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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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2025.6.13 アイデア

【あれ? この文章、さっき読まなかったっけ?】


 みなさま、こんにちは。

 私は現在、もわんもわんとする不快感、そしてある種の満足感の中、この文章を書いております。


 今から少し前「チラシの裏の裏には書けない」の1エピソード分を書き終えまして、内容を読み返しておりました。


(あれ? なんだか、どこかで見たような気がする……)


 慌てて確認してみたところ、数日前に書いたエピソードの内容と、重複しているように見えてしまう個所がありました。

 何から何まで同じというわけではないのですが、なんとな~く既視感がぬぐい切れない。

 例えるなら「聖闘●星矢」と「天空戦記シュ●ト」くらいの距離感であります。


(これ、もうしばらく放置して、ほとぼりが冷めた後に公開しよう!)


 けっしてボツにはしないのが吉田サンのしぶといところですが……

 しかし、問題はそこではない。


 「あした公開するはずだったものが無くなってしまった」


 これが大問題なのです。


 現在の時刻は、2025.6.12 PM 10:30。

 まだ「魔道探偵ナツメ事務所」のリテイク作業も手つかずで残っています。

 【 (↑)毎日1エピソード分をリテイク&公開中――よろしくね!】


 うわぁ、やっべえな、これ……ネタ出しから始めるとして……

 徹夜しても終わんねえんじゃないの……


 そんなとき、あるテレビドラマを思い出しました。

 タイトルは思い出せないのですが、毎回毎回ガキ大将が事件に巻き込まれるんですね。すると彼は突然逆立ちして、こう唱えるのです。


「はっちゃけ~はっちゃけ~、はっちゃけた!」


 すると不思議、トラブルを打開するためのアイデアをひらめいてしまうのです。


 なんだかすごく気になってしまったので、そんな余裕はないはずなのに、ついつい検索してしまいました。


 そのドラマのタイトルは「あばれはっちゃく」

 

 ウィキペディアの同記事によれば――

----------------------------------------------------------------------------------

長太郎は問題に遭遇すると、倒立しながら「ひらめけーひらめけー」の台詞とともに熟考しひらめきを得る(このとき「ひらめいた!」と口にする)。4代目はブリッジしながら「はっちゃけーはっちゃけー」「はっちゃけた!」、5代目は座禅を組み「きらめけーきらめけー」と変更されるなど後期にはイメージチェンジが図られた。

----------------------------------------------------------------------------------

 とのこと。なるほど、逆立ちするのは初代~3代目の主人公。「はっちゃけ~」と唱えるのは4代目の主人公。

 自分の記憶は、ずいぶんごちゃまぜになっていたみたいですね。


 ま、それはさておき……。


 さっそく、逆立ちに挑戦です!

 次の「裏裏」のネタを、逆立ちすることによってはっちゃけるのです!!



「ハッ!」



「ハッ!」



「ハッ!」



 掛け声は勇ましいのですが、なかなか足が壁に届きません(あ、もちろん壁を使っての倒立ですよ)。

 その姿はまるで「後足で砂をかけるプードル」。

 自分の筋力がこんなに衰えていたとは思いませんでした……。


 それでも、数回目のチャレンジでなんとか成功。

 さっそく、例のセリフを唱えましょう。


「はっちゃけ~はっちゃ……んぎぎぎぎ!?」


 昔、桐山某とかいう新興宗教の教祖が、

「超能力開発の技法で最も重要なのは『倒立』である」

 なんてことを言っておりましたが、あれは本当かもしれません。


 腕の方はさほどでもないのですが、頭に血がのぼってとにかくツラい。10秒くらいは我慢できたのですが、それ以上は無理。これ以上続けたら、持病の片頭痛が悪化しそうです。


 ばたーん!


 轟音と共に、地にだらしなく倒れ伏す私。


 結局、シャレオツなネタなど何ひとつ浮かびませんでした。

 貴重な時間を無駄遣いしてしまったという絶望が我が身をさいなみます。






 ――けれど、明日6月13日の記事は、どうにかなりそうです。


【冒頭にループする】

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