍らして拘束を解こうとしたいが魔力が蔓に吸収されて空になる寸前だ。一回空間魔術を使用しただけでもあれ程まで魔力を消耗したのが疑問だった。この蔓は厄介な代物だ。

「…失礼、申し遅れました。私の名はサルヴァン・バシレウス。サルヴァンとお呼び下さいませ。」

天蓋が消え、姿を現す。軽い癖毛で毛先が四方八方に向いており、青年と同じく黒髪だった。そして凹凸無い胸まで伸びる髪を揺らしながら青年の前に跪く。唾液が含む蔓を躊躇無く女は外し、「…何が目的だ。」と青年は銀の糸を引きながら尋ねた。だが女は答えず、青年の口を白い布で拭く。攫っておいて妙な事をする女だなと青年は戸惑いつつも睨み続けた。

「普通ならこういう行為を嫌がると思っていましたが…、案外平気なのですね。私、初めて知りました。よく弟にやっていたんですが…、とても嫌がりまして。ふふ。」

青年の頭にまさかなという考えが浮かぶ。魔王が探している人間とはこの女なのでは無いかと。当てはまるのは髪色と笑う顔が可愛いという事だけだが、どっちかと言うと可愛いより綺麗と言った方が良いのではないか。

「…世間話をする為に此処に連れて来たのか?そして質問に答えろ。」

口元に手を当て、くすりと微笑んでいた女は驚いたように目を丸める。目に驚きの色は見えない。ああ、わざとらしい。どうして人間と言うのは演技掛かった仕草を見せるのだろうか。青年はそれに苛立ちを覚えた。

「私には分かりません。…全ては父が決め、従う事しか私には権利はありません。」

今の青年には気づかない。青年には彼女の表情が無表情に見えている。その理由は定かでは無いが、彼女は彼女であって彼女では無いのだ。

「お前もあいつと同じ操り人形だな。…自分の血族には普通な人間は居ないのか。」

「ふふ、可笑しな事を言うのね勇者様。血に囚われた人間には普通なんて無いのよ、普通だったらそれは私達にとっては異常なの。…だから貴方は異常者、だけど私にはそれが羨ましい。……従うだけの人生なんて詰まらないもの。」

「…だから」と女は言葉を切った。そして青年を拘束する蔓を消滅させ、青年の両腕にしがみつくようにして掴む。

「従う事にしか権利は無いけど、意思を持つなとは命令されてないわ!父の趣味でこんな格好をしているけど私は俺は歴とした男だ。こんなヒラヒラした格好なんて、まっぴらごめんだ!!わ…、俺は勇者様を見て思ったんだ。バシレウスの魔術を使うにも関わらず、剣を手に逞しく勇ましく魔物を薙ぎ倒して行く…その漢らしさを!!だから、俺を連れてって!!」

「…男なら漢らしく、人に頼らないで脱出するだろう。その時点でお前は外見通りの性別になる。」

そう冷静に言った青年だったが実際混乱していた。何処をどう見ても胸以外女だと思っていた人間の口から落とされた爆弾。見事にそれは青年に直撃し、青年に人は外見だけじゃないと違った意味でまた刻み込まれた。

「…、私が此処から、部屋から出ようとすればあの人形…アルサが必ず着いて来る。アルサは母が造った人形で組み込まれている魔術は母は勿論、父の魔術も組み込まれている。そんな人形から逃れられると思ってるんですか!引きこもりな私に!」

「ああ、無理だな。だからと言ってどうして俺が敵になるかもしれない人間を態々連れ出さなきゃならない?女なら貧弱で脱出は無理だと分かるが、お前が言うには俺と同じ歴とした男なんだろ。引きこもりが何だ。ただの甘えだ、甘え。お前は楽して此処から自由になりたいだけだろ。相手は魔術を使う人形。燃やせば済む話じゃねえかよ、人に頼る前に自分から行動を起こせ。甘えんな。」

親に監視されていてもぬくぬくと生きて来たくせに図々しい。人間としての性根が腐っているのではないだろうか、いや性根そのものが無さそうだ。ついでに考える頭も無ければ、此処から出る為の体力も無いと来た。図太い野郎だと思っていれば俯いていたサルヴァンは急に立ち上がり、引き出しから取り出したナイフを手にした。

「…はい。私は、俺はこれまでぬくぬくと親に従い、自分で考える事や鍛える事をせずにのうのうと生きてきた人間です。ちなみにバシレウスの魔術は全て叩き込まれました。」

毛先の跳ねる長い髪を荒々しく掴み、サルヴァンはナイフで切り落とした。はらはらと髪は空に浮かび、重力に従って落ちて行った。初めてだろう親では無く意思に従ったサルヴァンによる選択。そしてサルヴァンはベッドの下を弄り、埃の被った箱を取り出した。その箱の中には男であるサルヴァンに相応しい衣服で彼はそれに着替え、青年の前で跪いて頭を下げた。

「…お願いします。勇者様。これは脱出のお手伝いではなく、俺に剣を教えて下さい、弟子にして下さい。」

「…お断りだ。」と青年は即答する。青年は面倒事は嫌いだ。サルヴァンの必死に懇願する土下座姿を見るも、それは変わらない。だがそれは基本的に、だ。

「……だがそれは弟子の件だ。勝手に着いて来る分には構わない。邪魔しなければな。」

ああ、面倒臭い。だがバシレウスについて知る事が出来れば、あの魔導書の最後の項目の手掛かりになるだろう。青年には読めない項目を。


サルヴァンの話によれば此処の部屋は中央に位置しており、近くには父親である当主の部屋があるそうだ。だが此処から出れば人形アルサが必ず付き従う。その人形をどうにかしなければ脱出不可能。どう行っても戦闘になる事は間違いない。

「…話は逸れるが魔導書の最後の項目について何か知っているか。」

サルヴァンの表情が変わった事に青年は目敏く見つけ、そしてこいつは知っていると確信する。

「…それは当主のみが使えるとされている空間魔術の中でも高度なものです。あの…勇者様は、お使いになられるのですか…?」

「ああ。」と青年は平然に嘘を吐き、サルヴァンの反応を伺う。だが彼は変わった素振りは見せず、ただ驚いていた。思い違いかと青年は思ったが用心に越したことはない。女装野郎だが魔術を使う。しかも自分と同じ魔術を。強さも弱さも知っているという事だ。もし敵になれば戦闘の際に魔術を使用するのは確実、そして魔術に関してはこの男が上だ。

全くもって面倒だ。敵になるかもしれないしかも妙な趣味を持つ男と共に此処から出なければいけないなんて。青年はそう思ったが顔には出さずに剣を取り出した。だが刀身を鞘から抜く事はしなかった。剣に彫られた紋様を見られてはいけないと思ってしまったからだ。青年は扉に手を掛け、ゆっくりと開いた。案の定扉の前に居た人形に間髪を容れず斬り掛かれば吹き飛ぶ頭部。そして足部。動きが鈍ったその隙にサルヴァンの腕を掴み、走り出した。

「出口は何処だ。さっさと言え。」「そこを右に!突き当たりの部屋から外に出られます!」

突き当たりにある扉は青年の蹴りで糸も簡単に破壊され、部屋に飛び込むが部屋に足を踏み入れた瞬間に体を捻り、先程から剣に溜めていた魔力を一気に放出しサルヴァンの胴体を吹き飛ばした。そして足を止めて前を睨めば外ではなく床には巨大な魔法陣、壁には一面に魔導書の最後の項目に書かれていた解読不可能だった文字が至る所に刻まれていた。

大体は青年の思っていた通りだった。最初から此処に向かうまで全てが可笑しかった。あの少年の尋常までの怯えようにサルヴァンの言う組み込まれた魔術等から考えれば強い筈なのに青年の一撃で倒れる。あれほどの速度を持つ人形が自分達に追いつかない。何故サルヴァンは扉と言わずに部屋と言ったのか。生憎魔法陣は踏んでおらず発動はしていない。引き返すかと後ろを振り向けばサルヴァンの残骸は無く、ただの壁だった。


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