ポンコツ日和3
掲載日:2026/03/08
小4の頃、トイレの音姫は
「うんこが固くて出ない人のために、
リラックスできる水の音を流してくれる優しい機械」だと思っていた。
家電量販店のトイレで踏ん張ってたとき、
ボタンを押したらせせらぎの音が流れて、実際ウンコがスムーズにでたことがある。
7つ上の姉に、いかに音姫が素晴らしいかを説明していたら、突然吹き出して笑い転げられたので憤慨した。
用途を正しく理解したのは高校に上がってからだった。
社会人になって数年。
お手洗いで先輩女性社員と話していた。
議題:乳がんにいかに早く気付くか
やはり、日々触るのが良いのだろうという結論に至った。小石みたいな固いものがあれば要注意。
当時の私は、女性の胸がホルモンバランスやストレス、寝不足によって、張ったり痛くなったりするのを知らず、いま思えばストレスフルな環境で勤務していたため、数年間継続して痛かった。
だから、胸は触ると痛いもの、という認識でいた。
「触ってチェックするといっても、(痛くて)同じ箇所しか触れないしな」とこぼすと、二人の女性社員が顔を見合わせて爆笑した。
やれやれといった様子の先輩を不思議に思いながら、お手洗いを後にした。
それ以降も同系統の出来事がちょこちょこあり、私はあまり人と話さなくなった。




