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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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2025.6.25 夏の私は美しい

 みなさん、こんにちは。


「夏の私は美しい」


 ――今回のタイトル、ずいぶんと挑発的ではありませんか。


 しかし、実際にそうなのだから困ってしまいます。


 もちろん、何の根拠も無く言っているわけではありません。

 気になりますか? ふふふ、そうですかそうですか。


 今から、その秘密を皆さんに解き明かしてみせましょう!


 あ、万が一この時点で謎が解けた人がいたら……つつしんで10万YP(※1)を贈呈いたします。


 それくらいとびっきりのワンダーなのですよ。



               § § §



 ご存知の方も多いとは思いますが、この吉田晶、まったくもって「おしゃれさん」ではありません。


  だから、制服が大好きです。(←いかがわしい意味ではない)

 毎朝毎朝、何を着るかとか考えなくていいですからね。

 働くようになってからも、そういう意味では気楽でした。

 スーツ数着をローテーションさせていれば、大体はOKですから。



 それはさておき……。


「おしゃれではない」


 これが、謎を解く第一歩となります。



               § § §



 そんな風におしゃれでない私は、髪型にも無頓着です。


「夏は暑いから思いっきり短くする」

「冬は寒いから伸ばす」


 方針はこの二択しかありません。


 4月、暖かくなってきたら、1,000円カットのお店に行って髪をめちゃんこ短くしてもらいます。

 8月、まだ暑いので、もう一回これでもか!と短くしてもらいます。


 これの繰り返しです。

 秋から冬にかけて伸ばした髪を、あまりに躊躇なくカットしてしまうので、理容師さんには強烈な印象を与えたみたいです。

 まだ、片手で数えられるくらいしかその店には行っていないのですが、この前の4月にカットに行ったときには、「あッ、いつものですね!」と言われる始末。さらには、「もうちょっとこまめに来てくださいよ」と叱られてしまいました。


 いやあ、反省はしているのですよ。でも、こういうジャンルの生き方しかできないので、しょうがないのです。


 それはさておき……。


「夏は髪が短い」


 これが、謎を解くための最大の鍵となります。



               § § §



 そんなわけで、夏場の私の髪型は、ツンツンに立つほどのベリーショートです。

 こうなると、シャンプーを使う必要がありません。

 頭から体まで、石鹸で洗えてしまいます。


 まずは、頭をガーッと石鹸で洗いますよね。

 我が家で使っている石鹸は、ディスカウントストアで売っているやっすい石鹸ですが、それでも夏の私の頭で泡立てるとあら不思議、極めてふわっふわっの()()()()()泡が立つのです。

 それは、まるでBuly1803の「サヴォン・スゥペールファン・パタットドゥース・デ・カライブ・エ・キャロット・ダフガニスタン(※2)」に匹敵する良質のシャボン。

 たっぷり手に取って顔を洗うと、もうすべすべのピッカピカ。

 湯上りに鏡を見てみると、そのお肌はまるで10代!

 プリンセステンコーもびっくりなのです。


 さあ、もうお分かりですね。なぜ「夏の私が美しい」のか……


 それは「頭で泡立てた石鹸で顔を洗っているから」でした!


 みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください。

 世界が変わりますよ。たぶん。



               § § §



 ちなみに、かつて知り合いにこの話をしたところ、


「だったら●毛を常時短くカットしておいて、そこで石鹸を泡立てれば一年中美しくいられるじゃん」


 と言われたことがあります。


 違う違う、そうじゃ、そうじゃない! 結果としては同じかもしれないけど、そのためにヘアメイクするのはなんかイヤなのッ!!


 心底そう思いましたとさ。


 どんどはれ。

※1……YP

ヨシダポイントの略。1億ポイント程度あつめるとなにかいいことがあるらしい。


※2……サヴォン・スゥぺなんとか

ChatGPTに教えてもらった最高にセレブなブランドの石鹸。

もちろん、触ったことはおろか見たこともない。

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